コーヒーミルの掃除

ミルで豆を挽いていると、どうしても粉が隙間にたまってしまうのでときどき分解して、中を掃除。すべてはうまいコーヒーのために。

たまった粉をそのままにしておくと、それはどんどん古くなり、酸化もします。比べたことはないけれど、やはりそれはおいしいコーヒーのためにはよろしくない気がします。ただ単に掃除するのが好き、ってこともあるかもしれませんが。(笑)

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このように分解して、たまった粉を落とします。コーヒー豆には油分があるので、べっとりとついていたりします。

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軸の部分には潤滑油として、オリーヴオイルをさしました。
あと、表面の塗りがはげてしまったところには、マットブラックのスプレー塗料で修繕。仕上がりはなかなかきれいです。

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庭のハゼが紅葉。きれいな赤でした。

  • Posted at 21:20 on Oct 29, 2005
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コーヒー飲みながら聴きたい音楽

スタバでまったり音楽聴きながら過ごしました。チョイスしたのは、最近のお気に入り、Bill Evansの”Alone”。

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Bill Evans 「Alone」

コーヒーを飲みながらビル・エヴァンズのピアノに浸る。こういうピュアな時間というのはやはりひとりで過ごしたい。
このアルバムはおすすめです。

そして今日はHMVでCDを一枚購入。ショップで直接買うなんてすごいひさしぶり。やはり棚を前に探してカウンターに持っていく、というのはいいな。
ネットでも買いますが、そういうやりとりがないのが便利でもありさみしくもあります。

買ったのはベートーヴェンのピアノ三重奏曲、「大公」。
演奏は通称100万ドルトリオ、ルービンシュタイン(p)、ハイフェッツ(v)、フォイアマン(c)。

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ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第7番 「大公」

録音は古いですが、生き生きしててこれはなかなかよいです。

  • Posted at 20:14 on Aug 26, 2005
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うまいコーヒーは宝石のよう

最近お気に入りの喫茶店のコーヒーがほんとにおいしい。
「あぁ、これがコーヒーなのだ」としみじみ実感させられる。それは宝石を連想させるほど、豊かな味わいなのです。

香ばしく、そしてどこか懐かしい蜜の香りがする。
コーヒーの蜜。あぁ……

この前、エスプレッソを初めて飲んだのですが(別の店で)、あれすごいですね。すさまじい。
なんというか、コーヒーをぎゅうーーっとしぼった感じというか。
あれを飲んで、「ほんとにコーヒーって嗜好品なんだ」と知りました。がぶがぶ飲むものではなくて、しっとりと味と香りと時間を楽しむ。
今までは「いくらなんでも少なすぎじゃない?」と思っていましたが、実際飲んでみると、納得。あれは少量を楽しむものなのだなと。

  • Posted at 23:29 on Aug 21, 2005
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「おいしいコーヒーをいれるために」 & 「lust」

ひさしぶりにAmazonで買い物。

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中川ちえ 「おいしいコーヒーをいれるために」

最近できたばかりのカフェで見つけた本。(コーヒー関係の本がたくさん置いてある。)
これいいな、欲しいな、と思って調べたら、2年前にAmazonのウィッシュリストに入れてありました(笑)。
堅苦しくなく、のんびりと読めます。写真もきれい。

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Rei Harakami 「lust」

J-Waveで流れて即チェックした作品。レイ ハラカミの「ラスト」。

これは名盤になると思う。すごくいい。すごく気持ちがいい。サウンドはエレクトリックです。テクノ要素あり。
テクノはアングラなテイストになりがちだけど、これはものすごくポップ。踊りたくなる。

これを聴きながら夜明けの海岸線をドライヴしたら気持ちいいだろうなぁ。
すごくオススメです。とりあえず自分はこっち系の音って大好き。夜明けに似合う音楽、最高です。

  • Posted at 20:56 on Aug 13, 2005
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人を惹きつけるもの

今日は買い物があったので、横浜・みなとみらいにあるワールドポーターズへ。

途中お茶したのですが、そのワールドポーターズ内の某喫茶店で働いている女の子が気になってしょうがなかった。その”気になる”というのは、「へぇーすごいな…」という、ある種の感動。

年はたぶん私と同じか(23です)、年下だと思うんですが。
たしかにかわいいのだけど、飛びぬけて外見がかわいいとか美しいというわけではなく。ごくふつうの小柄なかわいい女の子。

自分はカウンター席で、彼女はカウンターの向こうでひとりで働いている。
いくつかの種類のコーヒーを飲ませてくれる喫茶で注文を受けてから、豆を挽き、銅製のコーヒーポットで淹れてくれる。
湯でカップを温め、ペーパーフィルタに挽いた豆をいれ、ゆっくり淹れる。ケーキ用の皿を取り、熱いコーヒーとともに席へ持ってくる。注文を受けたのが終わると、グラスやカップを洗う。

その働いている姿が本当に、絵になっていて、美しかった。もうそれだけで小説の中のシーンのようだった。それを見ていてすごく感動したし、彼女にとても親しみを覚えた。
その働いている(注文を聞き、カップを出し、コーヒーを淹れる、etc…)姿を見ているだけで、幸せな気持ちになることができた。

この、眺めているだけで幸せになれる、そういう人は少ない。これにはあまり性差は関係なく、男でも女でも自分はときどき街中でそういう人に気づく。(ほんとにときどきですが)
ほんとに不思議なんだけど、そういう人っているんですよね。あの空気はなんなんだろう。たぶん、努力して身につく・身につけるものではなく、生まれながらのものなんでしょうね。自分もそうだったらいいなとは思うのだけど、どうだろう。

とにかく、ほんとにあたたかい気持ちになることができた。誰かに会って、それだけで幸せな気持ちになることができるというのは結構、生きていく中で大事なんじゃないか、と思うのです。
それにしてもおいしいコーヒーを淹れる女性って素敵です。

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みなとみらい、馬車道側から。このへんは私の遊び場。

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ランドマークプラザ。