eneloop ほど愛された電池は今まであっただろうか

eneloop の勇姿
eneloop の勇姿をしかと目に焼き付けよ!

eneloop と言えば SANYO、ですが今では Panasonic が三洋電機を完全子会社化したので SANYO ブランドはもうありません。その影響が遂に eneloop にも及んできました。

詳しくはこちらの記事などを。

パナソニック、繰り返し回数が伸びた「eneloop」と、容量が増えた「充電式EVOLTA」 – 家電Watch[impress.co.jp]
eneloop のラインアップとデザインが刷新、「eneloop」の代わりに「Panasonic」 | スラッシュドット・ジャパン ハードウェア[slashdot.jp]

…orz
敢えて言いませんが、そういうわけで現在の eneloop を買いました。そうしたら同じこと考える人は多いようでこの発表から数日後にはネットショップでは軒並み完売。あとは新製品の予約だけという状況でした。【Mar. 11, 2013 追記】ヨドバシ.com では在庫が復活した模様。
ヨドバシの店舗へ行ったところ、まだ在庫があったので単3の8本パックを2つ購入。「eneloop」が欲しい方はできるだけ早く店舗へ急いだ方が良いかもしれません。

eneloop は一目で「eneloop だ」と分かる、性能だけでなくそのブランディングまで素晴らしかった。そこまで eneloop ブランドを力強いものに成長させた旧三洋電機の関係者にとっても今度の変更は寂しいものなのではないかと推察します。

家電-コラム-大河原克行の「白物家電 業界展望」-三洋電機がみせるエネループのデザインへのこだわり[impress.co.jp]
そこが知りたい家電の新技術三洋電機「eneloop mobile booster」~スマホ時代を先取りしたモバイル電源“モバブー”はなぜ生まれたか-家電Watch[impress.co.jp]


私にとって eneloop との初めての出会いは2006年のグッドデザイン賞受賞のときでした。

2006年度グッドデザイン賞ベスト15が発表 : *n.on.log – October 7th, 2006

それから eneloop を愛用してきました。太陽光発電で今でも充電しています。

eneloop solar charger : *n.on.log – September 29th, 2007
電池の整理におすすめ : *n.on.log – March 31st, 2012

単に人気商品となるだけじゃない。作り手にとっても使い手にとってもここまで「愛された」電池は今まで無かったのではないかと思います。このパッケージ、捨てられなくなっちゃいましたね…。

  • Posted at 21:04 on Mar 09, 2013
  • | (Closed)

電池の整理におすすめ

サンワサプライ DG-BT シリーズ
サンワサプライ DG-BT シリーズ。

充電池では「エネループ」を愛用していますが、充電池だけにステータスが「充電済」「未充電」と分かれることになります。充電が必要になった時点で即充電できるとも限りません。特に私はエネループの充電は太陽光発電で賄っているので、場合によっては「発電待ち」ということもあります(笑)。

eneloop solar charger : *n.on.log

それぞれが混ざってしまうと厄介ですので、「充電済」と「未充電」は分けて管理する必要がありますが、それが簡単にできるのが電池ケース。私はサンワサプライの電池ケースを長く愛用しています。

サンワサプライ DG-BT3C [電池ケース 単3形用 クリア][yodobashi.com] – ヨドバシ.com
サンワサプライ DG-BT3BL [電池ケース 単3形用 ブルー][yodobashi.com] – ヨドバシ.com
サンワサプライ DG-BT4C [電池ケース 単4形用 クリア][yodobashi.com] – ヨドバシ.com
サンワサプライ DG-BT4BL [電池ケース 単4形用 ブルー][yodobashi.com] – ヨドバシ.com

単3形と単4形でそれぞれクリア(白色半透明)とブルーの2色。なぜ2色かというと「充電済」と「未充電」と分けるため。一目瞭然です。
保管中にショートする心配もありませんし、ちょっと旅行や遠出するときに持ち運ぶのも簡単です。長く使っていても蝶番や留め具のところが切れたり馬鹿にならないのも気に入っています。

充電池を日常的に使用されている方には激しくお勧めの一品です。

  • Posted at 21:19 on Mar 31, 2012
  • | (Closed)

ファイルサーバを省電力化

関東以北では節電が俄にホットトピックになっていますが、私も夏が来る前にと以前からの懸案事項である24時間運用のファイルサーバの省電力化を実行に移すことにしました。
ファイルサーバについてはこちらの記事を。

はじめてのファイルサーバ in 自作ケース – January 16th, 2010

この記事の時より変わっていた点はOSのヴァージョンと、ストレージのHDD容量になります。
正確にはこのような構成でした。

OS: Ubuntu 10.04
CPU: AMD Athlon X2 4850e 2.5GHz TDP45W
MB: J&W MINIX-780G-SP128MB (AMD780G+SB700)
Video: (オンボード)
Mem: Hynix DDR2 SO-DIMM, DDR2-800, 1GB (一枚挿し)
Boot Drive: Hitachi HTS722010K9SA00 (2.5inch/100GB)
Storage Drives: Western Digital WD20EARS (2TB) x4台
PSU(電源、Power Supply Unit):Abee ZUMAX ZU-650B-KA 650W

これを以下の構成に変更しました。赤字が変更した箇所です。(OSのヴァージョンは除く。)

OS: Ubuntu 10.10
CPU: AMD E-350 1.6GHz TDP18W
MB: ASRock E350M1/USB3
Video: (オンボード)
Mem: Silicon Power DDR3 DIMM, DDR3-1333, 2GB (一枚挿し)
Boot Drive: Kingston SVP100S2/64G (SSD, 64GB)
Storage Drives: Western Digital WD20EARS (2TB) x4台
PSU: Mini-Box picoPSU90 + 110W ACアダプタ

要するにデータ保存用のHDD以外総取っ替えになったわけですが、結果としてはかなりの省エネを達成できました。

  前構成 新構成 前構成とのW差 前構成比
Peak 121W 75W -46W 62%
Idle 61W 33W -28W 54%

※ワットチェッカー調べ。

このピーク値は電源投入直後、BIOSを過ぎてOSを立ち上げているあたりのものです。起動中は負荷がかかってもここまでいくことはありません。

新しい構成で電源だけ以前と同じ ZU-650B-KA を組み合わせた構成でも測ったところ、
Peak: 85W
Idle: 52W
でした。これをACアダプタに換えると上記の「新構成」のワット数になるのですから、電源自体がかなり無駄遣いしていたことが分かります。一応80+Bronzeだったんですけどねぇ…。
ACアダプタをデスクトップパソコンに使うのは初めてだったのですけど、かなり気に入ったのでまた気が向いたら記事で紹介してみます。

今回、ワットチェッカーとにらめっこしながらパーツを抜き挿しして分かったのですが、ハードディスクがえらい電気食うんですね。使っているHDDは省電力タイプのものなのですが、実測でピークでは11W、アイドルでも4Wは消費していました(一台ずつ足していくとこのくらい増えていくことにより推測)。
このへんHDD単体のみを対象にしたスペックシート通り、というわけにはいかないようです。

ともあれこの省電力化計画は大成功ということで良かったです。
ATX電源が入っていたスペースがぽっかりと空いてしまったのでまた折りをみてかっちょいいPCケース作りたいですね。というかファイルサーバは普段ほったらかしですから段ボールPCでいいような気がしてきている今日この頃です(笑)。

  • Posted at 02:12 on May 09, 2011
  • | (Closed)

eneloop solar charger

20070929_1.jpg
ねんがんの eneloop solar charger をてにいれたぞ!

公表では受注生産のため、3ヶ月ほど時間がかかるとあった “eneloop solar charger”。覚悟していたのですがなんと一週間でヨドバシからお電話。売れてないのかな…。でも早く入手できてとても嬉しい。

Sanyo の充電池、「eneloop(エネループ)」をご存知でしょうか。今までの充電池とは比べ物にならない素晴らしいアイテム。ちなみに Good Design Award 2006 で知りました。そのときの記事

私は普段使っているロジクールのマウスがコードレスタイプで単3電池を使用します。それに eneloop を使ってるのですが、その eneloop を太陽光発電で充電できる、というのがこの “eneloop solar charger”。
詳しくはこちらをどうぞ。
三洋電機のオフィシャルページ
eneloop solar charger を知った発表時の記事

以前から気になっていたのですが、19,800YEN と高いのでなかなか手が出ず(ヨドバシカメラの場合)。

私の以前からの夢、というか目標のひとつに、自分のクリエイティヴワークのすべてを自然エネルギーで賄う、というものがあります。
最近になって自然環境にやさしい商品、製品、サーヴィスが溢れてきています。私たちはその情報、つまり広告を雑誌、TV、ラジオ、街中のポスター、あらゆるところで目にします。
でもその広告を作ったデザインスタジオはその広告を作るのにどれだけの電気を使ったのか?
Mac などのパソコンが何台も並ぶスタジオ。パソコンが何台もある部屋では熱問題が大変なのでエアコンをかなり強くかけます[#1]
こういうスタジオで「環境にやさしい」と謳う商品の広告を作ったりする。これには僕は矛盾や無責任さを感じるし、その商品にまったく説得力を感じない。

うちではそういうのはやりたくない。今すぐに達成は無理だけど、でも eneloop の充電くらいならできる。19,800円だからどうにか…ね(笑)。

とりあえず私の活動において、マウスだけは自然エネルギーで賄いはじめます。だからさっそく発電したいんだけど横浜は秋雨。はやく晴れないかなー。

20070929_2th.jpg

20070929_3th.jpg
僕の部屋で一番陽の当たりのいい出窓に。

20070929_4th.jpg
横のインジケーターで発電状況・充電状況がわかる。今日は曇りだから発電できていない。残念!

20070929_5.jpg
太陽光発電で内蔵のリチウムイオン電池を充電し、ここにeneloopをはめて一気に充電する、というしくみ。

20070929_6th.jpg
eneloop のパンフレットより。

太陽光発電のこれからの課題は、製造時の環境負荷・生産コストの低減と、エネルギー変換効率(発電量)の増加ですよね。日本企業にはがんばってほしいな。以前TVで見たところによるとEU、特にドイツはかなり技術が進んでいるようです[#2]
太陽光発電については Wikipedia が詳しいです。

お湯に愛を。

最近電力会社がプッシュしている「オール電化」。私自身は猛烈に反対しています。今の時代に「オール電化」はないだろ、常識的に考えて…。今の日本の電力会社が提供する電気は、どんな風に発電されているかを考慮に入れれば全然「クリーン」ではないです。
一般家庭でできる一番効果的なCO2削減は、電気の節約です。
なので極力電気の使用は少なくしたいわけですが、「それは電気じゃなくてもいいんじゃないかなぁ」と思うのが湯沸かし器。
お茶を飲むごとに飲む分だけのお湯をやかんで沸かす。毎回沸かすのが面倒だったら、沸かして魔法瓶に入れる。これでいいんではないかと思っています。
今すぐ、沸騰したお湯を使いたい。そんなに生き急いだってしょうがないやね。

我が家でも以前、一時期電気式の湯沸かし器を使っていたのですが、そんな私の意向で今ではすっかり「やかん+魔法瓶」スタイルになっています。
魔法瓶を買い換えることになったのでヨドバシに行ってみると、卓上タイプでかっこいい魔法瓶がいくつか売られていました。(取り扱いコーナーは狭いですが。)
それがこれ。
20070615_1.jpg
THERMOS(サーモス)社製のステンレスポット
箱はこんな感じです。
20070615_2.jpg

他の魔法瓶メーカーからも出ていましたが、デザインが一番気に入ったのがこれ。
ペンギンを想わせるフォルムがかわいいです。使い心地もGood.
湯を注ぐときは、取っ手の上についているレバーを押しながら注ぎます。片手でできます。
ヨドバシ店頭で2,980YEN。おすすめの一品です。

そして購入してからとても感心したのが、
20070615_3.jpg
長く使うためのこういうアフターサーヴィスがちゃんとしてあるのはとてもうれしい。

Amazonでも取り扱いがあったのでご紹介します。
THERMOS ステンレスポット 1.5L メタリックブラック(型番:THJ-1500)
他のモデルの取り扱いもあるみたいなので希望の型番で検索してみてください。

  • Posted at 20:52 on Jun 15, 2007
  • | (Closed)