Interview * YOSHIKI

AppleのサイトにてYOSHIKIのインタヴューが掲載されています。(普段はさん付けで呼んでるのでYOSHIKIと言い切っちゃうとなんか変な感じだ。)
アップル – Special Interview – YOSHIKI

しばらく会ってなかったけど髪型が自分とそっくりだったんでびっくりした(笑)。

彼の口調にちょっと違和感を感じたんだけど、これ原稿化する際にいじってない? 今までの彼のしゃべりを聞くに、公ではこういう口調では話さないと思うんだけど。

Apple Storeってライブもできるんだ、それは知らなかったな。X JAPANもやってみようかな?スケジュールが合えば、是非やってみたいね。お店で僕らがライブをやるのはちょっと危険かもしれないけどね(笑)。

たぶん実際には

Apple Storeってライブもできるんですか?それは知らなかったです。X JAPANもやってみようかな?スケジュールが合えば、是非やってみたいですね。お店で僕らがライブをやるのはちょっと危険かもしれないですけどね、ハハ(笑)。

みたいな感じだと思いますよ。けっこうインタヴューでは言葉遣いきれいですよ、彼は。X JAPANスタッフなどの身内のインタヴュアでない限り敬語を遣いますし。
よく海外アーティストのインタヴューの翻訳で一人称が「俺」とか「俺ら」とか、「~だよ」「~だろ?」というタメ口ってあれ変だよね(笑)。いくらロックアーティストだからってあんなしゃべり方しないよねぇ。するのかな?

“Fotograf” Fritz

ドイツ在住の “写真家” フリッツ。

Fotograf Fritz
「フレーミングが… ちょっと甘かったな…」

そう、フリッツとはこの猫。
首輪につけたカメラで自動インターバル撮影。

記事はこちら。
ドイツに写真を撮るネコ、「作品」はネット上で公開 – AFPBB News

そして彼のギャラリーはこちら。
katz23 (”fritz-cam-galerie” より観れます。)

いやぁ、びっくり。ものすごくいい写真ばかり。すごいよフリッツ。
フリッツにはこういうふうに世界は見えているんだね。彼はなにを想うんだろう。

  • Posted at 21:27 on Jan 25, 2008
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重なり

クリエイティヴ・スタディオ「サムライ」主宰、アートディレクター・佐藤可士和。(効果音出ます。)
彼がNHKの番組、「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演したのが2006年の1月。番組が始まってまだ間もない、第4回目だった。
思えば、このときの放送が彼を知った初めての機会だった。今でも観ている途中、「(自分と)同じだ…」と驚いたのを覚えている。

その放送が未放送分も含めてDVDになったのをやっと買った。定価が3700円となかなか高いので、割引されていたのをチャンスにゲット。
2年ぶりにじっくりと観て思ったのは、彼がすごいのは、「対象への責任感」と「紡ぎ出すヴィジョンの純度」だと思った。
そして、僕が「自分と似ている」と感じているのはこの点なのだ、とも気づいた。

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  • Posted at 20:54 on Jan 19, 2008
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走ることについて語るときに僕の語ること

村上春樹、「走ることについて語るときに僕の語ること」。
久しぶりに満たされた一冊。
タイトルの原型は春樹さんの敬愛する作家、レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル “What We Talk About When We Talk About Love” から。

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Keith Jarrettの歌

Keith Jarrett(キース・ジャレット)。
たぶん僕の音楽史において、最初期からずっと聴き続けている音楽家。
兄の持っていた “The Köln Concert(ケルン・コンサート)” を借りては聴いてきた。長らくKeithの音楽といえばそれしか知らなかったのだけど、最近になって “The Köln Concert” を自分用に買ったのを機に他の作品も聴いた(兄が自分の家に持っていってしまったので聴けなくなってしまった)。
買ったのは “The Melody At Night, With You” 、それから後に “The Carnegie Hall Concert” 。

僕にとって彼の音楽の魅力のうち、おそらく一番大きなものは彼の「歌」だ。彼はピアニストでありながら、演奏中歌う。これが “The Köln Concert” を最初に聴いたときからずっと好きだった。
だから “The Köln Concert” では歌ってるよね? という認識だったのだけど、彼はいつも歌っているんだと知ったのは最近のこと(笑)。

Wikipedia
では「中腰の姿勢で、時折うめき声を出しながらピアノを弾く姿が印象的。」とあって、「あれはうめき声だったのか!」とひとり衝撃を受けたのだけど、あれは歌です!
同じく記事中で病気を患っていたことも知り、なんだか身近に感じられるようにもなった。

その最近買ったCD、”The Carnegie Hall Concert” は僕にとって大きな一枚になった。
仕事をしながら聴いてたのだけど、2枚目の2曲目、”PART VII” が流れ始めると僕は手を止め、スピーカーの前に立ち尽くしてしまった。なにかがそこにはあった。
そこにはKeithの「喜び」や「感謝」であふれていた。そして、彼は高らかに歌っていた。胸がどきどきした。目頭が熱くなった。

演奏が終わった瞬間、僕はスピーカーの前で拍手をしていた。するとなんということか、観衆まで大喝采。僕たちは共にそこにいて、彼の音楽を聴けたことに感謝した。
僕はこの曲を聴いているあいだ、彼が復活してステージに立てたことに、本当によかったなぁ、よかったと感じ続けていた。同じく病気によって活動を休止していたこと、そして同じく克服した経験を持つ者として、彼の演奏はなによりもうれしかった。
Thank you, Keith. I thank you, and welcome back. I love your music. I love your song.

このCDに入っていたチラシで知ったのだけど、今年Keithの来日コンサートがあったのね。。。知らなかった…。彼のコンサートは一度ぜひ観たいな。できればソロコンサートを。

The Carnegie Hall Concert
The Carnegie Hall Concert

The Koln Concert
The Köln Concert
無人島にCDを10枚持っていけるとしたら、という自問に対してすでに確定しているのはまだ1枚。それがこの “The Köln Concert” 。神懸かってます。

The Melody At Night, With You
The Melody At Night, With You
優しさにあふれた一枚。やばいくらいに美しい演奏。#3の “Don’t Ever Leave Me” の最後の余韻では鳥肌が立ちました。

もう、ちょっと、なんというかこの3枚があればあとはいいや、くらいの勢いですね。はぁ。

  • Posted at 23:05 on Dec 17, 2007
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