焦り度→20焦
新成人のみなさん、おめでとう。
なにか書こうかと思ったのですが、私自身「死ぬまで18」と言っている身なので(笑)うまく言えないんですね。
かわりに最近書いた詩を載せておきます。
「日々」
にわか雨の においのような
夏の午前の 陽射しのような絵に描くほどに鮮やかでない 淡い虹のような
記憶の残り香に触れる 秋の午睡のような風にふるえる 露草のような
絶え間なくうつろう 水面(みなも)のような手をのばすほどに遠さを知る 星々のような
いつまでも目にこびりつく 光の軌跡のような醒めない夢を 見つづけているような
いつかどこかで 見た景色のような
焦るな、と言われても焦っちゃうよねえ。自分の経験から言うと、そういうときははっきり言って焦るしかないです。
今書いていて気づきましたが、「焦る(あせる)」って「焦げる(こげる)」と同じ漢字なんですね。分かるなあ。僕なんて灰になりかけてますよ。焦げるくらい全然どうってことないです。心ゆくまで焦げてください。
20焦? ふふん、まだまだ!