おでんパンが美味い

おでんパン。

11月に発売された PlayStation Vita/Portable 用ゲーム、GOD EATER 2。本当に面白い！あれだけ「2」の開発発表から期待し続けて、発売日が決まってからは秋が待ち遠しくて、そしていざプレイしたらその度重なる期待値を見事に振り切ってくれた素晴らしい作品です。まだ全クリはしていませんが日々楽しんでいます。

GOD EATER 2

【公式】GOD EATER 2：ゴッドイーター2[godeater.jp]

GE シリーズは初代からプレイしていますが、発売当時はモンスターハンター（愛称モンハン）とよく比較されていました。その頃は「狩りゲー」というとモンハンしかなかったと言ってもいい状況でしたが、そのジャンルに切り込んでタイトルを確立したのが GOD EATER。
モンハンプレイヤーに伝わる言い方で違いを簡単に挙げると

とにかく挙動が速い
武器が変形するので近距離と遠距離を切り替えながら攻略する
ゲームにお話（ストーリー）がある
舞台は大自然の中ではなく廃墟

というところでしょうか。
今でこそ狩りゲーというジャンルにもいくつかあってモンハンと比較することもなくなりましたが、GE シリーズは代表作として挙げられるほどに評価も獲得したと思います。ファンとしては嬉しい限り。

さて、そんな本作 GOD EATER 2 ですが、初代 GE からの伝統（？）として変わり種の食べ物が出てきます。その顔と言ってもいいのがこの「おでんパン」。

おでんパンが颯爽と登場。

「これはまた随分と………ねぇ…」な第一印象でしたが、考えてみればパンも炭水化物ですから合わないことはないだろうと。それでやってみたところ、これが本当に美味い！ネタじゃなくて、これはおでんの派生料理としてあってもいいんじゃないかと思うほどです。というか、自分はこれからもおでんの時は食べるつもりです。

パンはお好みのものを。私は食パンで。まずトースト。

柔らかくしたバターに辛子を練り込み、辛子バターを作る。おでんに付ける練り辛子で良い。

トーストしたパンに辛子バターを塗る。そこに汁気を軽く落としたおでんを載せて出来上がり。

ゲーム作中に登場する元祖ナナ製おでんパンの具は、蒟蒻・大根・玉子・タコ・竹輪のようですね。具はお好みでいいと思います。がんもどきとか汁気をたっぷりと含んだ具は食べる時に注意が必要かもですが（笑）。
これは「辛子バター」がキーです。これ大事。雑誌のおでんパン作ってみよう企画だと辛子マヨネーズにしていますが、私は辛子バターを推します（辛子マヨはやってないけど）。

自分が GE シリーズが好きな理由の大きなひとつに「お話がとても良い」という点があります。みんな愛せるキャラなのです。敵役となるような立場でも、そこに至るにはちゃんと理由があって、ただ私利私欲のためや快楽のために闘うような人は出てきません。みんな己の信念、守る者のために闘っている。その切なさに私はどうしようもなく惹かれます。

そして今作ではそれをもっと魅力的にする「キャラクターエピソード」が登場します。主人公とそれぞれメインキャラクターとの絆を深めるものですが、これがまた本当に面白い。ストーリーミッションは緊張感漂うものとなっていますが、キャラクターエピソードは一時の清涼剤というか、笑えるものとなっています。

アリサァーーー！！
GE2 には懐かしのキャラもしっかり登場します。嬉しい。