トイレのドアノブを作った

手製ドアノブ
手製ドアノブ。

トイレのドアノブ…? このあいだも作ってなかった? と思われたあなた。あなたは正しい。だけどそれは正確には「鍵」部分でした。

トイレのドアの鍵を作った : *n.on.log – January 12th, 2012 (作ったのは昨年末)

以後調子よく使っていたのですが、先日何の前触れもなくドアが開かなくなりました。
金属製のドアノブ本体は以前のをそのまま再利用していたわけですが、このノブ部分が完全に壊れたようで回らない。回らないということはノブの回転機構と連結している引っかけ部分が引っ込まなくなった、ということで完全に閉じ込められたわけです。

そう、閉じ込められたのです。僕が

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  • Posted at 23:59 on Sep 11, 2012
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ケーブル整理術:トイレットペーパーの芯でホルダーを作ろう/コンセントの憂鬱

トイレットペーパーの芯でケーブルホルダー

パソコンを使っているとどうしてもガジェット(電気機器小物)の類を接続するための USB ケーブルなどが増えてきます。端子が皆同じであるならば一本で済むのですが、USB にもいくつかある上、機器の独自規格などもあってどうしても本数が増えてきます。
私は「使うものは使うときだけ出す、使わない時は片付けたい」ので、そのようなケーブルの類は都度しまっています。経験のある方も多いと思うのですが、ケーブルって複数あるとどれがどれだか分からなくなったり、絡まったりしてすぐ取り出せないことが多いです。

トイレットペーパーの芯だけでも使えるけど味気ない
それを一挙に解決するのが、トイレットペーパーの芯を使ったホルダー。
使うといっても標準仕様(!)では芯に畳んだケーブルを挿すだけ。これだけで絡まることはなくなり快適そのものです。是非おすすめ。
私もずっとトイレットペーパーの芯のまま使っていたのですが、なんとも味気ないのでいつも「千代紙とか貼りたいなぁ」と思っていました。そこで一念発起、夏休みの工作ということで(笑)やってみたらかなりイケてるのができました。

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よつばと! ダンボーの改造プラモデル展 at コトブキヤ秋葉原

ダンボープラのコトブキヤ社内改造コンペ作品
「緑の巨人 牧場より誕生」。

漫画「よつばと!」に登場するダンボールから生まれたロボ、ダンボー。そのダンボーのプラモデルがあるのですが、製造・販売元のコトブキヤで社内改造コンペが開催されたらしく、その参加作品が今秋葉原のコトブキヤ店舗で展示されています。

よつばと! ダンボー | KOTOBUKIYA[kotobukiya.co.jp]
よつばと!/ダンボー コトブキヤ社内コンペ作品[facebook.com]
【コトブキヤ情報局】ダンボープラキット夏休み工作コンテスト開催決定!!|コトブキヤはやみみブログ[ameblo.jp]
「プラキットダンボー」を使ったコトブキヤ社内ダンボーコンペ作品の人気投票開始 – アキバBlog[livedoor.jp]

Facebook でコンペ作品を見たときから気になっていたので、せっかく公開されたとのこと見てきました。

全36作品
全36作品。

ミリタリー系改造多し
参加者の方の趣味が反映されているのかミリタリー系改造が多かったです。気合いの入り方が凄い。

クワズイモダンボー
クワズイモダンボー。
ところで、このダンボーにこの液体肥料はどう見てもあげすぎなので、中身を水にするか、封を開けずに染み出さない状態で挿した方がいいです。すぐに枯れてしまう予感。

お気に入りの2作品
こちらはお気に入りの2作品。
「パンボー」はパンが本当によく出来てる。美味しそうです(笑)。「我が家」はまさにこの発想はなかったという改造。…改造?

焼き上がってる
後頭部が開いて焼き上がってる!

この作り込み半端ない
この作り込み半端ない。すげぇ。

これは絵ではなく、中身も作ってる
これは絵(ペイント)ではなく、中身も作ってます。ひょえー。

気に入った3作品までを投票することができます。
私は一枚目の「緑の巨人(作中に牧場のお話が出てくるのでたぶん関連させた作品)」「パンボー」「我が家」に投票しました。どれも改造だけに留まらずシーン(情景)を作り出しているんですよね。そういうお話を鑑賞者の頭の中に描いてしまうあたりうまいなぁと。

他にもおもしろい作品はいっぱいあるので見てるだけでも楽しめます。自分も作りたいなーと。
「よつばと!」好きで秋葉原に行ける方は是非。いつまでやってるのかは書いてありませんでした。


大きな地図で見る

あと、撮影自由なのですがショウケースのガラスに光が反射するので、一眼レフな方は偏光フィルタつけた方がいいです。私は GR DIGITAL だったので苦労しました。

  • Posted at 22:01 on Aug 09, 2012
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ペン先ピアス

ペン先ピアス
丸ペンのペン先で作ったピアス。

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに漫画家の「岸部露伴」という人物が登場します。ネットをよくしている人であれば「だが断る」という文句を一度は目にしたことがあるかもしれませんが、それはこの岸部露伴の台詞です。
さて彼はピアスをしているのですが、それが漫画家らしくGペンのペン先を使ったものになっています。Gペンは漫画の作画において基本となるペンです。(cf. つけペン – Gペン – Wikipedia[wikipedia.org])

初めてこれを見たときから「かっこえぇ!」と惚れたものです。それを作ってみました。
ただGペンではなく「丸ペン」と呼ばれるもののペン先を使用。Gペンよりもくびれと丸みがあります。画材屋さん「世界堂」で1つ80円。会員カードありだとそこから2割引です。

加工としては長すぎる上側を切断し、丸カンを通す穴を空けるだけなのですが、これが硬い。穴を空けるには金属対応の刃+ドリルでないとキツイです。
切断するのもヤスリで傷を付けて折るという、ずいぶん手間がかかりました。

それでも出来てみるとかっこいいです。小説家らしく万年筆のペン先で作りたいところですがこっちは高そうですね(笑)。
こういういけてるピアスって売り物で見たことがないので、加工はかなり面倒ですがおすすめ。ちなみに手製ピアス用のフックとか丸カンは東急ハンズで売っています。

  • Posted at 22:34 on Jul 15, 2012
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トイレのドアの鍵を作った

次世代型トイレの鍵
次世代型トイレの鍵。

我が家のトイレのドアノブ、鍵がこの何年かつっかかる感じになっていました。昔はシャコンシャコンと気持ちよく鍵をかけられたのですが、いつからか引っかかりができるようなり、ついには碌に鍵をかけられない状態にまでなってしまいました。まぁ築30年近いので草臥れてもきますね。

そこで修理しようと、ドアノブの写真を撮って(現物を見ないと何とも言えないということで後日取り外して持って行った)[#1]東急ハンズまで赴いたのですが、ドアノブ・鍵専門の方に見てもらうと、現在では入手不可能なタイプとのことでした。
本来、トイレのドアの鍵というのはドアノブと一体になった簡易的な仕組みのものだそうです。ノブの中央のボタンみたいなのを押すと鍵がかかって、外すときはノブを回すだけ、みたいな。
ところがうちのは玄関のドアに利用されるような、ノブと鍵が別機構になった重厚なタイプ。しかも建築会社の独自規格らしく、合うサイズが最早ない。30年くらい前のいけいけどんどんな時代にはそういうこともよくあったそうです。ドアノブにお金かけるというのもまたマニアックですが。

結局のところ、修理するというのは無理で、ドアとドア枠を含めてドアノブ機構周りをそっくり作り替えるしかないと。
それもまた大変だし、プロに頼むのはお金がもったいないなあ、ということで発想を転換してまったく新しい鍵の仕組みを作ることにしました。それがこれです。

トイレのドアの鍵、それに求めるのは何と言っても、

トイレの中で鍵をかけたまま発作を起こしたなどの緊急時、外部から鍵を即座に解除できる仕組みを確立する

これが何よりも大事。あとは安価で、オリジナリティがあり、楽しめるもの。そういうのを作ろうと。いいアイディアがなかなか思いつかず何日間か考えていたところ、ふと閃いたのが「重りを利用した鍵」でした。

鍵はかかっていない
鍵はかかっていない。
鍵がかかっている
鍵がかかっている。

これはトイレの外から見たところです。鍵の機構を外したので、ノブの中央に貫通した穴が生まれたのを利用し、紐でドアの内と外を繋げています。
取り外したのは「鍵」だけで、ドアノブとしての動きは何ら変わりません。ドアを閉めると「カチッ」とはまりもします。
外側には重りを吊しています。一枚目の写真、パイナップル型のがそれです。元はやけに重いキーホルダーで、カーテンがはためかないようにとかテーブルクロスがピンと張るように重しとして使ったりしていたもの。そのままだとコンコンとぶつかって音が立つかもということで布を被せています。

中から。鍵をかけていない
中から。鍵をかけていない。
中から。鍵をかけている
中から。鍵をかけている。

紐を結んでいるのは、庭で立ち枯れた杉の木の枝。それを差すのは普通のヒートン。でんでん太鼓みたいですね。

先に述べた緊急時の鍵解除ですが、この通り紐を鋏で切ればいいだけなのでシンプルです(というかいざという時は思いっきりドアを開ければ抜けそう)。今まではマイナスドライヴァーで溝を回さないといけなかったのでそれよりずっと簡略。

もう丸一ヶ月以上経っていますが、すこぶる快適です。重りなので、出るときは鍵(木の枝)を指でピンと跳ね上げれば「ストッ」と引っ張られる。これが何とも楽しい(笑)。
鍵をかける「カチャ」という音がしないのもいい感じです。トイレに人が入っているかいないかの判別も紐の長さなので一目瞭然。
摩擦で紐が早く擦れるかなと心配していたのですが、ほつれる様子もなく大丈夫そうです。ちなみに元鍵の穴(紐が通っている部分)にはペットボトルを切り抜いて筒状に丸めたものを通しています。中は元鍵だけあって油で汚れているので。太いストローの中を紐が通っているイメージです。

鍵というと複雑で素人には作れそうもないですが、このくらいだったら身の回りにあるもので作れます。実際、新規にお金は一銭もかけていません。防犯という目的には合いませんが、家の中だったらこの程度で十分です。何より手作り感があって楽しいのがいい。

トイレの鍵が壊れた際には是非ッ!:)

  • Posted at 21:49 on Jan 12, 2012
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