NIGHT STORIESのエンディングBGM

この春に半年という短い時間で終了してしまった、J-WAVEの深夜番組”NIGHT STORIES”(NS)。
水曜日担当の大貫妙子さんのNSは大変素晴らしかったです。

しっとりとした番組で、素晴らしい音楽を毎回たくさん聴けました。大貫さんに感謝します。短いあいだでしたが、ありがとうございました。
またいつかどこかで大貫さんの番組に出会えることを楽しみにしています。それまでどうぞお元気で。

この大貫さんのNIGHT STORIES。
いつもエンディングのBGMにかかっていた曲があります。少しノイズがかったピアノにゆったりなビートが乗った、切ない曲。
これが気になっていたのですが、BGMなためJ-WAVEの曲目リストに載らない。ならばと検索の鬼になるのですが、ググれどググれど曲名が出てこない。
オープニングに触れていた方は何人かおられたのですが。(ちなみにオープニングはrei harakami、”come here go there”だったと思う。)

でもどうしても知りたくて最後の手段とダメもとで2ちゃんねるのNIGHT STORIESのスレッドにて尋ねると一発で教えていただきました

久々にネットの素晴らしさを肌で味わいました。ビューティフォー! 本当にありがとうございました。FPMは以前から好きなので「つながってる…!」という。

そして今日、ラフォーレ原宿のHMVで買いました。
Fantastic Plastic Machine、”Sound Concierge #401 “Do Not Disturb” for your lonely midnight”。
9曲目に入っている、藤原ヒロシさんの”Natural Born Dub (Riverside Christmas Remix)”。

この曲はこちらで試聴できます。
これは藤原氏のCDからですが、7曲目のやつです。これも欲しい…。

これが午前3時を前にして流れ出し、大貫さんが締めのあいさつをするわけです。

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Fantastic Plastic Machine Sound Concierge #401 “Do Not Disturb” for your lonely midnight

私と同じような方がおられるかもしれませんので、検索に引っかかるように書いておきます(笑)。
J-WAVE、NIGHT STORIES(水曜日、大貫妙子)、エンディングBGMの曲名。

山口由子 ”Hotel Scandinavia”

ちょっと自分が気になる1枚を紹介したいと思います。別に熱中はしていないけど、ずーっとあるところに引っかかり続ける1枚。
山口由子、”Hotel Scandinavia”。

これは本当に不思議な1枚です。
泣くほど感動的なものでもない、特別心の琴線に触れるわけでもない。
それでも、「もういいから売ろう」とは思わない。なんだか分からないけれど、ずっと手元に取っておきたい。

そもそもこのCDを買ったきっかけは、購入者プレゼント目当てでした。
電車の中の広告で見たのですが、山口由子自身が選んだ北欧チェアが当たる、というものでした。結局椅子は当たりませんでしたが、そんな動機で買ったこの1枚は今もシェルフの中にたたずんでいます。

作品のテイストは、スウェーディッシュなナチュラルポップス。山口由子の吐息まじりの、熱くも穏やかな唄。
しかし繰り返しになりますが、ここがかっこいいとか、この詞が胸に響くとか、そういうのはとくにない。
もちろんかっこいいし、かわいいし、愛しい曲たちです。でもそれらは普段言うような「これかっこいい! いい詞だ!」という種類のものではない。ただただ“なんとなく”いつまでも心に残り、「もういいや」とはならない。
胸の中の草原にふわりふわりと降りてきて、そのまま草の上に居座っているような情景。
良質のポップス。そう言えるのかもしれません。

私の気に入っている言葉、
「退屈でないものに人はすぐに飽きるが、
飽きないものはだいたいにおいて退屈なもの。」(村上春樹)
をふと思い出します。
なにか特出したものではないけれど、いつまでも残る音楽。不思議な魅力がにじみ出る1枚です。

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山口由子 “Hotel Scandinavia” (2001年作品)

  • Posted at 23:37 on May 20, 2006
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“here & now” – kaskade

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kaskade “here & now”

さわやかで明るい、派手じゃない大人のハウスミュージック。このキーワードにピンときたかたはチェック!
どこかで聴いたのか名前だけはチェックしてあったのですが、先日HMVにて見つけて一曲試聴して購入したアルバム。
kaskadeの2枚組みベストアルバム、「here & now」

広がってゆく気持ちよさは保証します。ブックレットレヴューに「女性ウケがいい」とありましたがそれも分かる気がします。ほんとにメロディがきれい。
あえて一曲だけ選ぶなら、アルバムの最後をしめくくる “Still Still Still”。
空を飛んでいるようなメロディに、エアリィな女性ヴォーカルが静かにからむ。寝る前の一曲に最適。

これは自信をもってオススメの一枚。

  • Posted at 20:48 on Oct 21, 2005
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「おいしいコーヒーをいれるために」 & 「lust」

ひさしぶりにAmazonで買い物。

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中川ちえ 「おいしいコーヒーをいれるために」

最近できたばかりのカフェで見つけた本。(コーヒー関係の本がたくさん置いてある。)
これいいな、欲しいな、と思って調べたら、2年前にAmazonのウィッシュリストに入れてありました(笑)。
堅苦しくなく、のんびりと読めます。写真もきれい。

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Rei Harakami 「lust」

J-Waveで流れて即チェックした作品。レイ ハラカミの「ラスト」。

これは名盤になると思う。すごくいい。すごく気持ちがいい。サウンドはエレクトリックです。テクノ要素あり。
テクノはアングラなテイストになりがちだけど、これはものすごくポップ。踊りたくなる。

これを聴きながら夜明けの海岸線をドライヴしたら気持ちいいだろうなぁ。
すごくオススメです。とりあえず自分はこっち系の音って大好き。夜明けに似合う音楽、最高です。

  • Posted at 20:56 on Aug 13, 2005
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