MY AMERICA

MY AMERICA
TIME誌と契約している報道写真家、Christopher Morris。
最近の彼の写真。
Campaign Reflections
Obama’s Nation of Hope
こちらから彼の写真をたくさん見れます。
彼はホワイトハウス担当カメラマンです。彼の特集番組が先日NHKで放送されました。

ラストカット ~ファインダーが見たブッシュ大統領の8年~ – BS世界のドキュメンタリー : NHK
今度の21日に再放送するとのことです。一時間番組なのでおすすめ!

ブッシュ前大統領を撮り続けていた彼の言葉で印象的だったのは、「ブッシュは8年間、なにも変わらなかった。変わったのはアメリカ国民のほうだった」と。「最初、正直ブッシュ大統領は個人的に嫌いだった。でもアメリカ国民がブッシュ離れを始めた時期に、僕は逆に好感さえ抱くようになっていた」と。

それが実際に分かるのは、紛れもなく彼の写真。心ここにあらずといった表情でブッシュ大統領を見つめる国民。「必要な権力はみな手に入れた」という言葉にあるように、人々の目はスーパーマンを見つめるそれのようです。

一人一人の「MY AMERICA」。アメリカという国で生まれ育った人が、星条旗にかける想い。それを部外者の自分が見るに、アメリカに国教が存在するならば、それはアメリカ自身なんだと思いました。

Christopher Morris 'MY AMERICA'
Amazon.co.jp – Christopher Morris “MY AMERICA”

Amazon.co.jpで4,045円で買いましたが、取り寄せ中に念のため有隣堂で聞いたら在庫はなく輸入になり、価格も7,000円を超えるとのこと。Amazonでの価格も調べてくれてそちらのほうが安いですと教えてくれたのには驚きました。有隣堂すげえ。

  • Posted at 08:32 on Mar 17, 2009
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fantaspring

冬知らず
冬知らず(フユシラズ)。Google イメージ検索

横浜・元町商店街にて
横浜の元町商店街にて。

「希望」や「不安」を併せ持つ春ということでハイ・コントラストに仕上げてみました。(珍しく解説)

英語の”Spring”にはいろいろな意味があります。「春」もそうですが、「ばね」とか「泉」とか、「跳ねる、湧き出る」という動詞としても使います。
言語学としてのこの言葉の歴史は分かりませんが、私には共通して「溜めていたものを吐き出す」といった意が根底にあるように思います。
力を溜め、吐き出して跳んでいくばね。エネルギーを溜め、吐き出すかのように芽を出す種。長年の浄化を経て地上に再び現れる泉。

裏を返せば一番負荷のかかる瞬間ですね。負荷をうまいぐあいに自分用の力として利用したいものですな。
日々の忙しさに怠けないで新しく勉強を始めなければ…。本は買ってあるのに!(笑)

  • Posted at 07:30 on Mar 17, 2009
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Benjamin Button

「崖の上のポニョ」がおもしろすぎる

「崖の上のポニョ」
崖の上のポニョ」、観てきました。
いやーーおもしろい! やばいくらいにどきどきわくわく。
この夏は観たい映画が重なってまして(「闇の子供たち」、「スカイ・クロラ」、「地球でいちばん幸せな場所」そして「ポニョ」の4作品。こんなに重なるなんてなにがあったのさ?)まずはポニョを観たわけですが、これはもう今年の一本に決定じゃね? くらいの勢い。
いやあ、楽しい映画でした。激しくおすすめ。たぶんもう一回は観に行くと思います。

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  • Posted at 22:10 on Aug 08, 2008
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Keith Jarrett Solo 2008

Keith Jarrett Solo 2008
いまだになんと記事を書けばいいのかよく分からないのですが、さる5月14日、あのKeith Jarrettのソロ・コンサートに行ってきました。
私のKeithに対する思いはこの記事で綴っていますが、ついに、ついにですよ。
一生のうちで一度ソロ・コンサートを聴けたら、と思ってたくらいの彼のコンサート。

いやぁ、なんというか、がつん! とやられましたね。
ヤバイくらいのストイックさに共感と励みをいただきました。

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  • Posted at 22:11 on May 31, 2008
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