火初め’09-’10

火初め
さきほどストーブをついに出しました。スーは早速ストーブの真ん前で居眠りしています。
火色(ひいろ、緋色)って好きです。できたらこの冬は火色のWordPressテーマでも作ろうかな。

非公開の日記用ブログによると去年は11月8日にストーブを出したとのこと。ちょうど3週間ねばりましたね。
本当は今年はストーブは我慢しようと思っていたのですが、悔しさを感じつつ出してしまいました。意志が弱い。ついでに寒さにも弱い。orz

冷房と同じで暖房も扇風機と併用すると効率がいいと聞いたので、扇風機も出そうかと思います。夏が終わって片付けてしまったのですが…。(暖房の場合は暖かい空気が上に行くので、扇風機は天井に向けて空気をかき回します。)

さてさて。換気に気をつけなくちゃね。

  • Posted at 19:07 on Nov 29, 2009
  • | (Closed)

人生の言葉

人生の言葉
人生の言葉
ISBN: 978-4-284-80041-9
e-hon
bk1
HMV

本屋で見つけて少しパラパラとめくり、気に入ったので購入。1050円。
これが大変良かったです。編集も丁寧なので(余計なものが一切ない。「言葉」に集中できる。)おすすめです。
特に胸に残った言葉を紹介。

考えるままに生きるべきである。
さもないと、生きているままに考えることになる。

– ポール・ブールジェ(1852-1935, フランスの作家、批評家)

考えるがままに生きる、というのは無理のない生き方のはずなのに、なんだかとてつもなく難しいことのように思えます。

雨だれが石を穿(うが)つのは、激しく落ちるからではなく、何度も落ちるからだ。

– ルクレティウス(BC99?-BC55?, 古代ローマの詩人、哲学者)

冴えてる人だなあ、と思ったら紀元前の方ですか…。

悟りとは平気で死ぬことではない。
平気で生きていくことだ。

– 正岡子規(1867-1902, 明治の俳人、歌人)

深い。深すぎる。自分はまだ悟りには至っていないようです。

人生はクローズアップでみると悲劇だが、
ロングショットでみると喜劇だ。

– チャールズ・チャップリン(1889-1977, イギリスの映画俳優)

この人生も、世界の人生も、喜劇にみえるときがくるといい。

一夜にして成功を収めるためには20年かかる。

– エディー・カンター(1882-1964, アメリカのコメディアン、歌手)

にやり、としてしまいました。

人間は醜い、だが人生は美しい。

– ロートレック(1864-1901, フランスの画家)

おそらくは、「人生は美しい」に至るまでにものすごく長い道のりが必要だったのではないか、と思いました。

光は暗闇を追い払う。光を見て、その美しさについて考えよ。一度目を閉じ、再び見える光は最初のものとは違う。
前に見た光はすでにそこにはない。

– レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519, イタリアの画家、彫刻家、建築家)

僕が不思議なのは、こういう感覚が500年の時を経ても変わってない、ということです。失礼ですが「レオ、なんで知ってるの?」という。
一度直接話をしてみたかった。たぶん、なんの説明もいらずに、なんの例えもいらずに、話ができるだろうと思う。「僕思うんですけど、闇の真の姿って光ですよね」「そうそう、闇という光ね」みたいな。
…同時代のやつらがうらやましい。

不遇はナイフのようなものだ。
刃をつかめば手を切るが、柄をつかめば役に立つ。

– ハーマン・メルヴィル(1819-1891, アメリカの作家)

ううむ、素晴らしい。

古いものを喜んではならない。
また、新しいものに魅惑されてはならない。

– ブッダ(生没年不詳, 仏教の開祖)

テクノロジーの発達という進捗とその弊害に悩む現代にこの言葉は鋭く響きますね。「なるほど」と思わずつぶやいてしまいました。

腹が立ったら、何か言ったり、したりする前に十まで数えよ。それでも怒りがおさまらなかったら百まで数えよ。
それでもだめなら千まで数えよ。

– トーマス・ジェファーソン(1743-1826, アメリカの政治家)

問題は、「怒りがおさまるまで数えられるか」ではなく、「数えようと思ったときにはすでに何か言っていた(していた)」ということだと思うのです。そして、「そのときすでに」という無自覚の行動こそ、人間の弱みだと思うのです。僕はこれを完全に、完・全・に・統率したい。その意味で「人間を超えた存在」になりたいと常々思っています。これは真面目な話、自分の人生で超える「べき」壁の一つだと捉えています。これを超えることができなければ、僕が生きた意味の一つはなくなることになるし、人の親になる資格もありません。

人間はみな、自分の見たいものしか見ようとしない。

– カエサル(BC100?-BC44, 古代ローマの政治家、軍人)

今でもそうですよ、と伝えたらカエサルさんは「マジかよ…」と言うのでしょうか。「やっぱり…」と言うのでしょうか。そこに興味がありますが、僕はたぶん後者だと思います。そのあたりの本質は見抜いている人でしょうね。

壁が横に倒れると、それは橋になる。

– アンジェラ・デービス『アンジェラ・デービス自伝』(1944-, アメリカの政治家)

なるほど。高ければ高いほど、遠くへ行けると。

つまり、これが死というものである。
ところで……

– 死の間際の言葉、カーライル(1795-1881, イギリスの評論家、思想家)

すげえ…。続きを聞きたい…。

今日が人生最後の日だとしても、
今日する予定のことをしたいと思うか?
「毎朝自問自答している。ノーの日が続くなら
人生の軌道修正をしなければならない」

– スティーブ・ジョブズ(1955-, アメリカの実業家、アップルCEO)

スティーブかっこよすぎ。

最初の一歩を踏み出しなさい。
階段全体を見る必要はない。
ただ、最初の一段を上りなさい。

– マーティン・ルーサー・キングJr(1929-1968, アメリカの牧師、活動家)

嫌でも目に入ってくる「階段全体」を無視することこそが一番難しいのではないでしょうか。おそらくは一段を上ることよりも。

私たちの問題は人間が生み出したもの。
従って、人間により解決できるのです。
人間社会の中で起こる問題の中で、人間を超えているものはありません。

– ジョン・F・ケネディ(1917-1963, 米国第35代大統領)

なんだかんだ言ったところで、人間のせいですものね。もっと踏み込めば、「自分のせい」。

真の道は一本の綱の上に通じている。その綱は空中に張られているのではなく、地面のすぐ上に張られている。
それは渡って歩くよりは、つまずかせるためのものであるようだ。

– フランツ・カフカ『罪・苦悩・希望・真実についての考察』(1883-1924, チェコの作家)

具体的に考えてみると、にやりとしてしまう味わい深い言葉です。

誰にも見られていないように踊れ。誰にも聞かれていないように歌え。恋をするときは、今まで傷ついたことなどないかのように振舞え。
そして、この世が天国であるかのように生きよ。

– マーク・トゥエイン(1835-1910, アメリカの作家)

何のために? おそらくは自由を得るために。

マイナスをプラスに、不幸を幸せに、涙を笑顔に。まかせておいてください。

– 坂本九(1941-1985, 昭和の歌手)

九さんになら「まかせた!」と言えるところですが、それとは別に「まかせる」ということについてそれはいいものかどうかふと考えてしまいます。自分の歴史上、「まかせた」と心から言ったことはないような気がする。下手したら口にしたことすらないかも…。九さん自身はどうだったんでしょうね。まかせられる人いたのかな。

生きるために食べろ、食べるために生きるな。

– ベンジャミン・フランクリン『プア・リチャードの暦』(1706-1790, アメリカの政治家、科学者)

この本で一番胸に突き刺さった言葉。
自分には「生きるために食べろ」の一言が大きかったです。「生きるために食べろ」ってあなた、「生きろ」っていうのは前提ですか!?みたいな…。生きるのは前提ですか。そうですか…。ちょっと衝撃的でした。
ところで今の時代、「生きるために」食べている人ってどのくらいいるんだろう。予想よりはずっと多いのかもしれない。

Windows 7 tips: エクスプローラの検索ワード履歴を削除する

エクスプローラの検索機能
エクスプローラ(MacでのFinder)には右上に検索窓があり、以前使ったキーワードがリストアップされ、簡単に探すことができますが時には以前のキーワードを削除したい場合もあるかと思います。
ところが、このキーワード履歴を一括削除するといったことをどこでやるのか、未だに見つけられていません。

そこで一括削除ではないものの、検索キーワード履歴を削除する方法のティップス。というほどのものではありませんが。(笑)

このようにキーワード履歴が出てきます
たとえば、検索窓をアクティヴにするとこのようにキーワード履歴が出てきます。同時表示されるのは3つまでのようですが、キーワードを入力していけばどんどん候補が絞られていきます。

まず、削除したいキーワードにカーソルを重ねるか(クリックしてしまうと入力されるのでだめです)、キーボードの矢印で選択します。
その状態で、[Delete]を押すだけ。
消去したいキーワードを選択し[Delete]
消去したいキーワードを選択し[Delete]。これだけですが、これ以外にこのキーワード履歴を削除する方法が分かりません。

  • Posted at 23:10 on Nov 08, 2009
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Windows 7 tips: ネットワークドライブの接続認証を記憶させる

ファイルサーバなどを使っていると、ネットワーク越しにハードディスクなどのストレージデバイスを使うことになります。
Windows の場合その HDD などを「ネットワークドライブ」に設定すると、ローカルのドライブのように自然に扱うことができます。

私も Linux の Ubuntu というディストリビューションにて Samba というアプリケーションを利用してファイルサーバを運用しています。(そういえばこのサーバのことをまだ記事にしてなかったですね。なかなかかっこいい出来になりました。また書きます。)作業PCからはそのファイルサーバの HDD を意識せずに接続して使用したいわけです。
Windows7 でももちろんユーザー名&パスワードを入力し、各ドライブをネットワークドライブに設定することによりもちろんそのように使えるのですが、なぜか再起動するたびに接続が切れたとの表示が出、ドライブにアクセスするときには ID とパスワードを再要求されました。「資格情報を記憶する」にチェックを入れたのにも関わらず、です。

資格情報を記憶させたはずなのに
初回接続時、ここで「資格情報を記憶する」にチェックを入れたはずなのに…

再起動してみると、接続できないと
ネットワークドライブに設定してから再起動してみると、自動的に再接続できないとエラー。

ネットワークドライブがすべて接続されていない
「コンピューター」を確認してみると、ネットワークドライブがすべて接続されていない。設定覚えてないじゃん、という。^^;

実はこの問題は RC 版のときからあったのですが、記事にするのが遅れてしまいました。
そのとき検索して見つかった記事がこちら。大変分かりやすかったです。感謝します。

Windows 7で接続したネットワークドライブのIDとパスワードを保存する – iNNX ブログ

私の方でも遅ればせながら手順を残しておきます。
ここではネットワークドライブが接続されていない状態からの設定を説明します。接続されている状態でも下の手順2で情報を一度削除すればいいのですが、面倒だったら再起動してから接続していない状態でどうぞ。

手順1:
コントロールパネルから、「資格情報マネージャー」へ。(場所が分からなかったらコンパネ画面の右上のほうにある「表示方法」を「カテゴリ」から「アイコン」へ変更すると一覧に出てきます。)

手順2:
「Windows 資格情報の追加」をクリック
「Windows 資格情報」の右手にある「Windows 資格情報の追加」をクリック。
ちなみにこのスクリーンショットのみ RC 版のものです。以下の製品版では文言が多少異なっていますね。
RC 版:「自動的にログオンするための資格情報の格納」
製品版:「自動ログオン用の資格情報の格納」

手順3:
ここで改めて入力
ここで改めて情報を入力。
前述したようにネットワークドライブを接続したままで設定する場合は、最初にすでに表示されている情報を削除してからこの設定を再度してください。

設定を確認
先ほどの「Windows 資格情報」に表示されているか確認。ここで詳細を表示し(右側の上下矢印をクリック)、「常設」の項目が「エンタープライズ」になっているか確認します。

こうすることにより、再起動でもシャットダウンでも関係なく起動すればすぐにネットワークドライブに繋がります。
でもやっぱり、これじゃあ最初の「資格情報を記憶する」って意味ないよねえ(笑)。

タルトタタンの季節

今年もタルトタタンの季節
今年もタルトタタンの季節に。うまく作れると紅玉の鮮やかな赤が残って見た目も楽しいです。

材料:紅玉2コ、ホットケーキミックス100g、卵1コ、牛乳75ml、砂糖30g、バター20g、シナモン

  1. 紅玉は8つ切りにし、種部分は取ります。
  2. ホットケーキミックスと卵、牛乳で生地を作っておきます。焼くまで5分くらいおくとふっくら膨らむそうです。
  3. フライパンにバターと砂糖(できれば精製してない茶色のものが味わいがあっていいです)を入れ、熱して溶かします。砂糖が溶けてふわーっとなったら林檎を入れ、和えながら炒めます。シナモンもここで振ります。たっぷりめに振るといいです。
  4. 林檎の表面が透明になり始めたら円状にきれいに並べます。
  5. 並べたら林檎の上からホットケーキの生地を流し入れます。均等になるように。
  6. ふたをして、弱火で5分蒸し焼きに。
  7. 串などで火が入っているか念のため確認してOKだったらできあがり。
  8. 最後にして最大の関門、皿へひっくり返して載せるのは、フライパンを振って剥がれやすくしてから大きめの皿をフライパンにかぶせて返すのがいいです。くれぐれも無理はしないように…。

きれいに並べて
並べるのはこんな感じに。

焼き上がったところ
焼き上がってふっくらと膨らんだところ。今季2度作りましたが、一度はこのあと盛大に吹っ飛ばしました。台所で時々Jeeeeesus!!!と絶叫しているのは僕です。