許可を得た転載は無害か?

先日「ガジェット通信」というウェブサイトから寄稿の申し出がありました。

ガジェット通信[getnews.jp][ 1 ]

ちなみに寄稿の依頼として指定された記事はこちら。

僕が Amazon.co.jp を使わなくなった理由。 : *n.on.log – October 11th, 2010

ガジェット通信には「寄稿」というコーナーがあるようです。ところが実際に幾つか寄稿記事を見たところどうも様子がおかしい。すると案の定「寄稿」ではなく「許可を得た上での全文転載」でした。
寄稿とは簡単に言えば「依頼者のために原稿を(新規に)書いて寄せる事」なので、既存の記事をそのまま掲載するこの場合は「寄稿」という表現は適当ではないと思います。

き‐こう【寄稿】‐カウ
?名?スル 依頼されて、新聞や雑誌などに原稿を書いて送ること。「雑誌に?する」

「大辞泉」より

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  • Posted at 14:55 on Feb 21, 2013
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Twitter でタイムラインに流したくない Tweet は @home 宛に

【May 1st, 2013 追記】
@home 宛の Tweet が見えている、という情報を得ました。そこでいくつか同様の目的に使われる @アカウント名 で実際に見えているのか否か検証したので、元記事より優先して追記します。

@home が使えなくなった、というのは事実です。「@home」がアカウント名として認識されなくなったため、通常の Tweet として扱われるようになっています(アカウントとしてリンクされない)。他にもこのような扱いの名称があるので挙げると試したのは以下の通り。

@home
@send /Account suspended
@note /Account suspended
@account /Account suspended

【Twitter ホームにてメニューに使われているもの】
@followers
@following
@lists
@replies
@favorites

【Twitter サイトにてページに使われているもの/リダイレクトされるもの】
@about
@help
@privacy
@blog
@apps
@logo
@tos
@jobs
@faq

結果はこちら。左が自身の Tw 一覧、右側がフォロワーのタイムライン。右側で表示されていない分がアカウント名として機能している、ということになります。

機能しているアカウント名
ここからアカウント名として機能していない(このアカウント名宛に Tweet してもフォロワーのタイムラインに表示される)のは以下のものになります。

@home
@following
@favorites
@about
@help
@privacy
@apps

逆にアカウント名として機能していてかつ使いやすい短いものはこちら。
# Account suspended のものはかつて存在していたということなので @null のようにのちに復活する可能性があるためここでは除外。

@lists
@blog
@logo
@tos
@jobs
@faq

今のところこれらが代用に足るアカウント名になります。しかし、@home がアカウント名として認識されなくなったという変更は「2013年5月1日現在としては」と断りを入れざるを得ません。今は「存在しないアカウント名」として機能していても、いつ何時 @home と同じ扱いになるとも分かりません。便利なので何か確約のあるアカウント名が欲しいところですね。

追記分は以上です。以下より元記事。


@home 宛に Tweet すればタイムラインには流れない

Twitter では「@アカウント名」で始まる Tweet は「@アカウント名」をフォローしていない人にはその人のタイムライン上には表示されない仕様になっています。
例えば私が「@A 見えますか」と Tweet したら、私のフォロワーのうち @A をフォローしている人のタイムラインには表示されますが、@A をフォローしていない人のそれには表示されません。噛み砕いて言えば「お互いに友人同士の会話なら見えるが、自分の友人と自分の知らない人との会話は見えない」ということですね。

さて、それを利用して「誰もフォローできないアカウント名宛に Tweet すれば、誰のタイムラインにも表示されない」ということができます。各人のアカウントホームページにアクセスすれば Tweet 一覧は見ることができますから、非表示 Tweet とは違います。あくまでも簡易的な「フォロワーのタイムラインに流さない」というものになります。しかしこれでも非常に有用で、自分用のメモであるとか、また積極的にフォロワーに見せることではないけど言いたいこと[ 1 ]などを Tweet することができます。

それで私は今まで @null 宛にこのような Tweet を送っていたのですが、ふと @null にアクセスしてみるとあるんですね、このアカウント。たしか去年くらいまでは「このアカウントは凍結されています」とかなんとかのメッセージが出てフォローできないアカウント名だったはずなのですが、今では普通にフォローできるアカウントになっているようです。
フォローするようなアカウントではないのでこれはこれでいいのかもしれませんが、やはり実在するアカウントとなると気が引けるのも確か。それで代わりとなるアカウント名は何かと思ったら @home でした。

https://twitter.com/home

この URI にアクセスすると分かりますがアカウント名の云々以前に Twitter のトップページへリダイレクトされます。これこそまさに「誰もフォローできないアカウント名」なんですね。
というわけでちょっとしたことですが覚えておくと便利な小技でした。

  • Posted at 14:31 on Jul 25, 2012
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Facebook のコメント欄で改行する方法

コメントでも改行できる
Facebook のコメント欄では、改行させようと Enter(Return) をすると即座に書き込みが実行されてしまい、「コメント文中では改行できない」という認識でしたが、方法を見つけました。

改行させたい箇所で Shift + Enter(Return) です。

これにより好きなように改行させられ、コメントを読みやすい形で投稿できます。
ただし連続の改行は無効となり、複数行にわたる空行は入れられません。

また自身の Status や他のユーザの Wall への書き込みの場合は通常通り Enter(Return) で改行することが出来ます。

  • Posted at 11:45 on Jul 14, 2011
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Googleニュースをカスタマイズ

Googleニュース
とりあえず的に世の中の流れを概観するのに便利なGoogleニュース
それを自分好みにカスタマイズする標準の設定方法なのでわざわざ取り上げるのもあれなのですが、私自身が最近まで気づかなかったので紹介します。

1. ソースメディア(記事提供媒体)をある程度コントロールする

これ、最近まで知りませんでした。ずっと気になっていた点なので助かりました。
Googleニュースは数々のソースメディアからクローリングしてまとめているわけですが、中には見たくないメディアもあるかもしれません。その場合は「あまり表示しない」記事の提供元を指定することが出来ます。

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  • Posted at 23:54 on Oct 26, 2010
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Google、元のデザインに戻る

先日、Googleのページデザインリニューアルに関連した記事を書きましたが、今日27日に元のページデザインに戻りました。(なんか余計な宣伝文が代わりに出たような気もしますが…)
Stylishを有効にされている方は、次のデザインが決まるまで無効にして構わないと思います。

元のデザインに戻る

公式アナウンスはこちら。
ホームページのデザインについて – Google Japan Blog

ホームページのリニューアル後、たくさんのユーザーの方からフィードバックを頂きました。
Google では、ユーザーからのフィードバックもサービスの開発、改良のため、重要な情報として参考にしています。

本日より、一旦デザインを以前のホームページに戻すことにしました。
改めて日本のユーザーにあったホームページのデザインを検討し、改良を加えていくためです。
(中略)
今後も一部のユーザーを対象にし、色々なデザインを試験的に採用させて頂くことで、より多くの日本のユーザーに使って頂けるようなホームページの制作に向けて、開発を進めていきたいと思います。

もしかしたら私と同じような意見も相当数いったのでしょうかね。

もうフルカスタマイズ形式でいいと思うんです。iPhoneやiPod touchのホーム画面のように、自分の使うツールアイコンを足したり引いたりできる。お望みならば、検索以外すべてなくすこともできる。フッターに「すべてのGoogleツールはこちら」とリンクがあれば、あとはユーザに任せる。潔くてとても好印象です。

次世代GoogleはブラウザにおけるFirefoxやSleipnir、Operaのように、ある程度「分かってる人」が使うツールでいいと思うのです。PC/ウェブリテラシーの特別高くない人(言い換えれば現在の世の中の大多数の人)を相手にしたらGoogleに勝ち目はないと思います。

なぜならそのようなユーザは検索エンジンにしてもブラウザにしても「乗り換える」という発想がありません。90年代よりポータルサイトを運営しているいわば重鎮を相手に、この点でシェア争いしても有益な数字は得られないと思います。彼らは複数のサーヴィスを数珠つなぎにして、乗り換えられにくい体系を作り上げています。
加えて、これがとても重要だと思うのですが、リテラシー(ある対象についての能力・知識とでも言いましょうか)は経験や教育で高くすることはできても、一度リテラシーを得た人は今より低くすること、忘れること、我慢することはできないからです。

例えで言えば、「解凍ってなんですか?」という(いわゆる揶揄表現でいうところの)教えて君に「こうです、Lhasaでも使いなさい」と言えば、彼はもう2度と「解凍とは」と悩まなくなるわけです。放っておいても新しいPCにはLhasaを入れるようになる。下手したら自分で調べることも覚えてLhaPlusとか7-Zipとか入れるようになるかもしれない。でもそれがリテラシーの向上というものです。

「上がった人をすくい取り、逃さない」。そういうサーヴィススタンスにGoogleが突き進んだら、もはや敵なしと言っていいんじゃないでしょうか。
ディジタル世代の成熟とともにユーザが増えることはあっても、減ることはありません。

関連記事:
Googleの「急上昇ワード」を非表示にする Feb. 6, 2009

  • Posted at 21:56 on Mar 27, 2009
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