新しいアンプとスピーカーを買った

Denon PMA-CX3
Denon のアンプ PMA-CX3。

Dali Mentor Menuet (Cherry)
デンマークのスピーカーメーカー、Dali の Mentor Menuet (Cherry)。

前記事のオーディオ PC とも関連して、今回アンプとスピーカーも新調しました。
今まで PC からはアナログ接続のヘッドフォンアンプを通してのヘッドフォン視聴が主で、スピーカーから流したいときはデジタル接続で CD/MD コンポから流すというスタイル。それほど良い環境ではありませんでした。そういう面では自分でピュア・オーディオの環境を整えたのは初めてかも。

ピュア・オーディオ[ 1 ]は一定以上は完全に趣味の世界で、たびたびその特異性がネタにもされますが[ 2 ]、逆に言えばある程度までは歴とした違いを楽しめる世界でもあります。
私の条件は「コンパクト」「オールマイティ、声やピアノが綺麗に出るもの、所謂ドンシャリはノー」「アンプとスピーカーで20万まで」。
「コンパクト」は単に場所がないから。アンプ売り場に行って一般的な横長のを見て「無理」と即断する感じです。
「オールマイティ、~」は私は基本何でも聴くので。ただ、ピアノの音や声が綺麗に伸びるのがいい。低音と高音を強調した所謂ドンシャリではなく、中音域が丁寧に出るもの。
「20万まで」というのは最初は「10万まで」でした。あれーおかしいなぁ(棒

予算の予定が狂ったのは、条件一つ目のサイズと関連しています。最初アンプ3万、スピーカー3万レヴェルで探していたら、アンプが前述のようにありえない大きさだった。こりゃ無理だわ、ということでコンパクトなアンプを探してみると。
これがないんですねえ。オンキヨーにはあるにはあったんですが、やけに青色 LED がうるさくて好みじゃなかった。もっと落ち着いた佇まいのが欲しい。
すると目に留まったのが Denon の PMA-CX3。

DENON JP | PMA-CX3[denon.jp]

サイズを見ると「W300×H80×D341mm」。いいね、これなら置けるね。ヨドバシの店舗で見るとそのサイズは際立っていました。

そしてヨドバシ.com の関連商品に挙がっていた Dali のスピーカーも良さげな感じ。

DALI|MENTOR MENUET[dm-importaudio.jp]

とにかくコンパクトサイズで音も美しいと評判。
値段のバランスも奇しくも釣り合っていますし[ 3 ]、この組み合わせでヨドバシへ試聴しに行きました。


いやー、翌日筋肉痛になったね!(即決かよ!

事前調査で分かっていたのですが、ヨドバシでアンプやスピーカーを買うときは店頭の価格も調べた方がいいです。
今回の場合は

デノン(DENON) PMA-CX3 (SP:プレミアムシルバー) [プリメインアンプ CXシリーズ][yodobashi.com] – ヨドバシ.com
店頭:Denon PMA-CX3 86,800円
ダリ MENTOR/M [MENTOR MENUET チェリー ペア][yodobashi.com] – ヨドバシ.com
店頭:Dali Mentor Menuet 110,000円
(いずれも2012年3月現在)

と店舗の方が安かったです。送料は取られますが、店舗に行ける方はオススメ。重いですが、これだけを持って帰るつもりなら可能ではあるので検討の余地ありです。
スピーカーケーブルは店員さんのお勧めで Kimber という会社の KWIK16、メーター1,040円のもの。

KIMBER KWIK16 [スピーカーケーブル 巻きケーブル 切り売り 1m単位][yodobashi.com] – ヨドバシ.com

3m 買って 1.5m ずつの半分に。


一ヶ月ほど聴いていますが、非常に満足です。とにかく美しい。透明感があり、機微に富んでます。
アンプの方はネットの評判だとイマイチという論評が見受けられますが、全然オッケー。不安だったら実際に試聴してみることをお勧めします。ヨドバシカメラだと、オーディオフロアの端っこに試聴コーナーがあります(店内放送の関係で試聴コーナーは大体フロアの外れにある)。

あとラジオチューナーがついてるのも地味にいいです。おまけ程度でも光デジタル入力があれば接続の幅は広がるかなと思いますが、私の再生ソースの主力はアナログ接続なので困ってはいません。

大事な点としてアンプもスピーカーも見た目が美しい。品のある佇まいです。
アンプの赤色 LED がどうかなと気になっていましたが、ギラギラしてなくていいですね。青色 LED よりずっといいです。スピーカーもチェリー色と合わせて暖かい雰囲気に馴染みます。

コンポなどからすると尻込みしてしまう金額ですが、ピュア・オーディオの入門かつ長く使える組み合わせとしていいと思います。
私はプレイヤーはオーディオ PC となるわけですが、そういうシステムとしてもいい感じ。小さいは正義!

  • Posted at 23:54 on Apr 20, 2012
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オーディオ PC を作った

オーディオ PC
この写真だけ見ると何のこっちゃですが、中身はただのパソコンです。
巾185 x 奥行き215 x 高さ110(mm) の小型 PC。音楽再生専用の PC として組みました。筐体(ケース)は毎度のことながら自作。

音楽はもうほとんどを PC で管理・鑑賞するスタイルになっています。音楽ファイルはファイルサーバ、再生はメイン PC から foobar2000 にて[ 1 ]
これを以前から音楽再生に特化した PC に再生を任せたいと思っていました。

USB 接続の DAC などで今や手軽にパソコンからの高音質な再生環境を作ることが出来ますが、敢えて「再生専用 PC」を組んだのは、オンキヨーのサウンドカード・SE-300PCIE をどうしても使いたかったから。既に発売時から予約購入してメイン PC で使っているほど惚れ込んでいるサウンドカードです。このカードのために OS も Windows に決定するなど最早主役の扱いですね(笑)。

背面
背面。音響機器っぽく黒にしました。今回は塗装にもずいぶん労力を注ぎました。いつもは木の雰囲気を活かすために塗装なんてしないんですけどね。
アンプとは当然アナログ接続。SE-300PCIE 使ってて光デジタルはもったいないです。ケーブルはこれ。

audio-technica(オーディオテクニカ) AT564A/0.5 [ピンプラグ×2-ピンプラグ×2 0.5m ファイングレード][yodobashi.com] – ヨドバシ.com

使用しない端子のものまで穴を開けていますが、これは端子が出っ張っているため。本当は隠したいのですが、そのためには背面板をより後方に設計するか、端子そのものを破壊しないと駄目だったのでやむを得ず。

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  • Posted at 21:30 on Apr 18, 2012
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特典生フィルムで振り返る Steins;Gate

TV アニメーション『シュタインズ・ゲート』 Blu-ray 初回限定版 全9巻

秋葉原にイヴェントを見に行ったりもしたヴィデオゲーム “Steins;Gate”。それが昨春アニメ化され、先月 DVD/Blu-ray の最終第9巻が発売になりました。もう一年になるんですね。

想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイト[steinsgate.jp]

元々 Xbox や PC 版の評判も目にしていて、謳い文句の「想定科学アドベンチャー」というのも気になっていました。昨春のアニメ化を機に PSP 版が発売されたこともありやってみようかなーなどと思っていたところ Twitter で @makkirin24[twitter.com] 氏におすすめされこれはやってみようと。
当時既にアニメも話数が進んでいたのですが、原作からやってみようとまずは PSP 版でプレイ。「トゥルー・ルート[#1]への分岐が分からん…」と最後になって放置したりしていたのですが、アニメの最終巻が目前に控えていたので遂に匙を投げ、攻略サイト参照してトゥルー・エンドを迎えました(笑)。

FrontPage – Steins;Gate/シュタインズ・ゲート 攻略・考察Wiki[masterwiki.net]
# 主に Xbox360 版と PC 版だけど、PSP 版も分岐箇所、フラグは同じだと思う。

とても面白かったです。いい話ですよ。
私がとても気に入った理由には、科学ネタが随所に盛り込まれているという楽しみもありますが、物語の筋として「落とし前をつける」という強い流れがあります。主人公はとても癖のある人物で「こんの野郎…」と思うこともあるのですが(笑)、話が進むにつれて強い意志を見せることになる。好き勝手にやってきた落とし前をつけるために打ちのめされながらも奔走する。
そして正に心が折れそうな中、手を差し伸べる仲間。そして明かされる真実。痛み、苦しみ。
それだけではありません。単に自分がしたことのけじめを付ける以上のことをする、しようと立ち向かう。運命のその先へ行く。これがねぇ、強いですね。とてもストイックで真面目で。
最終局面は正に「うおーこいつ復活しやがったwww」と胸が躍りましたよ。

そういう「甘っちょろくない」世界に翻弄される、ただのハッピー・エンドではない、色々なものを背負って、でも前に行く。
全てが繋がっている。全てのことには意味がある。その連なる鎖で運命は紡がれている。とてもいい作品でした。

PSP 版 Steins;Gate
角川書店 Steins;Gate(シュタインズゲート) 通常版 [PSPソフト][yodobashi.com] – ヨドバシ.com

ただ、PSP 版はひとつ不便なところが。
作中ではメールのやり取りがあり、相手から来たメール文中の複数のキーワードから一つを選んで返信することが出来ます。
この返信文がどんなものになるのか全てのキーワードの返信内容を把握してから選びたいところですが、PSP 版は一つキーワードを選んだ時点でそれに返信することが確定となります。それぞれのキーワードへの返信内容を把握して選んで送りたい場合は、クイックセーブ&ロードをメール毎に駆使する必要があります。これが地味に面倒です。
これからプレイしてみようかなという方は Xbox360 や PC 版もありだと思います。

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  • Posted at 23:38 on Mar 29, 2012
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ホットシューカバーだけ買える

ホットシューカバー
ホットシューカバー。

カメラの上部には、外部ストロボなどを取り付けるための「ホットシュー」という機構が備えられています。一眼レフカメラなどだと大体ついています。ここには普段使わない時には接続端子などを保護する目的で、スライド式のカバーが取り付けられています。

今回ふとしたことでこの「ホットシューカバー」が失くなっていることに気づきました。私は今、デジタル一眼レフカメラは2機種(Olympus E-620, E-5)所持しているのですが、なんと両機種ともカバーが失くなっている。
私は外部ストロボを使うことはないので、このカバーを取り外すことは今までにしていません。それでも失くなっているということは、どこかで落としたのかも。物を失くすってあまりしない質なのですが、失くした事にすら気づかないとは…。ショックやら、ホットシューカバーの圧倒的な存在感が不憫やら(笑)。このせいで一晩かなり落ち込みましたとも。
購入直後の開封作業を写真に収めることにしているのですが、それを確認してみるとちゃんと装着されていました。おーのー、なんてこったい。

気づいてしまうと気になるので、ホットシューカバーだけ売っていないものかと調べてみると、オリンパスの純正品は市販されていなかったので、東京は小川町のオリンパスプラザ(ショウルーム、メンテナンスなどを受け付けているサーヴィス・ステーションもある)に行ってみると、あっさり手に入りました。1つ105円でした。E-620 と E-5 は同一とのことで2つ購入。いやーよかったよかった。

E-5 ホットシューカバー装着有無
E-5 ホットシューカバー装着有無。

E-620(左)と E-5(右)
E-620(左)と E-5(右)。

こうしてみると、やはりホットシューカバーがついている方が美しいですね。でもまったく気づきませんでした。いつ失くしたのかも分からない。


ちなみに、このオリンパスのサーヴィス・ステーションはカメラ、レンズなどのクリーニングもしてもらえます。クリーニングや簡易チェックであれば無料でやってもらえるので激しくお勧めです。
東京に出てこられる方はぜひ(大阪にもあるようです)。

オリンパスプラザ東京|オリンパスイメージング

それにしてもホットシューカバーはどこに(ry

  • Posted at 21:17 on Mar 17, 2012
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手持ちのレンズをグレードアップした

新しく迎えたレンズたち
新しく迎えたレンズたち。

ギャース!(請求額的な意味で

事の発端は、新年早々送られてきたオリンパスからのメールです。それに「新春!福引きキャンペーン」があったのです。オリンパスのオンラインストアで使える割引(10%、7%、5%、3%)が当たるという。引いてみると…一番いい10%引きが当たっちまいました。

以前から欲しいレンズはありました。しかしどれも高いのでなかなか買う踏ん切りがつかず。しかし期間限定で割り引かれるとあれば考えてしまいます。

悩みに悩んだ挙げ句、これを機に手持ちのレンズをグレードアップすることにしました。プラス、有料のプレミア会員にもなりましたよ。プレミア会員だと常時5%引きになるのです(合わせて15%引き!)。会員費払ってもずっと安くなるのでえいやと。

買ったのはこの3本(買った順)。ついでなので生々しくお金の話もしてしまいましょう。

ED 7-14mm F4.0|FourThirds規格交換レンズ|オリンパスイメージング
販売価格 198,000円 – 15%(福引き+会員優待) – 15%(ポイント充当) = 143,055円

ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD|FourThirds規格交換レンズ|オリンパスイメージング
販売価格 117,600円 – 15%(福引き+会員優待) – 15%(ポイント充当) = 84,966円

14-54mm F2.8-3.5 Ⅱ|FourThirds規格交換レンズ|オリンパスイメージング
販売価格 69,720円 – 15%(福引き+会員優待) – 15%(ポイント充当) = 50,372円

ギャース!
なぜ高い順に買ったかというと、5%のポイント還元を利用するためです。ポイント充当の最大使用率が15%なんですが、まとめて買えるほどポイント持っていなかったので(一つずつ高い方から買えば効率が最も良い)。うわーこいつ計算高い!


そして新しいレンズで撮った写真たち。

新宿御苑にて
新宿御苑にて。1月31日撮影。

緻密
緻密。

落ち葉
落ち葉。
以上 7-14mm。

驚きなのが望遠レンズ、50-200mm。
手持ちでこれだけ撮れる
ぶったまげましたね。ちなみに「たまげる」とは漢字で「魂消る」と書きます。まさにそんな感じ。夜なのに外で思いっきり吹いちゃいましたよ。こんなに違うものなのか…。

朧月
朧月。2月9日撮影。

この望遠レンズは神、いわゆるゴッド。今まで低価格と超望遠が売りの 70-300mm を使っていましたが比べるのが可哀相です。焦点距離では負けていますが、それがまったく気にならないほどの別物。
これで皆既月食撮りたかったなあ…。

14-54mm は標準ズームレンズですが、ブツ撮りに最適ですね。今まではずっとマクロレンズ or 広角使っていましたので。写りも非常に良いです。評判も納得の一本。
標準ズームは、キットレンズで何年か前まで使っていたことがありましたが、それ以後は広角、マクロ、望遠でやってきたのですごく久しぶりです。使ってみると便利ですな、やっぱり。

色々撮りに出かけたいです。

  • Posted at 23:32 on Feb 18, 2012
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