Win Vistaマシン自作入門書
本屋で見つけて分かりやすかったので買った一冊。
わたしは甘えているのでしょうか? 27歳・OL
本屋で見つけて買った本。
村上龍さんがバカバカしくも切実な悩みに答えています。これが良かった。
質問者は多くが女性のようですが、村上さんが甘やかすのではなく、現実に沿った見方で、かつ優しく答えているのが印象的です。
正直、今まで村上龍さんの小説は、デビュー作の「限りなく透明に近いブルー」、そして「コインロッカー・ベイビーズ」の上巻しか読んだことはなく、どうもいまいち肌に合わないな、と感じていたのですが、今回この本を読んで(小説ではありませんが)、村上さんにとても好感を持ちました。すごい優しい方だな、と。そして現実的な方だなと。
私が関心したのは、村上さんが一貫して、例えば職場で悩んでいる質問者に対して、体を壊したり、不眠になったり神経症になったりするのなら退職や転職を考えるべきだ、まず体や心を正常に戻すことを優先すべき、と言い切っているところです。
これって本当に優しい人じゃないと言えないと思う。
また全体を通して歯切れ良く語ってくれるので気持ちいいです。ひとつのやりとりも短いのでさくさく読めると思います。
非常におもしろい本です。男性にも女性にもおすすめ。
BRUTUS No.607 沖縄特集
最新号のBRUTUSは沖縄特集です。
まだ全部は読んでいないけどおすすめなので紹介。
琉球ディスコのCDが付録でついています。
(付録でついてる、って「頭痛が痛い」ですね…)
これがよいです。超かっこいい。
今まで琉球ディスコ、興味はありつつ聴く機会がなかったのですが、これを機にCDを買う決心がつきました。(笑)
意味がなければスイングはない
春樹さんが音楽についてたっぷり語った本、「意味がなければスイングはない」を読了。ゆっくり楽しませていただきました。
ここでは春樹さんが
・シダー・ウォルトン 強靭な文体を持ったマイナー・ポエト
・ブライアン・ウィルソン 南カリフォルニア神話の喪失と再生
・シューベルト「ピアノ・ソナタ第十七番ニ長調」D850 ソフトな混沌の今日性
・スタン・ゲッツの闇の時代1953-54
・ブルース・スプリングスティーンと彼のアメリカ
・ゼルキンとルービンシュタイン 二人のピアニスト
・ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?
・スガシカオの柔らかなカオス
・日曜日の朝のフランシス・プーランク
・国民詩人としてのウディー・ガスリー
とたっぷりと語ってくれます。
買った雑誌たち
まだほとんど読んでいませんが気になった雑誌たちが溜まり始めています。一挙紹介。読まねば。
日経WOMAN11月号。550YEN。
電車の吊り広告でピーンと来たのでチェック。これは当たり。
女性誌ですがなかなか読み応えがあります。なるほどねぇ。読者アンケートでブックランキングがありましたがその一部を紹介。
・「一ヶ月に何冊読むか?」: 平均5.6冊
これが読破数なら完全に負けた;
・「一ヶ月の書籍代」: 平均3942円
今年は平均6700円くらい。書籍・雑誌の出費が痛い。
・「家には何冊本がある?」: 平均171冊
どう考えても100冊くらい。(ほとんどが小説の文庫)
みんなけっこう読んでるんだなぁ。全然読書離れしてないですね、この調査だと。