スコーレNo.4

宮下奈都さんの長編小説、「スコーレNo.4」。
書店にてピンと来たので購入、5時間ほどで読了。

なかなか良かったです。
スコーレとは学校のこと。(ギリシャ語読みかな?)
No.1からNo.4まで、それぞれ中学校、高校、大学、そして社会人、と大まかな時間軸を舞台に主人公・麻子の成長を描きます。

読んでて軽くイラっとくるくらい完璧な人生じゃないかと言いたくなるほどにエンディングは大団円。(笑)
だけどその分、不純物なしのさわやかな仕上がりになっており、後味に苦味も痛みも求めない幸せな小説を読みたいな、という方にはおすすめです。文体は清潔感があります。

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宮下奈都 「スコーレNo.4」

  • Posted at 23:57 on Jul 23, 2007
  • | (Closed)

想い出のみんなのうた

覚えているのを探してみました。

メトロポリタン美術館

びっくり! 大貫妙子さんだったんですね!!
歌詞の「メトロポリタンミュージアム」で覚えていたので検索しても出てこなかったのですが、一応タイトルは「美術館」だったんですね。
この「メトロポリタン美術館」は怖かった記憶があります。20年ぶりくらいに見て「そうそう、これ怖かった~」と思いました。
それにしても大貫さんだったとは。。。

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コンピューターおばあちゃん

僕らの世代には「みんなのうた」のバイブル的存在のひとつ、「コンピューターおばあちゃん」。
YouTubeにあったよ! 感動!

コンピューターおばあちゃん

なにこのかっこよさ。まさに神、いわゆるゴッド。
しかも編曲が坂本教授。知らなかったーー。しかもバックには “I LOVE YOU YMO” ってあるし(笑)。

今聴いても抜群にカッコイイ、先進的で色あせてない。1981年から放送されたということでいわばブラザーフッド。

Wikipediaにも載ってる

久石譲が好き

大好きな音楽家、久石譲さん。
最近見つけた”Summer”のコンサート演奏は震えました。これ弾きたい!

久石譲 – Summer(菊次郎の夏)

思わずmp3を抜いて携帯着メロに。

久石譲 – View of silence & 風のとおり道

このヴァージョンいいですね~。
平原綾香 with 久石譲 – いのちの名前

こちらはライヴヴァージョン
平原綾香 with 久石譲 – いのちの名前(TV Live)

高いなぁー こういうのを聴いちゃうと女性がうらやましい!!

秒速5センチで生きていくぼくら

「プラダを着た悪魔」に引き続き劇場で2回観た映画、「秒速5センチメートル」。
(2回劇場で観るかどうかがおすすめ映画の基準になりつつある。。。)

予約購入していた限定版が先日届き、今朝観ました。
いやほんとやばいって。こんなに切なくもどうしようもない作品を誕生日に観ちゃっていいんでしょうか。(笑)

なにがつらいかってですね、主人公(タカキくん)にむちゃくちゃ腹立つわけですよ。
お前、そこまで近づけたのなら、永遠だとか、心のありかだとか、分かったんなら伝えろよと。
あかりのもとへ行けよと。激しく思うわけです。
だけど、自分自身なんだわ、タカキくん。正直なところ。orz
もうこれがなんというか、切ないんだけど、腹立つんだけど、タカキのことがよく分かる。本当に、マジに。

まさにどうしようもなく、分かる。
だから、せめてタカキくんには幸せになってもらいたい。
僕らはいったい、どこに舞い降りていくんだろう。願わくば、永遠だとか、心のありかだとか、そのすみかに舞い降りたい。
秒速5センチメートル、おすすめです。

私は限定版を購入したんですが、これがいい。サントラCDつき、特典ディスク付。
しばらくはこのサントラCDを聴きます…。
この特典ディスクに収録されている、テーマ曲「one more time, one more chance」の秒速5センチ版のPVが泣ける。
本編とは別に作られたもので、別カットなども使われています。そして、本編を観たあとに観ると、これまた別の…。
私自身は救われました。(最後のカット、ほんとによかった。。。)

なのでできれば購入の際には限定版をおすすめします。
来月になってもまだ限定版が残っていたらまた買おうと思ってます。
なんで? いや、自分でもよく分からない。

DVDの詳細はこちらをどうぞ

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秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX
秒速5センチメートル 通常版