ブログ変更点まとめ

ブログ周りを色々変更
ずいぶん時間が経っていますが、いくつかブログ周りに手を加えました。

◆やっと命名。
HTML日記からウェブログシステムに移行して何年? って感じですが、やっと名前が決まりました。(今までの「site-ichijo.net * blog」はその通り暫定のもの)
で、決めたのが「*n.on.log(のんろぐ)」。
一応込めた意味は、
・non log – のんのログ。「のん」は子供の頃よりの愛称。
・nonlog – ただのログ(記録)にあらず。
・n on log – n(ori) on log. のりがここにいるよ、みたいな感じ。

◆favicon、iPhone/iPod touch向けアイコンを設定。
ブラウザでサイトを見ていると、URLバーの左側に小さいアイコンが表示されることがあります。これはfavicon(favorite icon)というもので、サイト作成者は自由に設定することが出来ます。
私は今までなんとなく押しつけがましい気がしてfaviconは好きではなかったのですが、iPhoneでホームにブックマークすると、(faviconとは別の、iPhone/iPod touch向けの)アイコンを設定していないとただのスクリーンショットになってしまうので、これを機にfaviconと併せて設定しました。

iPhone/iPod touch向けのアイコンはこういう感じです。
iPhone向けアイコン

faviconのほうはグレーにしました。(表示面積が小さいので色数は少ない方が分かりやすい。)

このアイコンですが、トレードマークみたいなもの? (聞いてどうする。)
花が好きっていうのもありますが、この7という枚数には意味があります。正7角形というのは、実際に描いてみると正確には描ききることが出来ません。そういう意味で「掴みきれないもの」みたいな感じの印象があります。虹のような光もそう。捉えどころのなさというのは憧れます。「蓴菜な人」になりたい。(蓴菜[じゅんさい]はお店のお澄ましなどに入っているぬめりのある芽。掴みにくいことから「蓴菜な人」とは「捉えどころのない人」などの意味。関西の方で遣う言葉だそうです。神戸在住の伯母に教えてもらいました。)

◆WordPress新テーマ作成。
久しぶりに模様替えしました。NHKの「クローズアップ現代」の新しいスタジオデザインが好きなので、その配色(淡いコーラルピンクと白)を使いました。
加えて、ブログっぽくなくしたいという思いが以前よりずっとあって、利便性を損なわずにブログらしからぬレイアウトを模索。なかなか難しいですね。

TwitterのウィジェットをFlash版からJavaScript版にしました。その結果、InternetExplorer環境では多少不安定さが出ています。どうにもしようのないIE6向けにはFlash版を読み込ませるようにしていますが、「操作は中断されました」などのエラーが出る場合、ご連絡ください。(ブラウザの種類とヴァージョンをお教えください。)
それにしても今回ばかりはIE6をサポートブラウザから外そうかと本気で思いました(笑)。うちのサイトはFirefox比率が高いのですが(IEが45%、Firefoxが30%くらい)、IEのヴァージョンで見ると6,7,8がそれぞれ32~33%と三つ巴になっています。全体の15%くらいがIE6ユーザということになります。これが5%を切ったら実際にサポート外そうかと思っていますが、あと2年くらいは難しいかもしれないですね。5%じゃ厳しいかなあ、3%切ったら、でしょうか。

  • Posted at 10:54 on Sep 27, 2009
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おにゅうのガスコンロ

おにゅうのガスコンロ
ガスコンロが壊れたので新調しました。
壊れたのはグリル内部。上部のセラミック板が陥没したような感じ。「ボンッ」という音がたびたび鳴るようになって様子を見ながら焼いていると仕舞いにはガスが出たまま火が消えるというかなりデンジャラスな状態に。こりゃあかんわということで新しいコンロを品定めするまで網で魚を焼く日々。
それで発見したのですが、網焼きの魚、すごくおいしいです。グリルと違って油が落ちると煙が出ます。その煙に燻されてとても風味豊かな焼き魚に。バーベキューのおいしさです。こう体験するとやはり一番おいしい焼き方は七輪で炭火焼きなんでしょうね。

使っていたガスコンロは99年の6月に買ったものなのでちょうど10年使ったことになります。我が家は朝食は必ず和食、つまり焼き魚をいただくのでこの10年間のグリル使用頻度は毎朝食(365×10)、週2,3回の夕食(365×2.5/7×10)とごく大ざっぱに計算して約5000回。9月に壊れたということは5000回を超えた付近? 耐久度としてはこんなものなのでしょうかね。驚いたことにグリル内部のステンレス板は焼け落ちて穴がぼこぼこと空いてました。事故になる前に新調できて良かったです。

最近のガスコンロのトレンドはとにかく「水なしグリル・両面焼き」タイプ。そしてコンロのほうは噴きこぼれを受ける「汁受け皿のないフラット天板」タイプ。
今までのグリルは「水あり・片面焼き」タイプでしたので、正直これどうなのよ、という状態。評判を簡単に検索してみると、両面焼きはかねがね良い評判のものの、網の焦げ付き・こびりつきに関してはぶっちぎりのデメリットのようです。
この「両面水なしタイプ」は主流になるだろうと感じたので購入したのはこの方式。加えて天板もフラットタイプ。掃除はしやすくなるでしょうね。これから使ってみてまたなにかあったらレヴューします。

購入したのはRN-PR028-BHR、ヨドバシカメラのオンラインストアにて。店頭では10%還元だったのでウェブの方がお得。送料もちろん無料。50cmのガスホースとセットで購入。(ガスホースは7年を目安に交換推奨だそうです。今回10年ぶりに交換しましたが、ずいぶんと固くなっていました。)

今回の購入に関していくつか思うことがあるのですが大方文句なので箇条書きにて。(笑)

■ガスコンロに限らず世の中の製品全般に言えることだが、「注意書き」や「これはできない」「これはしないで」というものはパンフレットに事前に明記すべき。買ってから入手できる取扱説明書で「実はできません」は非常に不親切。無理ならモデルごとの取扱説明書(Notカタログ)はウェブに公開すべき。このあたりは家電メーカーのサイトを見習ってほしい。

■ガスコンロの販売体系がいまいちよく分からない。購入時は「東京ガス」としか書いていないのに買ってみると製造元には「リンナイ」。でもリンナイ自身でもガスコンロは出している。OEMなんだろうけどなぜわざわざ複雑にするのか。ちなみに今回購入したモデルは東京ガスのサイトにもリンナイのサイトにも載っていないという、かっこよく言えば「裏モデル」。

■ガスコンロを作っている人たちは本当に単一モデルを家庭で年単位で使用しているのか小一時間問いたい。問い詰めたい。前面が斜めにせり出しているデザインが流行っているが、使用しているうちに油をかぶってべとべとになるのが目に見えている。ガスコンロの前面は直角にするべき。

■部品点数が増えればそれだけ故障のリスクが増えるのだから、ギミックはいらない。(ボタン部がせり出すとか、グリルの窓が跳ね上がるとか。)

■ガスコンロ自体が高額なのはしょうがないとして、保証期間が短い。一年って。パソコンじゃないんだから最低3年はメーカーとして覚悟するべきでは? 家庭における使用で5年以内に壊れるガスコンロなんてあるとしたら欠陥品ではないかと思う。

■東京ガスのサイトは内部リンクが切れまくり。(こういうページの「ガス器具に関するサポート情報」のリンクが軒並み切れている。)大企業のサイトがこんなので大丈夫なのか。ちゃんとエラー解析してるのかしら。あと「過去の製品」へのリンクも見あたらない。ないとしたらなぜないの?

なんとなーくですが、ガスコンロという業界の狭さからくるものか、家電メーカーなどと比べると全体的に「ぬるい」と感じた品定め期間でした。対IHをあからさまに出して、現時点での導入コストなどを利点に挙げるような優越感を抱いているとあっという間にあぶなくなりそうな。(家電メーカーの低コスト化努力をなめていたらあっという間に追い抜かれる。当初Blu-rayは高い高いと余裕もっていたHD DVD陣営のように。現時点でのコスト差はないものとして考えておいた方がいい。)

個人的に反IH・反オール電化なのであえて注文をつけました。ほんとこのままだと10年後はかなりまずいんじゃなかろうか。ヨドバシカメラで実機を見ましたが、ガスコンロコーナーの扱いは寂しいものでしたよ…。これ以上フロアの端っこはないだろうというくらいの端っこ(店員さんに「ガスコンロってあります?」と聞かないと分からなかった)。10年後、ガスコンロはお店で選べるのでしょうか?><

  • Posted at 18:02 on Sep 15, 2009
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アルコールを断って一ヶ月

苺シロップソーダ割り
かき氷用の苺シロップをソーダで割って。この夏お気に入りのデザートドリンク。先にシロップを入れてソーダを注ぐと色が2層になってとても綺麗です。

正確には7月末からですが、8月からアルコールの類をしばらく(とりあえずは12ヶ月間)断つことにしました。この一ヶ月間は一滴も飲んでいません。

かねてよりアルコールにはどちらかといえば強い体質で、ビール・日本酒・ワイン・紹興酒などでは底知らずでした。逆に焼酎とウィスキーはあまり合わないようです。「合わない」というのは「酔いやすい」ということですが、今思えば焼酎をロックでボトル空ければそれは酔うかもしれないな…。
でも経験上酔うかどうかで大事なのは結果的な摂取量じゃなくてペースですね。自分のペースさえ見極めて守ることが出来れば、(時間が許す限り)いくらでも飲めるものです。いわゆる「お酒が飲めない人」にとっては一口のビールがすでにオーバーペースなわけです。そんな方でも例えば文字通り一滴ずつ6時間にわたって飲めば、その「一口分」が飲めるかもしれない、ということですね。

だからお酒を飲める年齢になったらまずは自分のペースを把握した方がいい。失敗しても恥ずかしくない家族内で飲んでペースを割り出していく。できれば色々な機会にわたってお酒の種類も試すといいです。ビールは大丈夫だけどワインはダメ、とか個人差があるので。ちゃんぽん(ビール飲んでから日本酒へ移行などといった複数種類のお酒を飲むこと)は単独を飲み続けるより酔いやすくなるので最初のうちはやめておいた方が無難です。
失敗すれば(吐いた、記憶がなくなった、道路で踊った、等)それは「ペースが速すぎた」ということ。そうして少しずつ「このペースなら大丈夫」というセーフエリアを自分の中に作り出すこと。これは何が何でも外で飲む前にやっておくべきです。冗談じゃなく命に関わりますからね。(ペースが速すぎた、というのは急性アルコール中毒になりかけた、ということです。)

さて、アルコールに強いからお酒が好きかというとそういうものでもなく、あまり飲むことに関しては「好き」ではありませんでした。自宅でも週に2,3回サッポロ黒ラベルを一缶飲む程度。(2日連続で飲むことは今までも避けていた。)ビールでは黒ラベルが一番好きです。

お酒って眺めていて綺麗だし、料理に合うお酒というのはおいしいものです。
それでも今回、しばらくお酒を飲まないことに決めた理由はこんな感じ。

・「お酒」自体に罪はないが、「お酒を飲む人」になりたくない、と思ってしまった。「銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すのだ。」と同じ理屈。お酒は人を傷つけない、酒飲みが(無意識に)人を傷つけるのだ。

・自分はいくら飲んでも酔っぱらわず、むしろ冴えるタイプなので酒が饗される場の周囲との温度差が苦痛になった。これなら飲んでいない方がマシだ。

・成人して以降、お酒を一年間まったく口にしなかった期間は今までにないので、ここで試して「お酒は習慣ではなく意図的に飲む人、お酒がなくてもまったく構わない人」であることを実証したい。

というわけで一ヶ月経過ですが、「これってひょっとしてどうでもいいことなんじゃないか」と思うくらいになにも変わらずですね。(笑) もうちょっと「飲みたいなあ」という気持ちが出るかなと思ったのですがさっぱり。どうやら本当に飲むのはあまり好きじゃないみたいです。お店のワインセラーをうろついて眺めているのは相変わらず楽しいのですが。

ちなみに料理もそうです。食べることより、ずっと作っていたいタイプ。「これには辛口の白が合うな」とか「かー!濁り酒があったら最高だね!」とか分かるのですが実際には飲まない。もったいないというか、うまくいかないものですね。
え?料理人にジョブチェンジ? お店やると「廃棄」に耐えられそうにないのでやりません! 料理人で一番すごいのはあれに耐える精神力というか考え方だろうと思います。新人時代にたたき込まれるのかなぁ。