+DESIGNING 文字特集
本屋で立ち読みしたものの、やはり気になって後日行くと売り切れ。結局Amazonで購入。
“+DESIGNING” 創刊号、特集は「文字。」
パソコンにおけるフォント(文字)の基礎知識から分析、広告でのフォントのあり方、書籍での文字、デザインとしての文字…。とにかく文字についてぎゅーっと詰まった一冊です。個人的に広告での文字が興味深い。
キューピーマヨネーズの写真を効果的に使った広告が中学の頃から好きで、新聞から切り取ったのを今でも持っています。
また他にも今現在役に立つ情報もありました。
アップルが使っているフォント、なかなか好きなのですが、それに関する情報もあり。
「エクスクルーシブ・フォント(exclusive font)」、つまり企業やメディアがオリジナルにデザインしたフォントの実状も少し書かれています。
そしてもうひとつ。
Windowsの次期OS、Vistaに搭載される新しい和文書体 “Meiryo(メイリオ)”。これはClearTypeフォントらしく、非常に読みやすい書体(サンプルが載っています)。
そして驚きなのは、このメイリオはかの “Verdana” をベースに開発されたそう。
なぜVerdanaかと言うと、このメイリオの開発コンセプトである、「スクリーン上での読みやすさ」「横組みでの可読性の高さ」を満たす和文書体は今までなかった。そのイメージに一番近かったのがVerdanaだった、ということらしいです。
実は。このブログも含めて私のサイトでは、欧文はVerdanaを第一優先指定しています。自分の知る中では標準装備されている欧文フォントで一番読みやすく、かっこいいと思っていたから。
WinXPでも滑らか効果を使えばきれいになります(デスクトップ上で右クリック、プロパティ。[デザイン] – [効果] – 「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」をチェック・[Clear Type]を選びます)。
これをベースに作られたという「メイリオ」、期待大です。
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