生協の白石さん

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白石昌則、東京農工大学の学生の皆さん 「生協の白石さん」

当ブログからも以前よりリンクしている、「がんばれ、生協の白石さん!」。そして、それが本になった、「生協の白石さん」。読んで思うのは、いろんな意味で自分はまだまだであるということ、そして感謝の気持ち。

簡単に説明すると、東京農工大学の生協で働いておられる白石さんについての話題です。
大学生協では、「ひとことカード」と呼ばれる、生協に対する意見・要望などを書き送ることのできるシステムがあるそう。本来ならば、店舗の商品の品揃えに対する意見や要望を書くわけですが、中には生協とは関係のない質問なども寄せられます。そのような「ひとことカード」に対し、白石さんは黙殺することなく、ユーモアを交えながら返答してくれる。
その返答ぶりが評判を呼び、上述のブログが広くネットで知られ、本にまでなってしまったというのが大まかな流れです。

具体的にどんな返答なのかは、「がんばれ、生協の白石さん!」の記事をご覧になっていただくとして、本、「生協の白石さん」を読んだ感想をば。

まず一番強く思うのは、自分はまだまだ心が狭いのだという反省の念。
人は疲れたり、気が滅入っていると“とげ”が出てしまうことが多い。本当にこの点についてはただただ反省し、これからも精進するべく真摯に生きる決意をするのみです。
そしてもうひとつは、そのような機微に対する思いに自分を向けてくれたことに対する感謝の気持ち。かさついた心にやさしい水を注いでもらったような、そんなさわやかな心もちになりました。

  • Posted at 21:41 on Dec 26, 2005
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