宇宙に響く愛の唄

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Bump of Chicken “jupiter

物語性豊かな作品を紡ぎ出す、Bump of Chickenの3rdアルバム “jupiter” (2002年作品)。
これは完成された一枚と言っていいでしょう。それだけ隅から隅までいい! 1st、2ndからここに来てその愛の広がりには感銘を受けずにはいられません。

ごつごつしながらもそこにあるのは、飾らないナマの気持ち。願い。想い。それを貫き通した彼らには惜しみない賛辞を。素晴らしい!

見えないモノを 見落として 望遠鏡をまた担いで
静寂と暗闇の帰り道を 駆け抜けた
そうして知った痛みが 未だに僕を支えている
「イマ」という ほうき星 今も一人追いかけている
( “天体観測” )

君のボールはいつも
届かない所へ飛んでいく
君はボールを何度も
僕に投げた

とれるわけない球も 呆れながらも 必死で追う
「とれなくてもいい」と 微笑んで欲しくない
( “キャッチボール” )

虹を作ってた 一度 触れてみたかった
大人になったら 鼻で笑い飛ばす 夢と希望
ところが 僕らは 気付かずに 繰り返してる
大人になっても 虹を作っては 手を伸ばす
( “ハルジオン” )

耳障りな電話のベル
「元気?」って たずねる 君の声

僕の事なんか ひとつも知らないくせに
僕の事なんか 明日は 忘れるくせに
そのひとことが 温かかった
僕の事なんか 知らないくせに
( “ベル” )

最後を締める曲、 “ダンデライオン” は泣けます。泣きました。
あなたの大切な人に、このアルバムを贈るのもいいのではないでしょうか。

28年物RYDEEN

惑さんの記事を見て驚愕。
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が再結成!? “RYDEEN” を新録!? ギャーッ!! まじっすか…。

かっこええーーーっっ!!

キリンラガーのサイトはこちら。(CMギャラリーの「衣裳について」も注目。このコスしてぇー!)
今回のCMのために新録された”RYDEEN 79/07″のサイトはこちら
しかも配信されてます。即iTunes Storeで購入。

まさに “28年物” ですな…。まろやかです。たまらんです。オリジナルはこれ。
YMO – Rydeen (Official Video) (URL)

かっこいいねぇ…。
自分はこの “RYDEEN” と “TECHNOPOLIS” で音楽に目覚めたので特別に感慨深いです。その “TECHNOPOLIS” も。
YMO – Technopolis (Official Video) (URL)

T-E-C-H-N-O-P-O-L-I-S!! TOKIO!!

散開ライヴアルバムの “Technopolis” – “Rydeen” は神。
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YMO “AFTER SERVICE” – Amazon.co.jp

秒速5センチメートル

Yahoo!のサイトで知った今春公開予定のアニメ、「秒速5センチメートル」。
このヴィジュアルがまさにツボ。かっこえーー!

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「秒速5センチメートル」
オフィシャルサイト
Yahoo!映画

これは観たい。
監督は新海誠さん。知らなかったけれどちょっと注目。
オフィシャルサイトからはHDサイズの予告編が観れますので、可能な方は是非。壁紙でも繊細な色遣いが堪能できます。

3話からなる連作短編、そして上映時間が60分ということは20分×3、ということなのかな?
それにしてもこの色彩世界、たまらんです。。。

  • Posted at 21:41 on Feb 10, 2007
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日本の伝統美

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Pen No.190 特集:「いまこそ知りたい日本の伝統美。茶の湯デザイン」

発売時に購入、そのまま読まずに日が経ってしまったのですが、茶を点てたのを機に読むとこれが素晴らしい一冊。
茶の世界というのは本当に日本美、芸術美が凝縮されていますね。日本人でよかった。

本誌では茶室のデザインから茶碗、茶の道具、茶席菓子についても。「茶の湯」に関して分かりやすく触れられています。
バックナンバーはまだあるようですのでぜひチェックされてください。自分は永久保存版に認定。

  • Posted at 21:46 on Feb 03, 2007
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Naturalectronica

Naturalectronica(ナチュラレクトロニカ)。
もちろん造語です。全世界ですら使っているやついない。(笑) もっと一般的な言葉を使ってだって。

これはiTunesで楽曲のジャンルを入れるときに勝手に作ったジャンル。
ナチュラルサウンド(生楽器)とエレクトロサウンド(クラブ系)の融合した音楽。
いわゆる「ラウンジ系」の音楽でより生楽器と電子楽器の対比が明確になったもの。(この場合生ピアノか電子ピアノかは問わない。)

そしてそのきっかけでもあり、最近の個人的大ヒットがDAISHI DANCEの”the P.I.A.N.O. set”。
「やりたい音楽をやられたっ!!」というのが正直な感想です。

タイトル通り、ピアノを全面にフィーチャーしつつ、クラブサウンドときれいにまとまっています。
レーベルサイトでは試聴できるのでぜひ。
FreeTEMPO(ウィンドウ固定&音アリ)が好きな方はほぼ確実に気に入ると思います。

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DAISHI DANCE “the P.I.A.N.O. set”

  • Posted at 07:37 on Feb 02, 2007
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