スコーレNo.4
宮下奈都さんの長編小説、「スコーレNo.4」。
書店にてピンと来たので購入、5時間ほどで読了。
なかなか良かったです。
スコーレとは学校のこと。(ギリシャ語読みかな?)
No.1からNo.4まで、それぞれ中学校、高校、大学、そして社会人、と大まかな時間軸を舞台に主人公・麻子の成長を描きます。
読んでて軽くイラっとくるくらい完璧な人生じゃないかと言いたくなるほどにエンディングは大団円。(笑)
だけどその分、不純物なしのさわやかな仕上がりになっており、後味に苦味も痛みも求めない幸せな小説を読みたいな、という方にはおすすめです。文体は清潔感があります。
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