車の免許を取った

車の免許を取った
ただし AT 車に限る。

以前からもしも願い事がひとつ叶うのなら、車の免許が欲しいと言っていましたが自力で叶えてしまいました。普通車の AT 限定。MT でも良かったんですが、すぐには MT 車に乗ることもないので、必要になったときに限定解除すればいいやと。

結果的には学科も技能も最短で通りました。学科は最近では自動車学校のサイトなどで練習問題を解けるようになっているので、それをこなせばなんとかなります。
技能は結局のところ「慣れ」と「状況ごとの判断」なので、教習中に出くわした場面や状況の見方、気をつけるポイントなどはとにかくメモを取って情報を蓄積すると良いです。我々初めて路上に出てきた運転者と、巧いか否かを問わず非初心者ドライバーとの違いはその経験値のみと言ってもいい。とにかく私たちに必要なのは慣れるための時間と量、そして実際の道路での経験値。なのでちょっとしたことでもメモを取っておくと経験が無駄になりにくいかと。

メモ類
自分がとっていたメモ類。地図は、これも自動車学校のサイトで教習に使うルートが公開されていると思います。それを印刷して路上教習が終わる度、忘れないうちに書き込んでいました。

どんなメモかというとこんな感じ。

  • (地図中のある交差点について)右折信号短い。普通車なら3~4台、トラックなら2台。
    並んでいるときは前車で信号が見えないので、信号見ずに続いて進まないよう注意。
  • (地図中のある道路について)40km/h。信号なし横断歩道あり。対向車線詰まっていること多々。要注意。
  • 交差点
    前が詰まっている → 交差点に進入しない
  • 右折信号がある OR 時差式 の場合は素早く行く。交差点の中心まで前車に続いて入って良い。
  • 駐停車
    イメージからすると、ギリギリまで寄って良い(ぶつからなければ OK 程度)。
    発進するときの右合図は、発進後すぐに消した方が良い(右折と間違われる)。
  • 車線変更
    ゆずってくれない場合は、止まって待っても良い。
    右後方にいる場合、スピードをむしろ落として合図を出す。そうするとゆずってくれやすい。
    こちらがスピードを上げていると向こうも上げる傾向がある。
  • (方向転換の場面で)寄せる場合は、寄せたい方向に一杯切って寄り、反対方向へ一杯切って車体が真っ直ぐになるまで進む。そしてそのままバック。

そして路上教習でなにが役に立ったかというと、それは何と言っても Google Street View です。登録されている道路であれば、車の視点で教習ルートを復習できます。教習中は緊張していたり、よそ見をする余裕もありませんから、どこをどう通っていたのか、交差点の名前は何だったか、周りにはどんな建物があったか等ほとんど分からないものと思います。そんな時は是非 Street View を。あそこは時速何キロ制限だっけ? というのも確認できますし、目印となる建物も選定できます。実に役に立ちました。おすすめです。

また教習所では指導員の指名制度(気に入った指導員を優先的に選べる、または逆に特定の指導員だけはじける制度)がありましたが、私は利用しませんでした。中には合わないなと感じる指導員や、極々一部にはイラッとくる指導員もいましたが、免許を取って路上に出れば他のドライバーをこちらが選ぶことはできません。ムカッとくる場面やドライバーに出くわすこともあるでしょう。そう考えると誰が来るか分からないという指導員の存在そのものがいい教訓になる。そう考えて指名はしなかった次第。まぁほんとにあいつだけは我慢ならねえ、ということがあれば利用した方がいいかもしれません。
でも今はどの教習所も生徒集めで大変なので、指導員もほとんどの方が丁寧で分かりやすく、友好的です。問題があるかどうかというより相性ですね。そんなに気に病む必要はないかと思います。


そもそもなんで免許を取ったのかというと、星を観るのが好きなのですが、高所など空気の綺麗なところで観たいと思っても交通手段がないんですね。電車で行っても駅から先どうやって行くの、という。これは車運転できた方がいいなぁと。天の川観たいです。

実際に免許を取る過程でひとつ思ったことがあります。
それは「交通安全の教育として車の免許取得は役に立つ」ということ。現在の日本の路上での最強者は車です。この車からの視点というのは自分が歩行者だったり自転車に乗っているときでも大変役に立つ。どういう歩行者の行動が車にとって嫌なのか。これは車に乗る人間だからこそ分かるものだと感じました。そうすると自分がただ道を歩くときにも車の視点になって気をつけるんですね。
黒っぽい服は夜見えにくいです、と言われていてもあそこまで見えないものだとは実際に経験しないと怖さは分かりません。
「車はすぐには止まれない」とは分かってはいても「車から今あなたは見えていません」という死角の立場を理解するのはなかなか難しい。
そういう意味で、車を運転するしないに関わらず、交通安全のために車の免許を取るのはいいことだなと思いました。

個人的に一番不安だったのが、実は学科でも技能でもなく視力検査。落ちてるんだろうなとはうすうす感じていましたが裏付けられてしまった。両目で 0.7 だそうです。裸眼で運転できる基準はどうにかクリアしていますが、見にくい場面もあるので眼鏡作った方がいいのかなぁ、とか。いい目医者さんをご存じでしたら教えてください。

視力…。orz


最後に私が今までに見た CM で一番のお気に入りのものを。思えば「車っていいな」と思ったのはこの CM を観たのがきっかけかもしれません。

  • Posted at 18:16 on Jan 29, 2015
  • | (Closed)

The 40th TOKYO MOTOR SHOW 2007

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先月になりますが、東京モーターショー2007に行ってきました。モーターショーは初めて。開催期間は11/11までです。
免許持ってないし、車に詳しくもないけど、見るのは好きなので一度は行ってみたかったモーターショー。
こういう展示会で写真が自由に撮れるというのはうれしい。グレイで囲ってある写真は拡大できます。

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Ferrari 599

Ferrariの新車、599が発表されました。(記事1 記事2

うわー かっこいー!
個人的にはF430より好み。

20061005_4.jpg
この後姿がたまらん… (*´Д`)

やはりイタリア人のデザインセンスはちょっと他は真似できないですね。これはもう“血”なのでしょうかね~。かっこいいなぁ。
Jaguar XKにあこがれているけれど、このF599にも惹かれます。
> 日本へ割り当てる台数は、年間300台程を予定
とのこと。その1/300になりたい。

JaguarにしろFerrariにしろなににしろ、
「どおしようかなぁーっ 買おうかなぁー」と悩めるようになるのがとりあえずの目標です。「買えるかどうか」は問題ではない、というね。(笑)

とにかく車であれなんであれ素晴らしい作品に触れると(見るだけでも)元気をもらえます。これって些細なようでけっこう人生で大事なことだと思う。

興味のある方はこちらもどうぞ。
初乗りレポート – 「フェラーリ599はトータルバランスで他を突き放す」
フェラーリ 599 発表会レポート!F1フェラーリチーム監督 ジャン・トッド氏が登場!
【フォトライブラリー】フェラーリ 599 の画像“55枚”を一挙公開!

  • Posted at 04:40 on Oct 05, 2006
  • | (Closed)