文学賞を狙う方は参考に

本屋でたまたま見つけて買ったんですが、「ダ・ヴィンチ」という文学系雑誌の今月号(7月号)が文学賞特集です。
まだ新人賞公募一覧しか読んでないんですけどね。(それ目当てで買ったようなもの。)

ちなみに私はけっこう本気で(というか本気で)新人系文学賞狙ってます。やっぱりプロモートとして受賞が手っ取り早いのではないかと。文学賞狙っている方、一緒に公募一覧眺めてにやにやしましょう。

ダ・ヴィンチ 7月号(No.135) 450円です。表紙はめちゃくちゃ美しい黒谷友香さんです。

  • Posted at 20:24 on Jun 13, 2005
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「蹴りたい背中」、「蛇にピアス」

いまさらですが、読みました。

綿矢りさ、「蹴りたい背中」
金原ひとみ、「蛇にピアス」

のふたつ。去年の1月か2月に発表された芥川賞受賞作。
発表直後に発売された「文藝春秋」という文芸誌に両作品とも全文掲載されました。興味はあったけど単行本を買う気にはなれなかったのでこちらを購入。実は全然読んでなくてしまってたんだけど先日そろそろ読むか、と思って一応読了。

作品の感想というかひとつ思ったことを。
たぶんあの作品を書いたのは彼女たちが18、19歳あたりだと思うんですが。思い返してみると、自分が18、19歳のときもこういうの書いてたな、と。

私としては彼女たちのこれからの作品も読んでみたいなと思いました。あと3年後、5年後の作品を。
好き嫌いは別として、やはり同年代としてこれからも書き続けて欲しいなと真剣に思う。

  • Posted at 22:05 on Jun 04, 2005
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「僕たちの好きな 村上春樹」につっこみ

を最近ちびちびと読んでます。(詳細はこちら
もうずいぶん前に買ったものなのですが、しまったままぜんぜん手をつけていませんでした。

まだ半分も読んでいないのですが、気になったのがあったので。
「酒」の項目で、「酒のこういうシーンが読みたい」というのがあるんですが、ここでこの「酒」のキーワードを担当されている高橋和香子さんは日本酒をあげておられます。

「村上春樹の作品にはいろいろな酒が登場するけれど、一度も出てきていないのが日本酒。(中略)
是非一度登場させて欲しい。」

お言葉ですが、高橋さん。日本酒もちゃんと出てきています。思い出せるだけで2回あります。(ノンフィクションは除く)

ひとつは確実ですが、「ノルウェイの森」です。
直子が死んでしまい、主人公は一ヶ月ほど放浪します。で、廃船の影で泣いていると若い漁師がやってきます。そしてふたりで日本酒を飲みます。

もうひとつは、「国境の南、太陽の西」。
主人公が妻の父親と昼に鰻屋で食事をするシーンです。ここでは日本酒と明記はされていませんが、鰻屋ですからおそらく日本酒であろうと思われます。

ってこんなところに突っこむなんてオタッキーに過ぎるかなぁ…。

  • Posted at 22:11 on May 23, 2005
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辞書が好き

辞書が欲しいです。とりあえず最新の英和辞典。

私が大好きな作家、村上春樹さんは「リーダーズ英和辞典」を真っ黒になるまで使って今はもう3冊目らしいです。
春樹さんいわく、無人島に1冊本を持っていくのなら「リーダーズ英和辞典」を持っていくそう。

いい加減新しい英和辞典が欲しいと思いつつ、辞書って高いんですよね。
そういえば学生街には古本屋さんが必ずありますが、新品同様の辞書が結構あったりします。あれってどういうルートで入るんだろう?

今までもらった物のプレゼントで何はともあれ、一番役立っているのは伯父からもらった国語辞書です。広辞苑の第五版を高校入学祝いでもらいました。入学祝いに辞書っていいですね。ほんとそのあともずっと役に立ってます。

紙の書籍の辞書は思わぬ語句も目に入ってくるので色々な発見があってとても面白いですね。

  • Posted at 21:04 on May 17, 2005
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