素材の味を楽しむ

このところ酒量がアップ。とくにウォッカ(40度)にハマりそうです。冷凍庫でキンキンに冷やしたのをくいくいっと。体との相性がいいのか、さっぱり酔いません。同じく40度前後のウィスキーはそんなに飲めないのに。
とろりとしたウォッカをストレート、が好みですが、ペリエで割ってみるとこれはもう清涼飲料水。(笑)

さて、暑い日々の中さっぱりしたものが食べたいということでシンプル料理を。

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きんぴら、焼き枝豆、鮎の塩焼き。

きんぴらは本当はHALさんのカリカリ鶏皮きんぴらをやりたいのですが、兄が鶏皮だめなので皮抜きの普通のきんぴら。

ごぼう1本、人参1/2本、しょうゆ大さじ3・酒大さじ2・砂糖大さじ2・みりん大さじ1/2、ごま油、唐辛子
鶏ガラだし汁を入れてもいいかもしれません。好みで胡麻なども。
ごぼうはささがき、水にさらします。きんぴらなので酢は入れなくても結構。人参は太めの千切り。
ごま油でごぼうと人参、刻んだ唐辛子を炒めます。かるくなじんだらしょうゆ・酒・砂糖・みりんを加えそのまま炒め煮。汁気がなくなったらできあがり。最後は焦がさないように。

鮎はうろこ・ワタを丁寧に取り、塩をもみこみ10分ほど放置。水で洗い流してから水気を取り塩をかるく振ります。好みでコショウ・ハーブなどを少量。控えめにするのがコツ。
そしてオリーヴオイルを鮎に回しかけ、アルミホイルを敷いたグリルで焼きます。
好みでスダチなどをかけてもいいでしょう。若いうちに収穫したジャガイモを皮付きのまま塩茹でしたものを添えて。薄く塩気がついてgood。

焼き枝豆は先日紹介したdancyu最新号に載っていたもの。やってみました。

枝つきのものならさやの尻を落とします。いくつかは小さな枝を残すと見た目も美味。
ボウルなどに入れて、たっぷり目の塩を加えよく揉みながら産毛を取り除きます。両手でこすり合わせるようにするとよさげ。
水でよく洗い流してから塩を振り(あとで調整きくのでここは適当に)、ふたのつくフライパンにて中火でかるく炒ります。そしてふたをして3分ほど蒸し焼き。
そのあと中強火で炒りつつ、塩を適宜振ります。いい感じに焦げ目がさやについたらできあがり。
ただの塩茹でより若干手間はかかりますが、確かに豆の味が濃くてクセになります。焼き枝豆、おすすめです。

包丁研いでカシューナッツ炒め

先日たまねぎを切ったところ泣けてきたので一心奮起、包丁研ぎました。

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用意するものは砥石(真ん中:中くらいの目の荒さのもの。左:仕上げ用の細かい目のもの。)、雑巾、牛乳パック。
まず事前に砥石を水を張った牛乳パックに入れ、十分に水を吸わせます。これをすれば研いでいる最中に水をかけなくて済みます。
滑らないように濡らした雑巾に砥石を乗せ安定させます。
研ぐときに力はいりません。大事なのは包丁を愛でる気持ちと、怪我しないように場所を十分にとり安全に気を配ること。
研ぐこと自体は難しくありませんが、指や爪が荒れる上、手が鉄くさくなります。
恐ろしいほどに切れ味がよくなりました。

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今日はカシューナッツ炒めと冷奴、なめこの大根おろし和え。

カシューナッツ炒めは、ひと口大に切った鶏もも肉に酒・しょうゆ・みりんで下味をつけます。しっかり目でOK。炒めるときの味つけで調整します。
あとは緑と赤のピーマンを肉と同じ大きさに切ります。

にんにくとしょうがのみじん切り、鷹の爪少量でまず油に香りをつけ、鶏肉を炒めます。
カシューナッツは加熱済みのものなら入れるのは最後でよいです。
オイスターソース・しょうゆ・塩・コショウ・酢少々で味つけ。仕上げにごま油をごく少量ひとたらし。
いやぁ、うまかったです。簡単でおすすめ。

  • Posted at 00:07 on Jun 26, 2006
  • | (Closed)

カレー&餃子(基本Ver.)

しばらく家事全般を担うことになり忙しい毎日です。
最近はずっと5時半か6時に起きていたのですが、早朝ジョギングもできなくなってしまいました。W杯も一試合目の前半を観るのがいっぱいいっぱい。オーノー。

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地味な絵ですが昨日はカレー。
昼間っから夕食に向けてたまねぎ(+にんにく)を炒めはじめます。(と言っても焦げない程度の火で放置。)淡路島から取り寄せた大きな新たまねぎ4つを炒めるもドロドロになるとちょうどいい量のベースができます。(4人分)

ちなみにうちには圧力鍋という物理学的調理器具はありません。
そういえば圧力鍋は調理が早いと言いますが、それは直接の加圧力によるものではなく、気圧が上がることによって水の沸点が上がるため、より高温の状態で加熱することができるためです。(と、どこかで読んだ記憶が…。)
富士山など高山(高地=気圧低い)と、お湯が100度までいきませんよね。そこまで上がらずに沸騰してしまいます。ですから高山での沸騰したお湯は地上でのそれよりぬるいのです。
圧力鍋はその逆を実現しているという。

話がずれましたが、そういうわけで普通の鍋でひたすら炒めます。
以前HALさんがカレーはトマトスープの翌日に作るとビューティフル、とおっしゃっていたのでホールトマトを使いました。(むっちゃ端折ってますがな)
ほかに牛肉・セロリ・人参・じゃがいも・マッシュルーム等、標準カレー具。(家族に定番以外楽しめない人がいるので。)

スパイスは市販のブーケガルニとガラムマサラ、カレー粉。スパイシィでうまかったです。カレーはもっと研究したい。極めたいですな。

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そして今日は餃子。
キャベツをかるく茹で、みじん切りにして水気をしぼります。キャベツのうまみが出てしまう気がするけどどうなんだろう。
それに豚赤身挽肉、ニラのみじん切り。にんにくとしょうがをすりおろします。しょうがは多い目でOK。
そこに醤油・酒・砂糖・塩・コショウ・胡麻油・片栗粉を入れよく混ぜ少し寝かせます。
あとは皮に包んで焼くだけ。焼き方のコツは大塚さんのを参考にさせていただきました。素晴らしぃー。そしてうまかった! Bill Evans聴きながら作りました。

奥に写ってるのは大根と人参のピリ辛浅漬け。昆布の細切りを入れるのを忘れました。orz
千切りにして塩と豆板醤で合え、しばらく置きます。かるく搾って水気を取るだけ。
即席キムチを作りたかったけどあれはどうすればいいんだろう。

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こちらは今日のスーごはん。サツマイモごはん。
早朝にKeith Jarrettとか聴きながら作ってます。気分いいです。
いやいやそれにしてもやることがいっぱい。これを毎日こなしてる一人暮らしの人偉い。超偉い。

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このバッグに長葱やらニラやらフランスパンやら突っ込む日がくるとは。
昔の映画みたいに茶色い紙袋にパンとか缶詰とか果物詰め込んで買い物したいなぁ。魔女宅のキキもそうでした。あこがれ。