世界観

まさに自分の世界観を表現された、というMusic Video。見られちゃった、みたいな。

David Bowie “Thursday’s Child”

これはもう「やられた」の一言。かっこよすぎ。
自己紹介代わりにこのMusic Videoを観てもらって構わないと思う。(笑)
ぜひこのVideo欲しいんですが、iTunes StoreではJPNでもUSでもUKでも売っていない。出たら即買う。

Madonna “Rain”

これもまさに「やられた」。
iTunesのUSストアであったので購入。

上のふたつを観て思ったのは、自分の世界を表現することにためらいは無用、ということ。
すごく初歩的なことだけど、それだけにすごく励まされたのでした。

秒速5センチメートルできみのもとへ…

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当ブログでも紹介した、今春公開のアニメーション映画、「秒速5センチメートル」。観てきました。

オフィシャルサイト

いやー、よかったです。とにかく切ない! もう切なくて切なくて胸が痛い。あぁ。
とにかく画と音楽がよい。ジブリとはまた違った美しさがあり、良質な作品と感じました。
日本のアニメーションってほんとにすごいね。ひしひしと感じました。
ストーリー記述はしませんが、おすすめです。上映映画館などはこちらをどうぞ
3連作で、合計1時間です。関東で唯一やっているシネマライズ(東京・渋谷)では4/27(金)までとのこと。ぜひ。

映画を観終わったあと思ったのは、人生で本当に大切なのは愛する人にはっきり口に出して「愛している」と伝えることなんじゃないかと。
もちろん人生の中にはほかにも大切なことはたくさんある。仕事とか、個々の信条だとか。
だけど、誰かを愛して、その人に「愛している」と伝えること、それに代わるものはなにひとつとして存在し得ないのだと。それより偉大な行為はないのだと。
そんなことをしみじみと思いました。(まさに「しみじみ」という言葉がぴったり。)
もう一回観たいなぁと思った作品。DVD出たら買うなこれは。
時代的にも私自身に重なるし、ほかにもつながるところがあり、琴線に触れました。

そしてテーマソング、山崎まさよしさんの”One more time, One more chance”がはまりにはまりまくっている。過去の発表曲からのピックアップ(この映画のための書下ろしではない)のを考えるとそれはお見事としか言いようがありません。素晴らしい!

新海誠監督、この作品で初めて知ったのですがこれからもチェックしたいと思います。この方は光の表現が本当に素晴らしい。

それにしても切ない!! あぁぁぁーーーーっっ!!(←言葉にならない)

観に行きたい方がおられましたら声かけてください。行きましょう。切なくなるけど。

  • Posted at 01:34 on Mar 31, 2007
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世界で一番奇麗な場所

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mink “Shalom

minkの1stアルバム、”Shalom”。
今までのシングルが盛りだくさんだったのでそういえばアルバム出ていなかったか、というmink。
ちょうど発売して間もないときにHMVで見つけ購入。なかなかしっかりした内容でおすすめの一枚です。

その中で一番心をつかまれたのが、#7の”世界で一番奇麗な場所”。
初聴のとき聴き流していたのだけど、この曲のときは手を止めて歌詞カードを開いた一曲。(歌詞はこちら

詞だけを読むと「うん、いい詞だね」という感じなのだけど(よく考えることだと思うし)、実際にminkが歌うのを聴いていると、これがすごく心に響くんです。
もちろん人によって感じ方は万別なので誰でもというわけではないけれど、私自身はすごく素直に自分の体に染みていくのを感じました。

あと100時間しか生きられないとして、
そのときに自分がするべきことはなにか。

それを見つけられないまま死ぬことだけは、
それをしないまま死ぬことだけは、したくないなと。

問題は世界で一番奇麗な場所があるかないかではなく、世界で一番奇麗な場所に気づくか気づかないか、なんだよね。その当たり前さに。

  • Posted at 22:09 on Mar 14, 2007
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Digi-Pop

capsule、Perfume、COLTEMONIKHA。
これらをプロデュースしているのが中田ヤスタカ

いろんな音楽を聴くけれど、やっぱりディジタルサウンド、好きだなぁ…。と思わせてくれる彼の音楽。
ヴォーカルの声でさえもひとつのサウンド・音として使いこなしてしまう。
はっきり好みの分かれる音楽だとは思うけれど、僕は好きです。かなり好きです。ヘッドフォンで聴いてるとかなり幸せになります。

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capsule “Sugarless GiRL

capsuleのニューアルバム。
よりフロア寄りのエッジの効いたサウンドになっていますが、最高にカッコイイです。
かっこよすぎるサウンドに、こしじまさんのクールでかわいいヴォイスが絡みあう、もうたまらん。

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  • Posted at 21:41 on Mar 11, 2007
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ナラタージュ

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島本理生 「ナラタージュ」

去年の3月に買ってそのまま本棚にしまってあったうちの一冊。
自分は本を買っても “読むべき時” が訪れるまで放っておくのでそんな本たちが何冊か。(笑)

こちら「ナラタージュ」は結局一晩で一気読み、読了。
いわゆる “恋愛小説” だけど、なかなかよかったです。ヴォリュームたっぷりだけど途中で崩れずうまくまとめあげたなぁというのが書き手として感心しました。すごいと思う。
特別飛び抜けたなにかがあるわけではないですが、一冊の恋愛小説としておすすめ。
それにしてもあいつは絶対問題あるよな。

思ったのは、これマンガにしたら受けるだろうなと。
ストーリー的にすごく映像化(&コマ化)しやすいだろうし、物語中のそれぞれのタイムラインの動きが連載漫画的にはめやすいと思う。内容も最近の女の子向けになるんじゃないかな、へヴィーな要素もあるし。
「僕等がいた」の小畑友紀さんの絵柄だといけると思います。

あと今回も帯の紹介がいまいちなので。(笑)

きっとこの想いはいつまでもめぐりかえす。
それはまるで、この川の流れのように、いつまでも…。

やっつけ仕事的な紹介文が最近多いように思うのは自分だけ? 自分が読んだ感想だけじゃなくて内容とリンクした魅力を出したほうがいいと思うんだけど。

自分はどうもいいところで数行先が目に入ってしまうクセがあるみたいで、これはどうにかしたい。先のセリフとかをぱっと目にしてしまう。結果ちょっと萎える。
なんだろう、集中力が足りないのかな。訓練してみます。

  • Posted at 19:42 on Mar 04, 2007
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