今日は買い物があったので、横浜・みなとみらいにあるワールドポーターズへ。
途中お茶したのですが、そのワールドポーターズ内の某喫茶店で働いている女の子が気になってしょうがなかった。その”気になる”というのは、「へぇーすごいな…」という、ある種の感動。
年はたぶん私と同じか(23です)、年下だと思うんですが。
たしかにかわいいのだけど、飛びぬけて外見がかわいいとか美しいというわけではなく。ごくふつうの小柄なかわいい女の子。
自分はカウンター席で、彼女はカウンターの向こうでひとりで働いている。
いくつかの種類のコーヒーを飲ませてくれる喫茶で注文を受けてから、豆を挽き、銅製のコーヒーポットで淹れてくれる。
湯でカップを温め、ペーパーフィルタに挽いた豆をいれ、ゆっくり淹れる。ケーキ用の皿を取り、熱いコーヒーとともに席へ持ってくる。注文を受けたのが終わると、グラスやカップを洗う。
その働いている姿が本当に、絵になっていて、美しかった。もうそれだけで小説の中のシーンのようだった。それを見ていてすごく感動したし、彼女にとても親しみを覚えた。
その働いている(注文を聞き、カップを出し、コーヒーを淹れる、etc…)姿を見ているだけで、幸せな気持ちになることができた。
この、眺めているだけで幸せになれる、そういう人は少ない。これにはあまり性差は関係なく、男でも女でも自分はときどき街中でそういう人に気づく。(ほんとにときどきですが)
ほんとに不思議なんだけど、そういう人っているんですよね。あの空気はなんなんだろう。たぶん、努力して身につく・身につけるものではなく、生まれながらのものなんでしょうね。自分もそうだったらいいなとは思うのだけど、どうだろう。
とにかく、ほんとにあたたかい気持ちになることができた。誰かに会って、それだけで幸せな気持ちになることができるというのは結構、生きていく中で大事なんじゃないか、と思うのです。
それにしてもおいしいコーヒーを淹れる女性って素敵です。
みなとみらい、馬車道側から。このへんは私の遊び場。
ランドマークプラザ。