MacBook(Late 2006) を SSD に換装、SnowLeopard に移行
生まれ変わるときだ!
というわけで、やっとマイ MacBook を SSD に換装です。私の MacBook は今は亡き黒モデル。(仕様)
120GB の HDD を 80GB の SSD に交換し、Snow Leopard をインストールします。
なお、私の MacBook は完全にクライアント PC 的な使い方なので、バックアップの必要性がありません。(ファイル類はみなサーバにあるから。)このへん、気楽でいいですよね。唯一あるのは Firefox のプロファイルくらい?
今回の主役たち。SSD は Intel X25-M 80GB の OEM 版・A-DATA の ASINTS-80GM-CSA。ドスパラにて21,000円。第一世代な上、OEM 版なので安めです。
ではさっそく換装作業を簡単にレポ。
レポとは言っても、すでに数多くの記事がウェブ上に紹介されています。
私が参考にしたのはこちら。
5ステップで分かるメモリー・HDDの交換方法:MacBook – ASCII.jp
まずはバッテリーパック横のロックを外します。私はアイスクリームについてくる木のへら状スプーンを使いましたが、コインなどが一般的かも。傷がつくのが不安だったらティッシュでもかませてあげるといいと思います。
ロックを外すと、バッテリーパックが「ぽこっ」と外れ、持ち上がります。持ち上がらない側に接続端子があるので、そっと引き抜く感じで取り外します。
ネジを3つ外します。小さいネジなので、あれば精密ドライバーがいいです。今回は普通のドライバーの小さめサイズが合ったのでそれを使用。
3つ外したら、このL字型枠を取り外します。
左側に HDD が装着されています。
下に曲げてあるベロを手前に出します。
そのベロを持って、ハードディスクを手前に引き出します。
東芝製のハードディスクでした。型番は MK1234GSX。
ドライブを固定しているのは特殊なネジでした。上述の ASCII の記事によると「T8サイズのトルクスドライバー」だそうです。持っていませんでしたが、ちょうど幅の合うマイナスドライバーがあったのでそれで慎重に外しました。
HDD を外したら、あとは SSD を装着して逆の順序で元に戻すだけ。Mac mini もこれくらいアクセシビリティが欲しいよねえ。
お次はSnow Leopardのインストール。
Mac OS X Snow Leopard の同梱品。
さて、まっさらな SSD を接続したわけですから、起動は OS ディスクから。
インストールの前に、 [ユーティリティ] – [ディスクユーティリティ] にて SSD にパーティションを作成。これはドライブの容量によりますが、すぐに終わります。
インストール設定画面。今までの癖で「カスタマイズ」をやってみると、プリンタドライバのインストール設定が変わったみたい。デフォルトの設定である程度ドライバが限定されていました。今までは「このメーカーのプリンタは使わないだろう」っていうのを外していましたが、今回は標準設定のままインストール。ちなみに言語はいろいろ見てみたいので全部入れます、いつも。
ところで「ディスク」という表現は「ドライブ」に置き換わっていくのでしょうね。SSD 搭載の MacBook Air のデフォルトの起動ドライブ名はまだ「Macintosh HD」なのでしょうか?
もっといくと「ドライブ」より「デバイス」という言葉になるのかもしれません。このへんはこれからどんどん線引きがなくなっていくような気がします。
いざ、インストール開始! iPhone で時間も計測。
開始直後の予想時間は「約30分」。
ところが遅い。特に前半が遅い。「遅々として進まん」って感じ。う~ん。
1/3くらいまでが遅い。ここまでで22分が経過。でも予想時間は相変わらず「約29分」。大丈夫かよ、と言いたくなりました。
ここからはそこそこスムーズに進捗バーが伸びていきました。
結局、35分でインストール完了。印象としては、書き込みが遅いと言うより、とにかく DVD ドライブの読み込みが遅い、って感じ。いつか高速&静音 DVD ドライブに換装してもいいかも。
そのあとはATOKとFirefoxをなにはともあれインストール(これがないと何も出来ないw)。
一段落ついたところでパチリ。原寸大(1920×1200)はこちら。2.8MB と重いですので注意。
インストールしてから気づいたのですが、Snow Leopard になって色の扱い(カラープロファイルとか)が変わったのでしょうか? 赤系が強くなっててびっくりしました。
まぁとにかく速いし、HDD の音はなくなったし、いやっはー!
あとは Windows 7 が発売になったら Boot Camp で入れる予定です(エディションは Ultimate 32bit)。
6 Responses
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mb says:
はじめまして。Google経由で辿り着いてしまいました。
まったく同じMacBook(BK)のLate2006で、SSDへの換装を敢行された方を探していました。実は、昨日の夜、私のMacBookのHDDが逝ってしまったのです(その割にショックが少ないのは、私もクライアント的な使い方だったので…..)。
どうせ換装するならSSD…..でも、非力なマシンでSnowLeopardに出来るのかなぁ…..と思っていたのでした。しかし、
>まぁとにかく速いし、HDDの音はなくなったし、いやっはー!
とのお言葉に、完璧に背中を押されました。こちらの記事に出会っていなければ、割安・大容量のHDDでお茶を濁していたでしょう。
あんまり嬉しくって、黙っていられませんでした。本当にありがとうございました。 -
ichijo.nori says:
>> mbさん
はじめまして! コメントありがとうございます~HDDが飛ばれたとのことお悔やみ申し上げます;
でも取り返しのつかないデータがなくてほんとによかったですね。思うのですが、クライアント的ラップトップPCはSSDと抜群の相性だと思います。
自機のドライブはとにかく読み込み速度が大事になりますし、
起動中に持ち運びすることもSSDなら問題ありませんから。
お役に立てたようでうれしいです! こちらこそありがとうございます。楽しんでくださいね。
また換装作業などでなにかありましたらご連絡ください。フォローもありがとうございました!
最近さっぱりつぶやいてなかったのでまたぼちぼちとつぶやきますね。
一ヶ月近くチェックしていなかったのでタイムラインを見るのが怖いです…(笑) -
memoranda - 続 林檎だけで生きる。 says:
[…] イッチした方がいらっしゃるではありませんか!! しかも、Snow Leopardまで載せて。レポ(こちら)を拝読すると、すこぶる快調に動作しているようです(ichijo.noriさん、ありがとうございま […]
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Jun Oshima says:
僕も黒Macbookなんですが、さっそくやってみようと思います。
いまTigerなんですがSnow Lepardより早い/軽いのでしょうか? -
ichijo.nori says:
>> Jun Oshimaさん
こんにちは。私はTigerから離れて久しいので、
Snow Leopardとの動作比較についてはちょっとあやふやになってしまっています。。
でも単純な「容量」に関してはSnow Leopardのほうが減っています。
Snow LeopardはIntelプロセッサ限定になったこともあり、
OSのサイズはダイエットされてます。動作の速い・軽いに関しては、OSのアップグレードより
SSDに換装することの方が比較にならないほど影響が大きいです。
もしSnow Leopardへの移行に不安があるならば、
とりあえずSSDへの換装(&Tiger再インストール)だけでも
大きな変化を感じられると思いますよ! -
Jun Oshima says:
ありがとうございます!