を最近ちびちびと読んでます。(詳細はこちら)
もうずいぶん前に買ったものなのですが、しまったままぜんぜん手をつけていませんでした。
まだ半分も読んでいないのですが、気になったのがあったので。
「酒」の項目で、「酒のこういうシーンが読みたい」というのがあるんですが、ここでこの「酒」のキーワードを担当されている高橋和香子さんは日本酒をあげておられます。
「村上春樹の作品にはいろいろな酒が登場するけれど、一度も出てきていないのが日本酒。(中略)
是非一度登場させて欲しい。」
お言葉ですが、高橋さん。日本酒もちゃんと出てきています。思い出せるだけで2回あります。(ノンフィクションは除く)
ひとつは確実ですが、「ノルウェイの森」です。
直子が死んでしまい、主人公は一ヶ月ほど放浪します。で、廃船の影で泣いていると若い漁師がやってきます。そしてふたりで日本酒を飲みます。
もうひとつは、「国境の南、太陽の西」。
主人公が妻の父親と昼に鰻屋で食事をするシーンです。ここでは日本酒と明記はされていませんが、鰻屋ですからおそらく日本酒であろうと思われます。
ってこんなところに突っこむなんてオタッキーに過ぎるかなぁ…。