Internet Explorer 7 所感

ベータ版ですがさっそくIE7を使ってみました。

一言で言えば、「まぁまぁ」。もちろん良いところもあります。

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全体的にすっきりしました。(自分でツールバーなどを入れれば大して変わりませんが。)
各種設定はツールボタンなどで作業します。迷うことはあまりありません。感覚的に作業できます。
「お気に入りセンター」はなかなか使いやすいです。でも近々オンラインブックマークに移行しようと思っているので活用できるかは未定。

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やはり注目はタブ機能ですが、このタブで開いているページを一覧できるのはおもしろいですね。調べ物をしているときなど活躍しそう。

反対にこれはちょっと、というのも。
・私だけなのかもしれませんが、マウスのスクロールホイールをまわすと、自動的にスクロールし続ける。やーめーてー。
・リンクを別のタブで開きたいときにドラッグでできないっぽい。ctrl押す癖をつければいいのですが。でも片手で(マウスだけで)できるのが魅力だったり。
・ctrl+クリックで新規タブでリンクを開いたとき、そのタブを表示してほしい。ニュースサイトなどではパッパと見ていきたいので。

とりあえず第一印象はこんなところでした。正式版リリースに向けてより良いものになっていくのを期待します。ベータ版ですが興味ある方はこちらからどうぞ

新しいロゴがなにげに反対色を使っていてへぇーと思ったり。そのあたりFirefoxを意識したのかしらん。

  • Posted at 19:38 on May 19, 2006
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まず知ること、選択はそれから ― 食品の裏側

本屋でピックアップした本ですがこれはすごい。オススメです。

「食品の裏側 ― みんな大好きな食品添加物」

食品添加物を扱った本ですが、危険性を煽る今までの本とは違います。
まず明確にすべきなのは著者の狙いですが、食品添加物の実態を暴いて、その危険性を認識し、避けなさい―
そのようなこの類の書籍に見られがちな従来のスタンスではない、ということです。

著者自身は食品添加物の神、とまで言われた人物ですが、本書の目的は、食品添加物そのものだけでなく食品業界の実態をまず「知ること」、つまり食品の情報公開です。
そこから先は消費者個人が選ぶべき問題であり、まずは「実態」が明らかになるべきであろう、と。そして現状はそうではない。

その「実態」とは食品添加物と食品業界の内側なわけですが、この本には難しい化学名称を並べ立て、これこれにはこのような危険性が指摘されている、というものはありません。むしろ、食品添加物の恩恵にも何度となく注目しています。
商品の原材料名ラベルの裏側はこうなっているんですよ、というのが主なアプローチです。そして目的は、それを正しく知ってから選んでください、というもの。

食品添加物のない食べものを探し出し、それを日々の生活の中で続けるのは大変難しいもの。
ではどうすればよいのか。そんな現実的な視点が常にあります。そこに大変私は好感を持ちました。
読めば次の食事から食に対する見方に新たな視点が加わります。

ひとつ気になったのは、文中に出てくる(帯にもピックアップされている)、虫を原料とした着色料。
これはおそらくペルーなどで生産されているエンジムシだと思いますが、本書では「虫である」ということで注目させようとしている。「これは虫が原料の着色料なんですよ」と。
これは筋違いではないかと思いました。化学的な着色料ではない、天然のものなのに。この一点だけは本書の中で場違いな指摘を受けている気がします。
もしこの着色料を指摘するならば、それが「虫を原料としている」ことではなく、それを着色料にするまでの「加工過程」に目を向けるべきかと。(その加工過程では化学品が使われます。が、そのことには触れられていない。)
ちなみにエンジムシは、古代から衣料の染料などに使われ、現代では安全性を求める動きから天然材料を使う化粧品などに使われています。

そんなところはありながら、一貫して問題にすべきところを「危険性」ではなく「情報公開のされてなさ」にしているところが評価できます。
おすすめの一冊です。

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安部司 食品の裏側 ― みんな大好きな食品添加物

ただこれもまた帯がお粗末と言わざるを得ない。

「知れば怖くて食べられない!」

違うだろーーっ!!
編集者はちゃんとこの本を読んだのか? 問いたい。問い詰めたい。
序文に書かれている、
「私が主張したいのは、『添加物の情報公開』ということです。」
編集サイドもそういう著者の意向を尊重していただきたい。

上の帯の体裁でやるなら、

「なぜ、特売品は安いの!?」

が妥当かと。なぜ安いのでしょう? その答えはこの本の中に…。

FINAL FANTASY XIII on PS3

先日FF XIIIの制作発表、ならびにデモ・ムーヴィーが出ましたね。

“FINAL FANTASY”、つまり“最高のファンタジー”ということですが、「ファンタジー」はどこに行ったんだ、という。しかもPS3は62790円。
全然ファンタジーじゃない。

さすがにPS3本体が税抜きゴーキュッパ、これはきつい。6万円って。
神ゲーが長期にわたって湯水のごとく湧き出てくるなら妥当なのかもしれないけれど、それはちょっと期待できない。仮にそれが保証されても初期投資に6万円は用意できないです。^^;

スーファミが出てきて、ソフトの定価が1万円を超えたとき、少年の自分はなんともいえない虚無感を味わいました。
今振り返ってそれら(数々のタイトル)に相対的な、価格性能比ならぬ価格感動比があったか? と問われるなら私はそうも言えないのが事実。

そもそもゲームのありかた、またレーゾンデートゥル(存在理由)が変わったのだ、というならそうかもしれないけれど、これはちょっと行きすぎじゃね? というのが正直なところです。

ちなみにFF XIIIについてはこちら
動画はこちら。(直リンク、右クリック・ダウンロード推奨)

まぁすごいっちゃあ、すごいけど。でもやっぱりFF IIIが懐かしい。(本音)

ブログ一周年

気がついたら昨日(5/12)でブログデビュー一周年でした。
デビューはエキサイトブログでした。
ブログ以前は、HTMLで手書き・アップロードだったのでブログになってからはHTMLタグをあまり打たなくなりました。便利ですがそのぶん頭を使わなくなったのはいいのか悪いのか。

この一年の書いた記事数だけを見ればほぼ毎日更新に相当(もしかしたらそれ以上?)するようです。
site-ichijo.netは来月で3周年。
一応まだ続けていくつもりなのでこれからもよろしくおねがいします。

カテゴリを明細化しました

記事が増えてきたため、大まかなカテゴリ分けでは把握できなくなってきたのでカテゴリを明細化しました。
カテゴリ一覧をご覧になる際は、「CATEGORIES」をクリックしてください。
直感的に分かりやすいので英語表記にしました。

また同じく、月別の記事アーカイヴ(「MONTHLY ARCHIVES」)も同様にクリックしてご覧ください。

  • Posted at 19:14 on May 13, 2006
  • | (Closed)