Keith Jarrett Solo 2008
いまだになんと記事を書けばいいのかよく分からないのですが、さる5月14日、あのKeith Jarrettのソロ・コンサートに行ってきました。
私のKeithに対する思いはこの記事で綴っていますが、ついに、ついにですよ。
一生のうちで一度ソロ・コンサートを聴けたら、と思ってたくらいの彼のコンサート。
いやぁ、なんというか、がつん! とやられましたね。
ヤバイくらいのストイックさに共感と励みをいただきました。
やっぱり、人の苦悩や必死のもがき、深い混迷との格闘は、人を助ける力があります。それは決して「人の不幸はなんとやら」というような反吐が出るような感情ではなく、その苦しみを自分というフィルターを通して、己自身の苦しみとして取り込み、消化していく(消化しようと試み続ける)。その染みいるような痛みと苦みを超えたとき、人はどこかに行ける。もしくは味わい尽くしたときに。
これは今回ひしひしと感じましたね。「うわあぁぁー」という驚きと、「やっぱりここまでやらなきゃ駄目かぁ」、という確認。
これは生きるの大変なはずだわ。そりゃそうだわ。(分かってたけど再確認(笑)
漫画、RozenMaidenにてジュンが真紅に対して(真紅たちドールズを生み出したローゼン伯爵を)
……なんか…
悲しい話だな勝手な奴だ 勝手に産み出しといて…
そんな事で闘わされて…後はほったらかしなんて
と言ったけれど、それに対して真紅は
……私はそうは思わないけど
だって闘うことって
生きるってことでしょう?
と言ったわけですよ。(第3巻、Phase13)
これってもしかしたらすごい一言なんじゃない?
アリスをめぐって闘うドールズたちは、ある意味では生きる人間の象徴なんじゃなかろうか。…もしかして今更ですか!?
(RozenMaiden知らない人には意味不明ですみません…)
話を戻すと、Keith Jarrettのコンサート、また機会があったら絶対行きます。
それからやはり、こういうコンサートは断食してでも一番いい席を取るべきだと実感しました。今回は朝日新聞(配達店)の特典チケットでSS席が安く手に入ったのです。うちは日経なんだけど…朝日GJ!!
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