虫刺されには、塩。
夏真っ盛りですが、みなさんちゃんと(?)蚊に刺されているでしょうか。蚊の習性から新陳代謝の良い人ほど刺されやすいので、蚊に刺されるというのは健康である証拠とも言えます。
あのかゆみを引き起こす物質(蚊の唾液)は、蚊が血を吸うときに血液の凝固を防ぐためだそうで、刺した最初にまず唾液を注入するので、刺されてすぐ抹殺してしまうとかゆみだけが強く残ります。そのまま血を吸わせておけば、唾液もある程度血とともに回収されるので、かゆみはそれほど残らないそう。
それならギリギリまで吸わせて、至福の絶頂にて逝かせるのが双方にとってよいのかもしれませんが、「それだと逃がすのとあまり変わりなくね?」とも思え、難しいところです。でも吸われてばっかりじゃ悔しいじゃんねえ。
まぁだいたいが気づかないうちに刺されているわけで、庭に出るとそれはもう修羅場。(血を吸うのはメスだけなのである意味大人気とも言える。縞々ボーダーニーソを穿いたヴァイパンア娘だと思えばこれは大きな萌えポイントである。)
それでも最近は、かゆみに苦しむことも少なくなりました。それが本題。
以前は「ムヒ」などのかゆみ止めを塗っていたのですが、去年か一昨年か、NHK ラジオ第一で視聴者のお便りから「塩が効く」という話を聞いてから使わなくなりました。
塩、めちゃくちゃ効きます。ご存じでない方はいまいちイメージできないと思うのでレポート。
Step1. まず蚊に刺されます。(撮影のためにわざわざ刺された。)
Step2. 刺されました。
ジョジョっ子は「スタープラチナ・ザ・ワールド」を発現させ「オラァ!」と叩き込みましょう。
Step3. 塩をひとつまみほどすり込みます。
ごしごしとすり込んだあとは洗い流さずに、かるくはたき落とすだけで OK。台所や洗面所、風呂場でやると良いです。
これだけであら不思議。気づくとまったくかゆみがなくなってます。
なんでなんでしょうね。
ひとつ想像がつくのは、塩をすり込むことによって浸透圧で唾液が外へ排出される、というもの。でも浸透圧でも皮膚は通さないはずなので刺された穴から排出されているということなのかどうかが分からないところです。
なんといっても塩だけなので安全・安心というのが一番いいところ。
なんでも口に入れたり舐めたりしてしまう子どもとかにもたぶんいいんじゃないかなと思います。
Wikipedia を見たら、叩きつぶすのではなく指ではじき飛ばすとより良いよう。
蚊を叩き落す際、上から潰すと唾液が体内へ流れ込むため、指で弾き飛ばすと、痒みを抑えることができる。
なるほどねえ。指を近づけたところで逃げられそうな気もするけど…。
2 Responses
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u says:
いいこと聞いた。
①蚊の習性から新陳代謝の良い人ほど刺されやすいので・・・
全然さされなくなりました。ヤバシ。②なんといっても塩だけなので安全・安心というのが一番いいところ。
以前、お外でBBQを楽しむべく、「お前はもう死んでいる」(対蚊)
くらいの勢いで、蚊よけスプレーを手と腕につけ、BBQの準備をしてたら、「はっ」と気付くと腕と手がまっ黒。
なんだ?と思って運んでいた黒のプラスチックの大きな入れ物を見ると、
しっかり私の腕と手のあとが・・・そう、そこだけ黒色の塗装ががはげてました。死んでいるのは蚊ではなく、自分のお肌ではないのか・・・夏。
を、経験して以来、怖くて使えませんでした。お塩、素敵。
貴重な情報、ありがとう。
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ichijo.nori says:
>> u
ケンシロウさん、こんなとこでなにしてんすか(笑)いえいえお役に立てたようでよかった!
その蚊よけスプレーはなかなかアグレッシヴですね。
BBQだったら塩あっただろうにね。
でも無事で何よりです。
塗装はがしには活躍するはず><