Rozen Maiden(ローゼン・メイデン/薔薇乙女)。
主人公のもとにある日届いた不思議な人形たちの物語。
買ったのはちょっと前なんですが、おもしろいです。(全8巻、THE大人買いv)
真紅たち人形の美しさ、かわいさはもちろん、描かれるテーマも深く、かなりお気に入りの漫画。画で言えば瞳や服のレースやフリルの繊細さも好き。
Wikipediaにも載っていますが、突然の連載終了だったので、やはり願わくば再開というかたちで「扉の向こう」を描いて欲しいです。ファンのためにというより、命を懸けて闘った薔薇乙女たちのために。
作中より、胸に響いた言葉をいくつか。
気付こうとしなければきっとわからないわ
この紅茶のおいしさも
この子達のやさしさも
(第1巻、序章後編)
ほんの少しの違いだわ
カップを温めるのは相手を思いやっての事
でもそれが正しい時も 正しくない事もあるのね
わかってみればきっと ほんの少しの事だわ
(第1巻、Phase 3)
だからジュンが
夜眠るのが怖くなったら ヒナに言ってね
ヒナが起こしてあげるからね
(第6巻、Phase 30)
たとえ同じ庭園に咲いていたとしても
薔薇も百合も石楠花も秋桜も
花を咲かせる時季はそれぞれ違う
今は蕾でも
それぞれに相応しい季節が必ず廻ってくる
(第6巻、Phase 31)
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