鮭のコーンフレーク焼き
ソースの味の染みたコーンフレークが美味しい。
もう何年前でしょうか。十数年は経っていると思います。母がどなたかから教えてもらったそうでこれを一時期作っていました。味はソースベースで、何と言ってもその特徴はコーンフレーク。ちょっと焦げたコーンフレークがカリカリ、ソースの染みたところはジュワ~ッとしてとても美味しかったです。ところが間もなくぱったりと作らなくなってしまった。
今回朝食用にこの素のコーンフレーク(ケロッグの味がついてないそのままのコーンフレーク)を買ったらふとこのメニューを思い出しました。それでどうしても食べたくなって作った次第。
母上に聞いてみると作り方忘れちゃったそうです。ウスターソースとケチャップを使うのは覚えてた。ウスターとケチャップ。オーケー。
で、味を思い出しながら作ったらビンゴ。これだ、これですよ! というわけでいつもながらの適当なレシピをば。
【4人分】生鮭4切れ、小麦粉、ウスターソース(もしくはそれに準ずるソース)、ケチャップ、砂糖、水、コーンフレーク
- 肝心のソースですが、作ったときは適当だったのでよく覚えてません。たぶんソース大さじ2くらいにケチャップ大さじ1くらいだったような。そこに砂糖を加えます。「少し甘めの濃い味ソース」を目指してください。
できたら水を少々加えて伸ばしておきます。濃いままだと鮭に回りきる前にベタベタに焦げ付きそうだからです。
※ウスター以外のソースで甘めのを使う場合は砂糖は調整してください。- 生鮭は水気をペーパータオルなどで取っておきます。それを小麦粉で軽く衣付け。
- フライパンに油を少し多めに敷きます。油はお好きなものを。グレープシードオイルをうちではよく使います(味の素の)。癖がなく、比較的安価だしおすすめ。非常に使いやすい油です。
そして鮭を焼き始めます。かるく焦げ目がつくくらいに両面を。- 火が回ったかな? というところでコーンフレークをばさばさと投入。どうだろう、鮭4切れで一掴み分かもうちょっと多いくらいは入れたかなあ。まぁ食べたいだけ入れてもらって結構です。
ただ注意点をひとつ。コーンフレークはすぐ焦げ始めますので火は弱めにしといてください。ちょっと焦げたくらいが香ばしくて美味しいのでそのあたり加減しつつ。- コーンフレーク入れたらすぐに鮭と和えちゃって結構です。ここでもたもたしてると前述のように焦げやすいので、このあたりはスピーディに。
そこにソースを回しかけます。すぐに蒸発して減っていくと思います。鮭と和えるように1~2度ひっくり返して出来上がり。
ソースの目安で言うと水気がなくなってねっとりしたくらい、かな? ソースのいい香りが立っていると思います。
母も「この味だった」と言ってましたが、オーブンで作ったような気がするそうです。あーオーブン。そうだったかも。それだと油使わずに済むのでヘルシーですね。
いやー、うまかったです。