Windows 8 tips: 「スタート」がなぜ素晴らしいか、使いこなすための発想の転換

Windows 8 の「スタート」
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メインの Windows パソコンを新規で組みました。それはまた別の記事で紹介したいと思いますが、今回は Windows 8 について。個人的にものすごく感動したので、Windows 8 が使いにくいと感じておられる方がいたらそれは大変もったいないと思うので、ちょっとここで紹介したいと思います。

Windows 8 の巷の評価はざっくりと言ってしまえば「今までと色々変わって使いにくい」「タブレット端末には良いけど、パソコンとしては煩わしい」というところでしょう。
事実私も Windows 8 タブレットを使っていた段階ではそのような評価でした。「デスクトップ PC ではどうかな~」と。それでもこういうのは避けていても仕方がないし、自分が変わって慣れるしかなかろうと今回新マシンを組むのを機に Windows 7 から Windows 8 へ移行。

そんな思いで始まったのですが、落ち着いて環境を整えたところその評価を覆さざるを得ない結果になりました。平たく言えば「Windows 8、めっちゃ使いやすいじゃん!」という結論です。
しかしその思いに至るにはひとつ発想の転換が必要でした。

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Windows 8 tips: Windows ストアでアプリが見つからない場合は言語設定を

「選んだ言語のアプリを見つけやすくする」をオフに
「選んだ言語のアプリを見つけやすくする」のオン・オフでアプリの検索は別物になります。

先日 Windows 8 タブレット「ARROWS Tab」の記事で「Windows ストアで Twitter のクライアントアプリがひとつもない」と書きました。ところが自分が見た以前の記事では普通に紹介記事があります。これはおかしいなと。

【レビュー】Windows 8アプリコレクション- 気になる二つのTwitter専用クライアント (1) シンプルながらも十分な機能を持つ「MetroTwit」 | パソコン | マイナビニュース[mynavi.jp]

ところがアプリ名で検索してみてもやはり出てきません。そこでもしやと設定から「選んだ言語のアプリを見つけやすくする」のオプションをオフにしてみると見事ヒットしました。

チャーム(右側に出るメニューのこと) – 設定 – 基本設定 – 選んだ言語のアプリを見つけやすくする

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  • Posted at 20:54 on Jan 30, 2013
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Mac mini (Late 2009) を SSD に換装する

Mac mini (Late 2009) モデルを使用しています。今ではアルミニウムのユニボディとなっていますが、初代から続いたアルミニウム+ポリカーボネートのツートーン Mac mini です。それの最後のモデルだったみたいですね。白い Mac って好きなので一番いい時に買ったのかも。

Mac mini購入v – March 21st, 2010

メモリは去年か一昨年くらいに 8GB に増設していたのですが、ドライヴについては HDD のままでした。私はもう「起動ドライヴは SSD じゃないとやってられない」身体になってしまっていますので(笑)、長らく不満の種でした。
できるならさっさと換装してしまいたかったのですが、Mac mini は分解しないと内部にアクセスできないため(現行のユニボディタイプならばメモリは簡単に換装できる)、一度メモリの換装で分解を経験している身としては重い腰が上がらなかったわけです。とは言ってもいつまでもこのままではストレスが溜まりますので一念発起して換装した次第。

メモリの時は記事にしませんでしたが、今回の SSD 換装についてはその効果たるや感涙ものですのでオススメという意味でも記事にして紹介します。
私は自作 PC にいくらか慣れていますので換装自体はなんということはないのですが、初めてという方でも「挑戦してみようかな」と前向きに思ってもらえるように、できるだけ作業工程そのものよりも「ものの見方、注意すべき点」という経験がないとなかなか分からない点に注目したいと思います。

本記事での Mac mini は Late 2009 モデルですが、それ以前のモデルについても内部構造はそんなに変わらないので参考になるのではないかと思います。
型番や発売時期(Mid 2008 や Late 2009 などといった表記)と、「分解」や teardown などといったキーワードで検索するとピンポイントで見つかるかもしれません。

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  • Posted at 01:24 on Jan 28, 2012
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任意のフォルダを Dock に追加する

Mac OS X のランチャー、Dock ですがここに任意のフォルダを登録したいと常日頃思っていました。もしかしたら一般的に知られていることかもしれませんが、私と同じようなユーザもいるかもしれない、ということで紹介。

Dock には標準で各種アプリケーションと、アプリケーションフォルダ、書類フォルダ、ダウンロードフォルダが登録されています。そこで自分がよくアクセスするフォルダを Dock に追加したい、ということがあると思いますが、いざやってみると Dock に入らない。無理なのか…と諦めていました。

私は Dropbox というファイル共有サーヴィスを利用しています。Dropbox をインストールした PC やデバイス間でファイルを共有できる非常に便利なサーヴィスです。

https://www.dropbox.com/

そこで日常的に Dropbox のフォルダにアクセスするのですが、Dock に追加することが出来なかったため、いつもメニューバーのアイコンからメニューを辿ってアクセスしていました(既にファインダーを開いていれば「よく使う項目」からいけますが)。

今まではメニューバーからアクセスしていた
この方法だとフォルダを開くのに、アイコンをクリック、メニューからクリック、と2クリック必要なわけです。

Windows7 では Dropbox をタスクバーに登録するだけで出来る
これが Windows7 ですと Dropbox をタスクバーに登録するだけで出来ます。アイコンをクリックすれば Dropbox フォルダが開きます。

同じように Dropbox アプリケーションを Dock に追加してみると、追加は出来るもののクリックしても何も起きません。環境設定が開くわけでもなく、無反応。

ところが先日、再び「任意のフォルダって追加出来ないのかなあ」とぼんやり考えながらフォルダを持って(ドラッグ) Dock をうろうろしていたら、ひょいっと隙間が空くではありませんか(笑)。ドロップしてみると入った! 入ったよ! 目が覚めましたね。ええええ!!
ここで初めて Dock の区切りが「アプリケーション側」と「フォルダ側」というエリア区分けの意味があったのかと気づいたのでした。

区切りを境にフォルダ側に追加出来る
任意のフォルダを Dock へドラッグ&ドロップ、区切りを境にフォルダ側に追加出来ます。
いやー、今まで何年気づかなかったんだろう…orz

ワンクリックでアクセス出来るように
これで念願のワンクリックでアクセスが出来るようになりました。
希望としては、Dropbox のアイコンをファインダーでなされているように Dock でもフォルダに表示してくれるといいのですが、なぜか Dock に追加するとのっぺらぼうなフォルダアイコンになってしまいます。

とにかくこれでずいぶんと便利になりました。ご存じでなかった方はぜひ頻繁にアクセスするフォルダを追加しまくっちゃってください:)


【Feb 9, 2012 追記】

Dropbox フォルダの Dock でのアイコン表示ですが、出来ました。

表示形式をフォルダに変更
副クリックして「表示形式」を「スタック」から「フォルダ」に変更するだけです。
スタック表示というのは、クリックしたときにびよーんと中身が伸びるやつなのですが、これって Dock をデスクトップの下側に表示したときだけなんですよね。私は Dock は左側に表示する派で、するとスタック表示でもびよーんと伸びることも何もなく、「フォルダ」表示と変わりません(フォルダの中身がチラ見できるメリットはあります)。

フォルダにアイコンが表示された
スタック表示を愛用している方以外は「フォルダ表示」にしたほうがアイコン表示されるので分かりやすいと思います。

ダウンロードフォルダも変更
それでダウンロードフォルダだけ透視な理由も分かりました。スタック表示だったんですね。特に助かっている面もないのでこちらもフォルダ表示にしました。すっきり一貫性が出て気持ちいいです。

  • Posted at 22:24 on Jan 20, 2012
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Ubuntu で 3TB の HDD を使用する

Ubuntu で 3TB HDD を使用する
ファイルサーバとして Ubuntu を使用しているのですが、この度 3TB の HDD を導入したところ、今までの方法ではパーティションが作成できなかったので備忘録も兼ねて紹介。

私は MS-DOS と MBR(マスターブートレコード)との関連もよく分かっていません。「ここでは結果的に同じものを指している」程度の認識しかありません。
この記事では GPT(GUID パーティションテーブル)を選択していますが、なぜ GPT なのか、それ以外の形式ではどうなるのか、といったことが理解できていません。単純に 3TB の HDD を利用するためだけの手順を紹介しています。
ですのでもっとおすすめの方法があったら教えてください!

今まで新しい HDD の導入というと、特に何かを意識する必要もなく、せいぜいがファイルシステムを ext3 にするか ext4 にするかくらいで、「何かができない」という場面には直面しませんでした。ところが現在市場に出回っている HDD の最大容量である 3TB は違いました。パーティションテーブルの形式を今までのデフォルト形式「MS-DOS」から「GPT」に変更する必要があります。

容量の壁 – 2TiBの壁 – Wikipedia
なぜ 3TB の HDD になったらできないのかというと、2TiB の壁のせいだそう。2TB のときはまだ 1.82TiB だったから大丈夫だったんですね。

GUIDパーティションテーブル – Wikipedia
ざっくりと言ってしまうと、これからの流れとしては今までの MBR から GPT に変わっていくみたいです。

パーティションが作成できない
今までと同じやり方だとエラーが出てしまい、パーティションが作成できません。

MS-DOS パーティション長の限界が原因
エラーの詳細を見てみると

libparted のメッセージ
パーティション長 5860530176 セクタは msdos パーティションテーブルによって決められた最大長 4294967295 を越えています

とのお達し。

以下、手順。Ubuntu のヴァージョンは 10.10 です。

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  • Posted at 02:21 on Sep 26, 2011
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