NERV 仕様 TRASER を購入

TRASER x NERV
TRASER x NERV

ミリタリーウォッチで有名なブランドに「TRASER(トレーサー)」というのがあります。スイスのメーカーのものなのですが、いつかは欲しいと思っていました。
その TRASER とエヴァンゲリオンに登場する国連直属の非公開組織、特務機関 NERV(ネルフ)のコラボヴァージョンが昨秋発売されたのですが、5万円超えというお値段。ずっとお気に入りリストに入れて監視する日々を送っていました。
消費税増税絡みでそわそわする今日この頃、10% オフになったところでこのために貯めていたポイントやクーポンをフルファイア、買ってしまいました。半額以下で買えたのでうはうはです。

TRASER H3 SHADE×NERV[ローソン先行] : Watch (Accessories) | Loopiオススメ – LOP128586[hmv.co.jp]
EVA X Traser Shade (ミリタリーウォッチ) : Watch (Accessories) | HMV.co.jp – EVAWATCH01[hmv.co.jp]

※同じ商品だけどページが先行販売のと2つある。

かっこいい!
かっこいい!
ファンには言わずもがな、零号機、初号機、弐号機を模したデザイン。素晴らしい。

ちなみに曜日表示は、ドイツ語(スイスのメーカーなので)と英語の両対応。せっかくなのでドイツ語表示にしています。ちなみに “NERV” はドイツ語で「神経」という意味です。

ドイツ語 日本語 英語
Montag 月曜日 Monday
Dienstag 火曜日 Tuesday
Mittwoch 水曜日 Wednesday
Donnerstag 木曜日 Thursday
Freitag 金曜日 Friday
Samstag 土曜日 Saturday
Sonntag 日曜日 Sunday

裏
ベルトを外して裏側。”articles supplied by NERV”(ネルフ官給品)。配給されたというか自腹で買ったんですがね!


そして TRASER といえばトリチウム(三重水素)による発光機構でしょう。通常、夜でも光って視認できるようになっているものは蓄光塗料によるものですが、TRASER のそれは違います。時計内部にトリチウムが含まれていて、それと発光塗料が反応を起こして光るという仕組み。詳しくは電子が関係しているとか。ちなみにトリチウムは放射性物質です。これだけでなんかかっこいい。

cf. 三重水素 – 使用例 – Wikipedia

トリチウムによる発光
何がいいって、零号機、初号機、弐号機のカラーを発光でも再現していること。

実際はこのくらいの発光量
上の写真は分かりやすいように露光時間長めにしていますが、実際に真っ暗なところで見るとこのくらいです。仄かでありつつも、視認には十分ですね。

外箱
外箱も特製。

開封したところ
開封したところ。


初めての TRASER がエヴァモデルになったわけですが、結構気に入ったので以前から欲しかった別のモデルも買っちゃおうかなぁ、などと悩み中です。

  • Posted at 21:52 on Mar 03, 2014
  • | (Closed)

【艦これ】「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」コラボが本気すぎる

蒼き艦隊
蒼き艦隊、まさか艦これで実現するとは…。[ 1 ]
どうしてもキリクマも参加させたかった故の苦肉の策です(笑)。

Ark Performance さんの漫画「蒼き鋼のアルペジオ」のアニメが10月から放送されました。アニメ版は原作とはまったく違うストーリーで、タイトルも「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」となっています。
一日限りのライヴに行ったり、全話上映のオールナイトイヴェントに行ったりとかなり好きな作品です。

TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP[aokihagane.com]

なんとそのアルペジオと艦これのコラボイヴェントが実現しました。期間は年が明けての1月8日まで。
当初コラボイヴェントがあると聞いた時には「おお、キリクマのぬいぐるみとか、イオナ模型の桐箪笥とかなのかな」と思っていました。せいぜい家具程度のコラボだと思っていたのです。
ところが蓋を開けてみれば、アルペジオに登場する艦が出現する限定海域まで用意された上に仲間になるとかもうどうしろと。かねてより「アルペジオ版艦これやりたい」とつぶやいていた自分にとってまさに夢が現実になったイヴェントです。いやー、生きていればいいこともあるものですね。

というわけで存分に楽しんでいます。ヤバいです。
そこで、艦これはやっていないけどアルペジオは好きーという方のために今回のイヴェントに登場するアルペジオを紹介したいと思います。今からなら限定海域の最初のステージは遊べるのではないでしょうか。興味を持たれましたら是非。

以下にはキャラの画像盛りだくさんですので、まだプレイ中で自分が入手するまでは見たくない! という方はここでそっと引き返して下さいね。ほんとにかっこいいから。お楽しみに。

Read the rest of this entry »

  • Posted at 22:26 on Dec 26, 2013
  • | (Closed)

映画 GRAVITY にみる、3D の日常性

GRAVITY
プログラムは買わなかったのでポスターをぱちり。

映画、GRAVITY を観てきました。邦題は「ゼロ・グラビティ」ですが、私は原題通り「GRAVITY」が良い気がします。作品として。

http://gravitymovie.warnerbros.com/[warnerbros.com]
http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/[warnerbros.co.jp]

昨今 3D 映画が一般的になりましたが、私は観たことがありませんでした。演出効果のひとつとしか捉えていなかったので、特に 3D 映画だからという理由で観る気にはなれませんでしたし、3D 映画が出てきた(おそらく)この3~4年は映画もあまり観なかったので。元々あまり映画は観ないのですが、結局今回 GRAVITY が初めての 3D 映画鑑賞となりました。

これは観ていない人間の妄言ですが、おそらく 3D、3D と注目を集めていた映画は「3D であること」に価値があったのではないでしょうか。そこに驚きだとか、今までになかった映像体験とか。「3D であること」が大事なのでずいぶん派手な演出もあったのではないかなと察します。「んなこたーない」だったら失礼しましたですが、なんとなくそういうのは観なくても分かります。別にそういうのが悪いわけではなく、エンターテインメントとしてはあってもいいと思います。ただそういうのを売りにした映画は「まぁ観なくてもいいかな」と感じていたのも事実です。


そんな私が観た GRAVITY の 3D。
それは意外にも「普通だな」というものでした。これは「大したものではないな」という意味での「普通」ではありません。馴染んでるな、とか当たり前だな、という意味での普通です。私自身、抱いたこの感想にはちょっと驚きでした。

この映画においては、「3D 表現であることが当たり前」のように感じられました。
この映画の舞台は宇宙です。宇宙空間では重力がないため、固定していないものは漂います。その辺のスパナだとか、ペンだとか、水滴だとか、そういうのがふわふわと漂うのです。それが自然に 3D 表現と調和していました。言ってみれば、それは宇宙空間での「日常の光景」なのです。驚きだとか迫力だとかとは違う日常性。それが「この映画は 3D で観るべきだな」と思わせるほど自然に馴染んでいました。
漆黒の闇と静寂。その中で説得力があるんですよね。宇宙と 3D は相性いいのかも、と思いました。

3D 酔いというのを以前から聞いてはいたので自分に合うかどうか少し心配だったのですが杞憂でした。何しろ他の 3D 映画を観たことがないので比較もできないのですが、違和感を感じることすらなかったです。


この映画の魅力を一言で言えば「宇宙遊泳」でしょうか。実は私は宇宙に行ったことがないのですが、「これは宇宙だわ」と思いました。いやほんとに。
90分間、2,200 円で宇宙に行きたいな、と思った方は是非。
3D 映画には2種類あって「普通の 3D」と「IMAX 3D」というのがあるようです。事前の評判で「可能なら IMAX で観るべし」という声を聞いていたので IMAX で観ました。普通のより料金高いですが、たぶんこっちのほうがお薦めです。ある方は「今まで観た 3D 映画を IMAX で観直したい」とも。

なんというか、ほんとに宇宙なんですよ。これ。


本作についての記事。なかなか興味深いです。私は「観る前はポスターも予告映像もできるだけ観ない」ようにしているので鑑賞後に読みましたが、あまり気にしない方は観る前に読んでも大丈夫かと。
実はここまで記事を書いてから読んだのですが、なんとなく私の感想と似ている部分もあって面白いですね。

【本田雅一のAVTrends】「ゼロ・グラビティ」に見る新しい3D映画の可能性 – AV Watch[impress.co.jp]

  • Posted at 23:17 on Dec 18, 2013
  • | (Closed)

「新世界より」 基礎講座

新世界より

2012年10月より半年間にわたって「新世界より」と題するアニメが放映されました。2008年1月に発売された同タイトルの貴志祐介氏による長編小説を原作としています。

新世界より|テレビ朝日[tv-asahi.co.jp]

私は原作も知らずにまったくの予備知識ないままに視聴したのですが、いやはや壮絶な作品でした。ここまで最後の最後で「やられた!」な作品はちょっと今までになかった気がします。

視聴時の感想をまとめるとこんな感じ。

初め:なんかスゲー!
序盤:よく分かんないけどなんかスゲー。
中盤:一体何がどうなってるんです?
終盤:おいおいなんかすげえ展開になってきたな!
最終回:うおおおおおおおおお!!! 原作読むわ! すげぇ! スタッフの皆さん素晴らしい作品をありがとう!

なんか馬鹿みたいですがほんとこんな感じだったんですよ! 視聴時の Twitter 投稿を見るとなかなか笑えます。

ichijo.nori(@ichijo)/#新世界より – Twilog[twilog.org]

最終回視聴後、原作小説を買い読了。アニメの BD も全巻買い。何ともいやはや。

作品を比べることに意味はありませんが、個々のキャラクターなどに依らず、作品そのものにここまで惹かれたのは「新世紀エヴァンゲリオン」以来な気がします。これだけで友人諸兄姉の「そんなに!?」というリアクションが聞こえてきそうですが、私の中では誇張なくそんな感じです。

閑話休題。
一方、好き嫌いはひとまず置いておいて、なにぶん重厚な作品の2クールアニメ化ですから、「よく分からん」という感想が方々から上がるのも理解できます。実際私も視聴時はそんな感じでした。

その後原作を読み、アニメを観返した自分にとってひとつ言えることは、「この作品は本当にうまく小説とアニメで相互補完が成されているな」ということ。
小説を読んだだけではうまく想像できなかった部分が映像化され見事に生きた。アニメだけではよく分からなかった背景や事象が小説でしっかり固められている。この噛み合い具合には感心しました。

それでも例えばアニメを観た方が、上中下巻からなる小説も読むというのは、それこそ好きでないとできないことだと思いますので、ここで「アニメ観たけどよく分かんなかった」という方のためにざっくりとではありますが基礎講座を開きたいと思います。細かい部分は端折ってますが、自分も放送時観ていてよく理解できなかった部分を重点的に解説したいと思います。
これらは私が解釈した上でのまとめですので読み違いがあるかも知れませんが、基本的には明示されている部分を中心に取り上げます。私個人の解釈などは別途脚注などで触れようかと。

アニメを既にご覧になった方向けに記述していますので、時系列は意図していません。理解しやすい順で書いています。また言うまでもなく物語の最重要項目について触れていますので、これから観てみよう、読んでみようと思われている方はご注意ください。

Read the rest of this entry »

  • Posted at 23:41 on Jul 24, 2013
  • | (Closed)