青き羽、開く
昨秋から私の部屋にて毎日を送っていた蝶のさなぎ。気づくと、カーテンに止まっていました。
数日前からさなぎが不透明になってきていて羽化も近いな、と思っていたのですがこんなに早いとは。
調べてみると、アオスジアゲハのようです。
あのすばしっこい黒地に青のとても美しい蝶。光の加減によって光り輝くターコイズ・ブルーがとてもきれいです。
蝶の羽化を見るたび、深く考えさせられることがいくつかあります。
この美しい羽を作り、広げるためにはじっとさなぎとして越冬しなければならない。さわぐでもなく、闇雲に動くでもなく。しかしあきらめるわけでもなく。
ただただ静かに待つ。そうすれば、必ず羽を広げるときは来るし、気づけば自分自身も成長している。
大切なのは、静かなる地道な日々の変化の積み重ね。人の目にはつかないような。
人生、かの蝶のがごとく。
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