「普通」の定義
昨日の記事で「普通」という言葉を使いましたが、これってある意味難しい言葉ですよね。
なにが普通でどこから普通じゃないのか、とか考えたことってありませんか? 私はずっと昔から気になっていました。
こういうのは万人に通用する、絶対的な基準というのはありません。あくまでも、「自分は」という範囲に限定される。
でも逆に言えば、その「自分は」というのをはっきり持ってて、それを人から聞かれたときにパッと「私のいう“普通”とはこういうことです(意味です)」と言えないと、人とのコミュニケイションの中でずれ(誤解とか)が生じかねない。
こういうひとつの概念に対しての、人それぞれの解釈・捉え方の違いによって生まれる不毛な誤解だとかっていうのは私としてはできるかぎりなくしたいわけです。大切なコミュニケイトの中でしなくてもいい誤解なんてもったいないわけで。
ということで、今日は私の「普通」という言葉の定義を書いてみます。ずいぶん昔に決めたことなので、そろそろ改定してもいいかな、なんて思ったりしてるんですが。(笑)
「普通」の定義:
「対象とする特定のグループ全体において、98%以上を占めるもの」
です。
自分はなぜか「普通じゃない」と言われることがときたまあるんですが、そういうときは「君の言う“普通”ってなに?」と聞き返します。
以前、香港に住んでる女の子にインテリア関係の雑誌をまとめてプレゼントしたことがあります。(日本に留学経験があり、日本語も流暢。)
彼女があとで、男の子でもめっちゃ丁寧に本を保存するとは驚いた、というようなことを言っていました。
母にそのことを言うと、母は、「普通はそこまでしないよね(そこまで丁寧には扱わないよね)」と。
そこで私は「自分の普通とは全体の98%以上の場合を言うんだけど、俺は2%以下なわけ?」と聞いたら母は「そうだね」と。
そう言われると「あぁそうなのか」と僕も引き下がるわけだけど(だいたいにおいて僕は納得できれば簡単に引くし、納得できなければどこまでも食いつく性格なのです。(笑))
よく考えてもないのにかるい気持ちで「普通は?」とか「普通じゃない」とか言われたくないよなーと思うのです。
長くなりましたが、どうでしょうか?
機会があったらそれぞれの「普通」について話してみると面白いのではないでしょうか。とんでもないのが基準になっていたりするかもしれません。
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