ライヴ@東京・四谷

ライヴに行ってきました。
東京・四谷にある、「四谷天窓.comfort」にて開催された、「DRAMATIC NIGHT VOL.60 ~DRAMATIC NIGHT 5周年記念ライブ~」。
つては大津美紀さん。(以前からのおつきあいですが実際に会ったのは初めて。)
美紀さんは3年ぶりのステージということで緊張したみたいです。でもライヴはとてもよかったです。

出演された方たちはみなさんピアノ(&キーボード)弾かれるんだけど、ピアノが弾けるっていいですよね、ほんと。うらやましい。かっこよかったです。もし子どもをもったらピアノは習わせたいです。

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四谷三丁目駅にて。

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夕食をご一緒したのですが(@渋谷)、選んだ店はどうも… というかかなり明確にNGかな。写真のトマトと白身魚の冷菜はおいしかったのですが。サーヴィスがなってないのにサーヴィス料とられるのは納得いかない。

  • Posted at 21:04 on Oct 31, 2005
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地面の写真を撮るということ

ふと思ったのですが、私はよく地面の写真を撮ります。「地面の何か」を撮るのではなく、「地面」を撮ります。
なんでかな、と自分でも考えたのですが、やはりそこには私の思いというか。
そこにまた別の何かを見ているような気がします。地面を通して己を見ているのかもしれません。
絵的にはタイルであったり、碁盤の目状のもの、また、なにかラインとなるものが入っているもの… などをよく撮っているようです。これは写真に奥行きを簡単に出すことができるからですね、たぶん。

地面に這いつくばりながらでも、その先へ。そういう思いを写真を見て自分では思うのですが。
地面ばかりを撮るフォトグラファーっていましたっけ? 地面の写真集でも出したいですね。
肩書きは、”ground photographer”。おお、なんかかっこいい。(笑)

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プラットフォームにて。これは失敗。ラインの構図が…。

  • Posted at 21:28 on Oct 24, 2005
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「虹」

オリジナル詩。

「虹」

虹は

雨が降らないと

空に架かることはできない

だからって

雨が降っているあいだ

楽しいことにはならないわけだけど

いつか虹が見れたらいいと思う

長い雨と

一瞬の虹

  • Posted at 20:57 on Oct 24, 2005
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「東京奇譚集」 – 村上春樹

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村上春樹 「東京奇譚集」

春樹さんの最新小説、五編の不思議な話。とても楽しく読むことができました。短編集なので気楽に読めますし。それでも春樹さんの魅力が端々ににじみ出ており、ファンとしてはうれしい限りです。

春樹さんの小説ではよくあることですがいわゆる“答え”は出てこないので、物語の不思議さに、また謎に“答え”を求める方、また“答え”が与えられないと消化不良のような、満足できない、という方は読後に「?」が残って落ち着かないかもしれません。
「謎」は「謎」として受け入れてしまえる方は物語を楽しむことができると思います。

この「東京奇譚集」に収められているお話にもたくさんの不思議、謎が出てきます。でもそれらを「解決」しよう、という種類のものではありません。
「こんなこともあるんだ」「こんなこともあるのかもしれないな」
そういう風に読める方はとても楽しめる作品だと思います。私は好きです。現実世界でだってそうそう「答え」なんてあるものじゃないし…ね。

「東京奇譚集」には五編の物語が収められているわけですが個人的に気に入ったのは、「偶然の旅人」と「どこであれそれが見つかりそうな場所で」です。
春樹さんは短編をまず書いて、それを長編小説に新たにもっていく、という形をとることがあるので、もしかしたらこれは長編でまた書かれるかもしれないな、などと思うものもありました。

この前も少し書きましたが、今回の装丁は個人的に大好きです。カヴァーも落ち着いた和風という感じで深みがありますし、中の紙質や色も好みです。
そして忘れてはならないのが書体。楷書体を少し滑らかにした行書になるのかな? 最初慣れるまで2,3ページかかるのですが、のちにそれがとても馴染んで、「この書体がいい」というふうになりました。味わい深い書体です。日本語の美しさを実感した書体でした。

ごちそうさまでした!

  • Posted at 18:00 on Oct 22, 2005
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“here & now” – kaskade

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kaskade “here & now”

さわやかで明るい、派手じゃない大人のハウスミュージック。このキーワードにピンときたかたはチェック!
どこかで聴いたのか名前だけはチェックしてあったのですが、先日HMVにて見つけて一曲試聴して購入したアルバム。
kaskadeの2枚組みベストアルバム、「here & now」

広がってゆく気持ちよさは保証します。ブックレットレヴューに「女性ウケがいい」とありましたがそれも分かる気がします。ほんとにメロディがきれい。
あえて一曲だけ選ぶなら、アルバムの最後をしめくくる “Still Still Still”。
空を飛んでいるようなメロディに、エアリィな女性ヴォーカルが静かにからむ。寝る前の一曲に最適。

これは自信をもってオススメの一枚。

  • Posted at 20:48 on Oct 21, 2005
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