新サイト移行のお知らせ

この度新しくサイトを公開し、ブログも含めて完全に移行することにしました。
こちらのブログは更新終了とします。

新しい服を下ろしたような、すっきりとしたサイトになりました。

http://19810720.org/

お手隙の際にお立ち寄りください。

  • Posted at 01:03 on May 19, 2015
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言葉の変わる速度

夜明け
夜明け。

言葉は生き物のようなもので時代の流れに沿って変化したりします。平安時代の人と会話できるかといったら難しいかもしれない。「いとおかし?」くらいしか言えません。
また一瞬とも言える短い間に生まれては消えていく表皮細胞のような言葉、いわゆる流行語というのもあります。「よっこいしょういち」とは今でも言ったりするかもしれませんが(「らき☆すた」の柊つかさで知った人も多いかも)、「チョベリグ」なんて久しく聞いていません。本当に流行ったのかすらもう思い出せない。

流行語も含めて、言葉というのはその時その時の時代の空気を吸って大きくなったり小さくなったり、ちょっと向きを変えるといったことを繰り返す、そういう変化が運命の生き物なのでしょう。
ではある言葉が変化するその瞬間はいつなのだろうと考えてみるとこれが難しい。結局言葉というのは我々人間が遣うものなので、ある日から突然消えたりはしません。徐々に遣う人が少なくなり、流行語のように耳にしなくなり目にしなくなり、忘れていくうちにそもそもその言葉を知らない世代が生まれ増え、そうしてひとつの言葉が、遣い方が死んでいく。生き物とはいっても非常にゆっくりとした生命なのかもしれません。

例えば「新しい」という言葉があります。同じ意味で「新た」という言葉があります。
「新しいスニーカー」といったら「あたらしい」と読みますが、「新たな気持ち」の場合は「あらたな」と読みます。実は昔は「新しい」の場合も「あらたしい」と読んでいたそうです。ところが言いにくかったのか分かりませんが「あらたしい」のほうは「あたらしい」と読むように変わってしまった。おそらくこれも一朝一夕で変わったのではなく、世代の流れでゆっくりと押し流されるように変わっていったのかもしれません。

今現在も変わりつつある言葉というのがあります。多くは誤用というかたちで遣われることの多くなってきた言葉たちですが、上に書いたような「変化することが運命」とは分かっていても、なかなか誤用と分かっているうちから歓迎するのも難しい。このあたりの「誤用と変化のボーダーライン」はおそらく個々人の受け止め方で変わると思うのですが、私はたぶん保守的なほうです。誤用だろ、とツッコむ人がいるうちはまだ変化したとは言いたくない気持ちがあります。

違和感感じない人も多いだろうなぁとは思いつつ、ひとつここで生活の中で目にしたり聞いたりする言葉のうち、私が気になる言葉を挙げてみようかと思った次第。
それぞれの言葉について簡単な解説、そして私が個人的にそれを受け入れられるかどうかという私以外にはあまり関係のない一覧です(笑)。皆さんはいかがでしょうか。ちなみに順番は思いついた順です。


  • 独壇場(どくだんじょう)
    • 一人舞台という意味で遣われること多々。こんな言葉はない(だが広辞苑には載るようになった)。
      正しくは「独擅場(どくせんじょう)」。「擅」と「壇」の字を間違えた人が多いらしくそれが原因か。「擅」という字に「一人で勝手にすること」「ほしいままにすること」という意味がある。他には擅断(専断とも)など。
    • これはまだ誤用でしょう。でも間違えている人が多いのも事実。逆に「独擅場」と正しく言っている人を見ると「こいつ…できるな」と内心思います。
  • 課金
    • スマートフォンアプリの有料の機能拡張やオンラインゲームなどで課金アイテムというものが出てきてよく目にするようになった言葉。本来はサービス提供者がユーザに向けて料金を課する、つまり「課金する」ものであるが、ユーザが「アイテムを購入した、料金を払った」という意味で「課金した」と遣う人が結構多い。この場合正しくは「(プラグインなどの)料金を払った」「課金アイテムを購入した」となる。要するに単に「買った」と言えば良い。
    • これは明らかに誤用。間違えていたら単に言葉を知らないだけかと。
  • ホームページ
    • 「ウェブサイト」の意味で遣う人が非常に多い。正しくはブラウザのスタートページ(初期表示のページ)のこと。またはウェブサイトのトップページのこと。
    • これはもう諦めている(笑)。でも自分は遣わない。
  • 性癖
    • 「性的嗜好」「性的フェティシズム」の意味で遣う人が多い。正しくは、というより本来この言葉にセクシャルな意味はまったくない。「性質」「性分」「性格」などと同じ意味。「散らかった机を見ると片付けずにはいられない性癖だ」などと遣う。
      ちなみに「フェティシズム」も学問により意味合いは全く異なる。例えば人類学では「呪物崇拝」の意で、性的フェティシズムは心理学での用法であり、しかも性的倒錯(パラフィリア)というもっと深いものを指す。
    • これは誤用。というか本来の意味で遣っている者としては誤解を生むこともある迷惑な誤用だったり。
  • 姑息
    • 「卑怯」という意味で遣われること多々。正しくは「一時の間に合わせ」とか「その場逃れ」という意味。「姑息な手段」とは例えば「おかずが足りなかったので缶詰を開けて間に合わせた」とかそういう感じか。
    • これはもしかしたら正しく知っている人の方が少なくなってきているかもしれない。
  • 確信犯
    • 悪意を持って、悪いと分かっていて、または(ある結果を)狙って行動する人のことを言ったりするが、本来は「本当にそれが正しいとの確信を持って」行動する人のこと。
    • これは誤用された人が可哀想である。例えば道義的責任感や正義感より内部告発した人などは確信犯と言える。
  • おまけ:ツンデレ
    • 本心では仲良くしたい(デレ)のに、素直になれずつい素っ気ない態度や攻撃的な態度(ツン)を取ってしまう人物を表現したりするが、本来は「皆の前では興味のないふり、または嫌いかのような態度を取るのに、二人きりになるとデレる」人物のこと。
    • こういうサブカルの言葉というのは薄まっていくのが運命なのでツッコむのも野暮なのだが、最近は薄まりすぎてもうどうでも良くなっていたり(笑)。

とりあえずパッと思いついたのはこんなところでしょうか。もちろん私が知らずに誤用しているのもあると思います。言葉はできる限り正しく遣いたいなと思っているのでチャンスがあれば知りたいですね。

こういうのまとめたページとかないかなと思ったらニコニコ大百科にありました。

誤用の多い日本語の一覧とは (ゴヨウノオオイニホンゴノイチランとは) [単語記事] – ニコニコ大百科[nicovideo.jp]

「穿った見方」は知らなかったなぁ。

  • Posted at 23:06 on Apr 11, 2015
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【艦これ】呉、85.8、強くてニューゲーム

呉鎮守府へ帰る

この2月に呉鎮守府に戻りました。略歴はこんな感じ。

2013年8月1日 呉鎮守府に着任
2013年8月8日 大湊警備府へ転属
2014年1月22日 戦艦大和、着任
2014年3月21日 戦艦大和、武勲艦に(参考記事
2014年4月2日 初の元帥へ昇進
2015年2月5日未明 大湊での最後の日、最大瞬間風速で過去最高位となるランク69位を記録
2015年2月5日 呉鎮守府に帰る

呉に戻ったからと言ってゲームとして何がどうと変わることもないのですが、やはり戻ってきたという気持ちは大きいですね。あとゲーム開始時の台詞、「提督が鎮守府に着任しました」が配属と合っているとか(「鎮守府」は初期の4サーバしかない)。

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  • Posted at 23:32 on Mar 12, 2015
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蘭 2015

ブルームーン
今年も蘭の季節。よく咲いてくれています。
陽が当たると香りが出てくるらしく、朝になると陽を浴びて部屋が甘い香りに。

色が大変濃い
今年のブルームーンは色が大変濃く元気です。昨秋あたりに肥料をあげたのですがそのせいでしょうか。

オンシジューム

甘い香り
こちらはオンシジューム。去年植え替えで古い根を除いたせいか、例年に比べると小振りなものの元気に咲いています。甘い香りも強いです。

  • Posted at 21:26 on Feb 16, 2015
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眼鏡を作った

人生初の度付き眼鏡
人生初の度付き眼鏡。眼鏡ケースは無料サービス。

車の免許を取得したときに、眼鏡着用の条件はつかなかったものの(=裸眼で運転できる)、やはり見にくい場面もあり自分でも気になるので眼鏡を作ることに。あとこれは前々から感じていたのですが、映画館で映画観るときに不便までは感じないものの何となくぼやけているような(笑)。せっかくお金払って観るのにもったいないなぁと感じていました。

最初は眼科で測ってもらって、眼鏡屋に行こうと思っていたのですが、調べてみると眼鏡屋で測ってもらうのも不都合はないようです。医療機関じゃないと(悪く言えば)いい加減なチェックかもしれないという先入観がありましたが、ちゃんと見えなければ文句の出る眼鏡屋ですからおざなりな診断ということでもないのでしょう。

検眼魂 「メガネは眼科、メガネ屋どっちで調べるといいの?」①[shinobi.jp]
検眼魂 「メガネは眼科、メガネ屋どっちで調べればいいの?」②[shinobi.jp]


今まで自分と眼鏡の付き合いというと、常用しているサングラスは別としてパソコン作業用眼鏡(ブルーライトをカットするやつ)の JINS くらい。今回はその PC 用眼鏡のレンズ交換をしてみることに。上の写真の前身はこれ

調べてみると別のお店で購入した眼鏡でもレンズ交換はやってくれるものだそうで、今回は横浜西口にある「眼鏡市場」というお店へ。事情を説明すると(併設されている) ALOOK ならもっと安くレンズ交換できると教えてもらって、1階の眼鏡市場から2階の ALOOK へ。あとで調べて分かったことですが、この2つは経営元が一緒でした。客層によってブランドを分けているんでしょうか。それと ALOOK は「アルック」じゃなくて「アルク」と読むらしい。そのうち「ミエル」というお店も出来るのではないか。

ALOOK(アルク)(メガネ・眼鏡・めがね)[alook.jp]

検査では緑と赤の丸でどっちがはっきり見えるかとか、ひらがなを読むチェックを繰り返し、結構しっかりと調べてもらった印象です。矯正後の視力(眼鏡の度をどのくらいにするか)は 1.0 か 1.2 のどちらにするか選べましたが、最初の眼鏡なのでより差の少ない 1.0 で作ることにしました。

いやぁ、よく見えるんでびっくりしましたね。覚えている限り、私は以前視力 1.2 あったんですが、こんなに見えていたんだという(笑)。
普段使いしてもいいそうですが、見えすぎて情報が入りすぎる嫌いがあるので(見なくてもいい広告が見えるとか)、普段は着けずに当初の予定通り運転時や映画鑑賞時のみ着ける予定です。

料金は 3,240円。眼鏡市場だと1万円以上するとのことだったのでこれは嬉しい。「やはり見にくいな」という場合も、購入後3ヶ月以内なら作り直し無料とのこと。

LENS お客様の目に最適なレンズを|ALOOK(アルク)(メガネ・眼鏡・めがね)[alook.jp]
SERVICE スピードと安心を|ALOOK(アルク)(メガネ・眼鏡・めがね)[alook.jp]


調べてもらう前は、自分には乱視があるのだろうと思っていたのですが、乱視はまったくなく、単に近視というだけのこととのことでした。度数でいうと両目とも -0.75。
遠くのものが見えづらくなる近視について調べてみると興味深かったです。

近視 – Wikipedia[wikipedia.org]

誕生し20代前半からおよそ37歳までにかけては眼球が成長するので誰でも例外なく近視の方向に屈折状態が変化する。
この時期に近視の症状が現れなかった者は、近視化しなかったのではなく、遠視が十分に強かったために近視が顕在化しなかっただけである。成長期の終わった後の最終的な屈折状態(近視または遠視の強さ)は、

  1. 生まれ持った遠視の強さ
  2. 成長期における近視化の度合い

の2つで決まる。

最終的な屈折状態を決める要因としては (1) が主なものであることで専門家の意見が一致している。つまり、生まれ持った遠視の強さによって将来近視になるかはほぼ決まる。

赤ちゃんの時は遠視だとは聞きますね。それが眼球の成長に伴って近視化するという。目が悪くなったというよりは「本当の視力に成長した」ということなのかもしれません。

  • Posted at 18:48 on Feb 03, 2015
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