12月26日 午後5時15分

やはりこういうのは予兆なく訪れるものですね。自分が少し上の世界へ引き上げられた実感があります。

たったひとり 僕ひとり
どこかに取り残されてしまったようだ
だいたいここがどこかも分からない

人々がみんな忘れた
大昔のヨブのように
どこまで行っても ひとりぼっちだ

スターバックスの堅いポテトチップが
柔らかい僕の心に突き刺さり
その傷口から
どうやら涙が出てきたようだ

のどが苦しくて
歯を食いしばって
息がとても熱い

コーヒーの味なんて
なにも分からなかった

僕が空高く投げたボールは
余分のない弧を描き
何度かはずんで
少し転がり 止まった

いつの間にか陽は沈んで
ここはとても暗い

すっきりして非常に気分が良いです。ここまで自分の文章に救われたのはずいぶん久しぶりのような気がします。

  • Posted at 21:40 on Dec 26, 2005
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