まさか生で観れるとは… HASライヴ

Smile Together projectのチャリティーイヴェント、Human Audio Spongeのライヴへ行ってきました。
いやぁ、まさに感激。言葉が出てこない。「好き」ってこういうことなんだと思い出しました。

今でこそHuman Audio Spongeというユニット名ですが、彼らはあのYMO、Yellow Magic Orchestraの三人。
YMOといえば、私が音楽を聴くようになったきっかけ。
YMOを知ったときにはすでに散開。(83年に散開、私は81年生まれ。)

ま さ か 生 で 彼 ら の ラ イ ヴ を 観 れ る と は っ !

顔文字で表現するなら、

   (T-T) だーーーーーーっっ

もうなんか、胸いっぱい。すごーーーく楽しかった。

お客さんはほんとに年齢層広かったです。おじさんおばさんもたくさん。自分あたりはかなり低年齢層。みんなYMOを生で聴いてた人たちなんだろうなぁ。うらやましいなぁ。
曲間も、

 きょおおおおぢゅううぅぅぅーーーーっっっ (教授、坂本龍一)

 ゆきひろ゛お゛お゛お゛おおおおーーーーーっっ (ユキヒロ、高橋幸宏)

 おみ゛い゛い゛い゛ぃぃーーーーーーーっっっ (オミ、細野晴臣)

すげぇ、俺もそこに交じりたいぞと思った(細野さんを「おみ」と呼ぶのを初めて知りました)。
いや、もうほんと、まさかねぇ。
一夜限りのスペシャルライヴとのことだったけれど、ぜひこれからもやってほしいなぁ。大好きだよ。
この三人を見ていると、「年をとるっていいもんだな」とうらやましくなるのが不思議。余裕があるんだよね。焦ってないし、自分のペースでちゃんとやってる。すごい。

先日紹介したMACPOWER誌のインタヴューでこんなのがありました。
以前はチャリティーなどの活動に関わらなかった高橋幸宏が今回チャリティーイヴェントに参加することについて。

昔は、音楽でチャリティーっていうのは基本的に拒否していましたから。アンフェアじゃないかと思ってて。
例えば100人のうち、2人しか救えなければ、残りの98人をどうすればいんだと。でもたった2人しか救えない、じゃなくて、2人でも救えるんだら救ったっていいじゃない、いやむしろ救いたいっていうように、考えが変わりました。
あと金銭的なことだけじゃなくて、小児がんで亡くなっていく子供たちがいまだにこんなに多いってことを知ってもらう大切さもあるし。だったら、僕たちがやってもいいのかなって。

― そのスタンスの変化には、なにかきっかけがあったのか。

歳ですね。と言っても、別に物事が前より理解できるようになったわけじゃないし、別に人に対してどんどん優しくなってるわけでもない(笑)。
でもこうやって根本的なところがぽろっと変わっちゃうことがあるんだなって、自分でも思いましたね。

小児がんは子どもの病死の第1位とのこと。まったく知りませんでした。
たしかにチャリティーという活動の意味はこのあたりにあるのかもしれません。

20070520_1.jpg
会場となった横浜パシフィコ国立大ホール。

20070520_2.jpg
Tシャツも欲しかったけど、高かったので断念。(4200円、チケットより高い;)
これは一番気に入ったリリー・フランキーのデザイン。全部で6人の方がデザインされてます。

幸せな一夜でした。

  • Posted at 18:32 on May 20, 2007
  • | 3 Comments

3 Responses

  • 現在、この投稿へのコメント/トラックバックは受け付けていません。

  • いいなぁ~!!
    生でYMO改めHASのライブ見れるなんて!!
    ほんと、こういう歳の取り方ができれば最高やなぁって思うような人達よね☆
    どんどん渋カッコよくなっていってさぁ。
    私も生で聴いてみたいわぁ☆☆
    またやらはらへんのやろか。。。

  • いやいやいや、最高だったよ。
    彼らが最高にかっこいいのは、言うべきことはちゃんと言う、
    そして自分からやっちゃう、ってところが大きいよね。
    おいらも30年後渋カッコいいと言われたい。
    とりあえず白髪にあこがれ。。。(笑)

    ライヴ、関西でやることになっても行くぞ~!

  • HASYMO “HAS/YMO”…

    Human Audio Sponge Yellow Magic Orchestra.
    HASYMO.
    去年5月に横浜で行なわれた一夜限りの素敵なコンサートがDVDになりました。(コンサートのときのブログ記事。)
    HASYMO “HAS/YMO” 。

    コンサ….