牛肉の時雨煮もどき、冬の煮物

牛肉の時雨煮もどき
時雨煮、というのは佃煮とつまりはイコールだそうです。(Wikipedia

うちの湯豆腐は、土鍋のなかに醤油だれ(醤油、だし、みりん、おかか)を入れた小鉢を置くスタイルなのですが、このたっぷりの醤油だれがいつも湯豆腐の後の使い道に困るのです。
それで今回はこれを使って時雨煮に挑戦。
結果的には佃煮というほど濃いものは出来ず、普通に「しっかりした煮物」にとどまってしまったので「時雨煮もどき」。この分だと本当に時雨煮にしようと思ったらかなり醤油がいるんじゃない?
でも味わい深くてとてもおいしかったです。これでもう湯豆腐の後は困らない。(笑)

シンプルな煮物に銀杏で季節感をプラス
シンプルな煮物に銀杏で季節感をプラス。

お歳暮に薩摩揚げセットなどを頂いたのですが、たくさんあって焼くだけでは食べきれないので、煮物に。これがとてもおすすめ。去年はミルク煮にもしました。これもおすすめです。(スープ版のグラタンだと思ってください。)
薩摩揚げなどの練り物系って私はどうしてもいくらか食べると飽きが来てしまうのですが、煮物のようにいろんな具(食感を変えるのがコツ)があると飽きがこないものです。おすすめ。
今回は、茎若布も入れました。

  • Posted at 21:50 on Dec 30, 2009
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鶏と彩り野菜のコンソメ仕立て、牡蠣のオイル漬け

鶏と彩り野菜のコンソメ仕立て
今思ったけど、トマトもズッキーニも夏野菜ですよね。う~ん、出来れば季節のものは旬だけに食べたいものですがなかなか徹底するのは難しいです。

シンプルで超簡単ながらも栄養バランスが良く、見た目も美しい一品。

  1. 鶏肉はハーブ塩・胡椒などでかるく下味をつけておく。
  2. 深めのフライパンなどで鶏肉を焼く。オリーヴオイルなどで。かるく焦げ目をつけると表情が出て楽しい。油を極力カットしたい場合は焼かずに、スープの後で肉を入れる。
  3. 肉がひたひたになるくらいの水を入れ、コンソメを入れスープにする。肉を焼かなかった場合は、スープが沸いてから入れる。
  4. 肉に火が回りかけたところで野菜を入れる。火の通りが悪いものは早めに入れてOK。トマトとズッキーニの場合はトマトが崩れかけたらできあがり。

牡蠣のオイル漬け
これは日経新聞の土曜版に載っていたもの。おいしいので何度も作っています。載っていた名前は「かきのオイスターソース風味」。

  1. 載っていた量は、牡蠣300g、オイスターソース大さじ1、オリーヴオイル1/2カップ、赤唐辛子一本
  2. 生牡蠣(加熱用)を洗って水を良く切り、油を使わずにフライパンで6~7分から煎りします。水がたくさん出てきますが、その水気がなくなるまで。ずいぶん小さくなります。
  3. 水気がなくなったら、オイスターソースを回し入れ、また水分がなくなるまで1~2分炒めます。フライパンにソースがこびりつきますがそれでOK。ちなみにこのお焦げはなぜか海老風味のぽんせんべいの味がします。
  4. 牡蠣を器に移し、ひたひたのオリーヴオイルと赤唐辛子を加え、そのまましばらく置きます。そこそこ日持ちするので数日楽しめます。

どちらも簡単にできるのでおすすめ!

アボカドは加熱料理におすすめ!

トマトソースにアボカド
パスタのトマトソースにアボカド。
アボカドは今まで砂糖と牛乳で(縦に半分に切り、種を取ったくぼみ部分に砂糖と牛乳を入れつつ、スプーンで)食べたり、さいの目に切ってポテトサラダに混ぜたりして食べていました。
先日アボカドを買ったときに「加熱料理にも合うのではないか?」と閃いたのでさっそくトマトソースに。

これがおいしい! 「森のバター」とも呼ばれるアボカドはトマトのさわやかさとも相性抜群。
驚いたのは、加熱してもアボカドの黄~黄緑の色味が損なわれません。なので仕上がりも美しいです。トマトソースの場合はコントラストが出来て楽しいですね。

スープハンバーグにも
ここしばらく「ハンバーグ」というと焼くのではなく煮込むことが多いです。こうすると油を使わずに済む上、野菜なども摂りやすくなります。おすすめ。

今まで煮込みハンバーグはトマトソースで煮込んでいましたが、今回はコンソメベースのスープに仕立てました。お好みの野菜とアボカド。

アボカドは癖がないので、いろいろなものに無理なく合うような気がします。たぶんこの派生でいけば、ミネストローネなどの各スープ、ポトフなどの煮込みには問題なく合うと思います。

タルトタタンの季節

今年もタルトタタンの季節
今年もタルトタタンの季節に。うまく作れると紅玉の鮮やかな赤が残って見た目も楽しいです。

材料:紅玉2コ、ホットケーキミックス100g、卵1コ、牛乳75ml、砂糖30g、バター20g、シナモン

  1. 紅玉は8つ切りにし、種部分は取ります。
  2. ホットケーキミックスと卵、牛乳で生地を作っておきます。焼くまで5分くらいおくとふっくら膨らむそうです。
  3. フライパンにバターと砂糖(できれば精製してない茶色のものが味わいがあっていいです)を入れ、熱して溶かします。砂糖が溶けてふわーっとなったら林檎を入れ、和えながら炒めます。シナモンもここで振ります。たっぷりめに振るといいです。
  4. 林檎の表面が透明になり始めたら円状にきれいに並べます。
  5. 並べたら林檎の上からホットケーキの生地を流し入れます。均等になるように。
  6. ふたをして、弱火で5分蒸し焼きに。
  7. 串などで火が入っているか念のため確認してOKだったらできあがり。
  8. 最後にして最大の関門、皿へひっくり返して載せるのは、フライパンを振って剥がれやすくしてから大きめの皿をフライパンにかぶせて返すのがいいです。くれぐれも無理はしないように…。

きれいに並べて
並べるのはこんな感じに。

焼き上がったところ
焼き上がってふっくらと膨らんだところ。今季2度作りましたが、一度はこのあと盛大に吹っ飛ばしました。台所で時々Jeeeeesus!!!と絶叫しているのは僕です。

ロールキャベツとエシャロット炒め

デミグラスソースのロールキャベツ
ロールキャベツというといつもコンソメスープで煮たものなのですが、すこし変わった食べ方をしたくてデミグラスソースで煮てみました。これがなかなかよかったです。
ソース自体は缶詰のものを使いましたが、そのままだとちょっととがっていたので少し手を加えて。
・よく炒めたみじん切り玉葱
・オイスターソース、ケチャップ(うまみとしてほんの少々にするのがコツ)
・砂糖、牛乳
これだけでずいぶんまろやかになりました。あとはロールキャベツを入れて煮るだけ。焦げ付かないようにだけ注意して。
コンソメベースのロールキャベツに飽きた方におすすめ! 濃厚で冬にいいです。

エシャロットの醤油炒め
エシャロット(日本のエシャロットは若摘みのらっきょうのこと。詳しくはこちら)はいつもみりんを足した味噌をつけてぽりぽりと食べていましたが、この食べ方も大変いいです。

水気をよく取って、油少々を温めたフライパンで炒めます。エシャロットに油が回り、表面に透明感が出たら削り節をたっぷりまぶして醤油を一回し。香ばしく和えてできあがり。エシャロットに火を入れようとしないことがコツです。3分以内でできる一品。
中はシャキシャキのエシャロットに鰹の効いた油醤油がものすごく合います。これはぜひおすすめ!

  • Posted at 21:07 on Nov 05, 2009
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