プラダを着た悪魔がやってきた。

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あまりにも気に入ってしまい、2回劇場で観た、「プラダを着た悪魔」。
DVDとサントラCDが届きました。Amazonで予約受付開始後、即予約購入。
(Amazonではモノによっては予約開始のお知らせメールをもらうことができます。気になる商品があったらとりあえず検索してみてください。登録されているかも?)

サントラも同時に。
ただサントラに関しては完璧ではありません。オープニングを飾ったKT Tunstallの”Suddenly I See”、Madonnaの”Jump”が収録されていません。なんだろう、権利問題?
とにもかくにもこの点は惜しい。サントラにしてサントラにあらず。

ただそのほかの収録曲は素晴らしい。本当にこの映画、選曲がいいと思う。
大のお気に入りアーティスト、Kaskadeがリミックスした”Here I Am”はもう最高。(パーティー会場に着いたときのシーン)
一番好きなのは、Azure Rayの”Sleep”。(ミランダにパリ行きを告げられたシーン)
知らないアーティストだったけど、チェックしてみようかな。01年発表のデビューアルバムのタイトルナンバーだそうです。

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プラダを着た悪魔 [DVD]

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プラダを着た悪魔 サウンドトラック

世界観

まさに自分の世界観を表現された、というMusic Video。見られちゃった、みたいな。

David Bowie “Thursday’s Child”

これはもう「やられた」の一言。かっこよすぎ。
自己紹介代わりにこのMusic Videoを観てもらって構わないと思う。(笑)
ぜひこのVideo欲しいんですが、iTunes StoreではJPNでもUSでもUKでも売っていない。出たら即買う。

Madonna “Rain”

これもまさに「やられた」。
iTunesのUSストアであったので購入。

上のふたつを観て思ったのは、自分の世界を表現することにためらいは無用、ということ。
すごく初歩的なことだけど、それだけにすごく励まされたのでした。

世界で一番奇麗な場所

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mink “Shalom

minkの1stアルバム、”Shalom”。
今までのシングルが盛りだくさんだったのでそういえばアルバム出ていなかったか、というmink。
ちょうど発売して間もないときにHMVで見つけ購入。なかなかしっかりした内容でおすすめの一枚です。

その中で一番心をつかまれたのが、#7の”世界で一番奇麗な場所”。
初聴のとき聴き流していたのだけど、この曲のときは手を止めて歌詞カードを開いた一曲。(歌詞はこちら

詞だけを読むと「うん、いい詞だね」という感じなのだけど(よく考えることだと思うし)、実際にminkが歌うのを聴いていると、これがすごく心に響くんです。
もちろん人によって感じ方は万別なので誰でもというわけではないけれど、私自身はすごく素直に自分の体に染みていくのを感じました。

あと100時間しか生きられないとして、
そのときに自分がするべきことはなにか。

それを見つけられないまま死ぬことだけは、
それをしないまま死ぬことだけは、したくないなと。

問題は世界で一番奇麗な場所があるかないかではなく、世界で一番奇麗な場所に気づくか気づかないか、なんだよね。その当たり前さに。

  • Posted at 22:09 on Mar 14, 2007
  • | (Closed)

Digi-Pop

capsule、Perfume、COLTEMONIKHA。
これらをプロデュースしているのが中田ヤスタカ

いろんな音楽を聴くけれど、やっぱりディジタルサウンド、好きだなぁ…。と思わせてくれる彼の音楽。
ヴォーカルの声でさえもひとつのサウンド・音として使いこなしてしまう。
はっきり好みの分かれる音楽だとは思うけれど、僕は好きです。かなり好きです。ヘッドフォンで聴いてるとかなり幸せになります。

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capsule “Sugarless GiRL

capsuleのニューアルバム。
よりフロア寄りのエッジの効いたサウンドになっていますが、最高にカッコイイです。
かっこよすぎるサウンドに、こしじまさんのクールでかわいいヴォイスが絡みあう、もうたまらん。

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  • Posted at 21:41 on Mar 11, 2007
  • | (Closed)

宇宙に響く愛の唄

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Bump of Chicken “jupiter

物語性豊かな作品を紡ぎ出す、Bump of Chickenの3rdアルバム “jupiter” (2002年作品)。
これは完成された一枚と言っていいでしょう。それだけ隅から隅までいい! 1st、2ndからここに来てその愛の広がりには感銘を受けずにはいられません。

ごつごつしながらもそこにあるのは、飾らないナマの気持ち。願い。想い。それを貫き通した彼らには惜しみない賛辞を。素晴らしい!

見えないモノを 見落として 望遠鏡をまた担いで
静寂と暗闇の帰り道を 駆け抜けた
そうして知った痛みが 未だに僕を支えている
「イマ」という ほうき星 今も一人追いかけている
( “天体観測” )

君のボールはいつも
届かない所へ飛んでいく
君はボールを何度も
僕に投げた

とれるわけない球も 呆れながらも 必死で追う
「とれなくてもいい」と 微笑んで欲しくない
( “キャッチボール” )

虹を作ってた 一度 触れてみたかった
大人になったら 鼻で笑い飛ばす 夢と希望
ところが 僕らは 気付かずに 繰り返してる
大人になっても 虹を作っては 手を伸ばす
( “ハルジオン” )

耳障りな電話のベル
「元気?」って たずねる 君の声

僕の事なんか ひとつも知らないくせに
僕の事なんか 明日は 忘れるくせに
そのひとことが 温かかった
僕の事なんか 知らないくせに
( “ベル” )

最後を締める曲、 “ダンデライオン” は泣けます。泣きました。
あなたの大切な人に、このアルバムを贈るのもいいのではないでしょうか。