走ることについて語るときに僕の語ること
村上春樹、「走ることについて語るときに僕の語ること」。
久しぶりに満たされた一冊。
タイトルの原型は春樹さんの敬愛する作家、レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル “What We Talk About When We Talk About Love” から。
村上春樹、「走ることについて語るときに僕の語ること」。
久しぶりに満たされた一冊。
タイトルの原型は春樹さんの敬愛する作家、レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル “What We Talk About When We Talk About Love” から。
今年も年賀状をくださったみなさま、本当にありがとうございました。
遅ればせながらやっと今日お返事ができあがりました。明日投函します。
今年は趣向をちょっと変えて、ミニカレンダーをお送りします。
昨年末、tomoさんにいただいたカレンダーがすごくうれしくて、まねしちゃいました。
写真は2007年中に撮ったものからピックアップしました。
もしこのカレンダーが欲しいという方がいらっしゃいましたら言ってください。さしあげます。
今年も366日の素晴らしき日々と、2008コの(それ以上の!)喜びと楽しみがみなさんにありますように…。
おつかれさまでした。
どんな年末年始をお過ごしでしょうか。
特に年末は忙しく、本当は昨年内にサイトのほうをアップデートする予定だったのですが間に合いませんでした。今月中にはどうにか…(笑)
落ち着いてブログを書くのも少なくなっていますが、今年もぼちぼちと書いていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
先日iPod touchを買ったばかりですが、今度はshuffle。なんだかアップルづいてるなぁ。
なんのために買ったかというと、ジョギングのお供に。普段はなにも聴かず走っていたのだけど、聴きながら走るのもいいかなぁ、なんて。
(shuffle以外の)iPodだと、走ってるときにふっとんでいきそうで怖いし(そんなのを気にしてたらまともに走れない)。
shuffleはクリップ式なので、走るには最適かなと思い購入。カラーは、 “PRODUCT RED” 。
思うのだけど、「一部」じゃなくて、「何%」なのか明記してもいいのにね。やっぱりいくらか分からないのと、例えば「5%」と明記されているのとではずいぶん消費者の受けとめ方、真剣度というかマジ度は変わると思う。あくまでも感覚的に、だけども。5%だったらshuffleの場合490円になるわけで、そういうふうにはっきり金額が分かると意識の度合いがより深まると僕は思います。逆に明記したとしてもApple側として困ることなんてなにひとつないと思うんだけど、どうなんだろう。ねぇジョブズたん。
でもこうやって無理することなく、かっこいいと思うもの、単純に欲しいと思うもので誰かの一助になれる(かもしれない)というのは望ましい消費スタイルのひとつになるかと思う。ぜひこういうのは続けて欲しい。
いざ買おうと思ったら、無料で刻印サーヴィスを利用できるとのこと。へぇ、と思い “PRODUCT RED” への思いも重ねて自分のキャッチフレーズ、 “Live Earth, Love Us.” と刻印してもらうことに。(無料だけど刻印サーヴィスを利用すると2~4日くらい余分に日数がかかるみたいです。)
これいいですね。これって例えば “intel inside” って申し込んでも受け付けてくれるのかしら?(ハッ いまやMacもintelだったんだ、忘れてた;) “I’m a PC.” とか(笑)。
ところでこのshuffle、なぜかWindowsでは同期できませんでした。つまりなにもできない。曲がどうやっても転送できない。「必要なディスクが見つかりません」と表示される上、iTunesまでハングアップ。Why?
iTunesでの「復元」もできないのでiPod Reset Utilityで初期化。何度か試した後にMacで同期させたところ異常なくすんなりと同期、ファイル転送も問題なし。
問題がiPodにあるのか、僕のWindowsマシンにあるのか分からないけれど、究明している暇もないので(それとAppleのサポートとはできるだけ関わりたくないのもある…)このまま使おうと思います。ただ今まで使っていないMacのiTunesに限られるので、曲更新はちょっと手間になりそう(WindowsからiPodに入れたい曲ファイルをメモリーカード経由でMacへ、そこからiPodへ)。
ファイル共有を円滑にしたいなら、やはりファイルサーバをそろそろ考えた方がいいのかな。
肝心な使い心地ですが、かなりいいです。軽いので走っても振り回されないのがいいし、クリップの力もそこそこあるので飛んでいく心配もない(笑)。
ただ、普段使っているインナーイヤータイプのイヤホンは危なすぎるので(周りの音が聴こえないから)、iPod付属のイヤホンを使ってます。音量もかなり小さめに。
Keith Jarrett(キース・ジャレット)。
たぶん僕の音楽史において、最初期からずっと聴き続けている音楽家。
兄の持っていた “The Köln Concert(ケルン・コンサート)” を借りては聴いてきた。長らくKeithの音楽といえばそれしか知らなかったのだけど、最近になって “The Köln Concert” を自分用に買ったのを機に他の作品も聴いた(兄が自分の家に持っていってしまったので聴けなくなってしまった)。
買ったのは “The Melody At Night, With You” 、それから後に “The Carnegie Hall Concert” 。
僕にとって彼の音楽の魅力のうち、おそらく一番大きなものは彼の「歌」だ。彼はピアニストでありながら、演奏中歌う。これが “The Köln Concert” を最初に聴いたときからずっと好きだった。
だから “The Köln Concert” では歌ってるよね? という認識だったのだけど、彼はいつも歌っているんだと知ったのは最近のこと(笑)。
Wikipediaでは「中腰の姿勢で、時折うめき声を出しながらピアノを弾く姿が印象的。」とあって、「あれはうめき声だったのか!」とひとり衝撃を受けたのだけど、あれは歌です!
同じく記事中で病気を患っていたことも知り、なんだか身近に感じられるようにもなった。
その最近買ったCD、”The Carnegie Hall Concert” は僕にとって大きな一枚になった。
仕事をしながら聴いてたのだけど、2枚目の2曲目、”PART VII” が流れ始めると僕は手を止め、スピーカーの前に立ち尽くしてしまった。なにかがそこにはあった。
そこにはKeithの「喜び」や「感謝」であふれていた。そして、彼は高らかに歌っていた。胸がどきどきした。目頭が熱くなった。
演奏が終わった瞬間、僕はスピーカーの前で拍手をしていた。するとなんということか、観衆まで大喝采。僕たちは共にそこにいて、彼の音楽を聴けたことに感謝した。
僕はこの曲を聴いているあいだ、彼が復活してステージに立てたことに、本当によかったなぁ、よかったと感じ続けていた。同じく病気によって活動を休止していたこと、そして同じく克服した経験を持つ者として、彼の演奏はなによりもうれしかった。
Thank you, Keith. I thank you, and welcome back. I love your music. I love your song.
このCDに入っていたチラシで知ったのだけど、今年Keithの来日コンサートがあったのね。。。知らなかった…。彼のコンサートは一度ぜひ観たいな。できればソロコンサートを。
The Köln Concert
無人島にCDを10枚持っていけるとしたら、という自問に対してすでに確定しているのはまだ1枚。それがこの “The Köln Concert” 。神懸かってます。
The Melody At Night, With You
優しさにあふれた一枚。やばいくらいに美しい演奏。#3の “Don’t Ever Leave Me” の最後の余韻では鳥肌が立ちました。
もう、ちょっと、なんというかこの3枚があればあとはいいや、くらいの勢いですね。はぁ。