MacBook Air 11″ (Mid 2013) に買い替え

颯爽と登場のミクさん
アポーストア前での待ち合わせに遅れそうだったのでお友達のドロッセル[ 1 ]に愛馬ヨーゼフを借りて颯爽と登場、ヤーコプを外すやいなや髪をかき上げる姿も決まりまくりなミクさん。

なんとなく撮りたかったので。


先日新しい MacBook Air が発売になりました。

Apple (日本) – Apple Press Info – Apple、一日中使えるほどのバッテリーをMacBook Airに搭載[apple.com]

私はアップルのラップトップは2年を買い換えサイクルにしているので(2年経つとキーボードの不良が出てくるのを重ねて経験したため)、本件は今年の2大出費計画のひとつであり(ちなみにもうひとつは携帯電話)予定通りの購入。衝動買い違う!
買ったモデルは11インチの梅モデル(最下位モデル)を US キーボードに変更したもの。6月11日発売当日に購入して6日後に届きました。発送地は上海。

そんな買い替え理由だったので、性能関連のアップデートにはそれほど興味なかったのですが、思わぬ向上に歓喜しています。比較は Mid 2011 モデル(購入時の記事)。

  • バッテリの向上。11インチモデルは「5時間」から「9時間」へ。
  • 内蔵 SSD のインタフェースが SATA から PCI Express へ(速度の向上)。
  • 同作業時における発熱量の低下。

何といってもバッテリ駆動時間が「9時間」になったのは嬉しい。一番の不満点だったのでそこが一気に解消されました。今までは朝から使って午後になるともう心許ない残量になるので、頻繁にスリープさせたりディスプレイの輝度を落とすなどして「延命」させていました。それが普段なら残り「20%」になる時点で、新モデルでは何ら気を遣うことなく使用していたのにも関わらず残り「40%」を切っていない、という実使用状況。これはすごいですよ。

2番目の SSD の接続方式が PCIe になったというのはこの記事で知りました。

Haswell搭載MacBook AirのSSDは爆速仕様だった!|Mac[ascii.jp]

このあたりの性能向上は当てにしてなかったのですが、いやはや実感できるレヴェルで速いです。特にソフトウェアのインストール時は顕著。
パワーを求めるのではなく、機動性に重点を置いた今回のアップデートは素晴らしいです。以上の2点だけで今までの MacBook Air とは別物になったと言えます。購入を検討しているならば、買わない理由はありません。

3番目の発熱量の低下ですが、これは私が使っていて感じた点です。気温が30度近くなるこの季節、バンダイチャンネルでアニメの配信動画を観ているとファンが盛大に回り、結構なノイズでした。ヘッドフォン越しにも気になるほどでした。
それが新 MBA ではファンが五月蠅くない! 勿論回ってはいるでしょうがファンノイズが気になりません(ヘッドフォンを外しても分からない)。
動画を観ずともネットサーフほどでキーボード面が不快なほどに熱くなっていましたが、これも気にならない程度に。ここまで違うとは思いませんでした。

その他 USB 3.0 へのアップデートは最早当たり前ですし、ネットワーク関連では 802.11ac に対応といったトピックもありますが、自分の環境ではまだ享受できない点ですので割愛。

総じて使い勝手のいいマシンに化けています。お薦め。


電源アダプタプラグ
ただしこの点だけは惜しい、というのがひとつ。それがこの電源アダプタプラグ。Mid 2011 からの変更で見た目的には一番大きな変化がこれですが、このプラグ形状が飛び出す形式に変わりました(変わったのは Mid 2012 から)。Mid 2011 のプラグはこの記事のものです。

とにかくでかくなって引っかかりやすくなったので、ちょっと触れただけでプラグが外れます。今までは横幅が狭い場所でもケーブルがぶつかることがなかったのでプラグが外れることもほとんどありませんでしたが、この新しい形状はちょっと物があるだけで外れる。この点だけは今までの方がずっとずっと良かったです。

US キーボード
その他は今までを踏襲しているので、違和感なくすぐリプレースできました。Mid 2011 は早々に売ったので、実質5万円ほどでの買い替えとなりました。

  • Posted at 23:05 on Jun 18, 2013
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MacBook Air が充電できないときは温めるとよいかもしれない

充電できないことがある

最近何度か MacBook Air が充電できないという事態に見舞われました。本来であれば MBA の MagSafe アダプタのインジケータが緑(充電済)かオレンジ(充電中)に点灯しますが、MBA と接続しても点灯せず、実際に充電もできないという現象です。

先頃初めてその現象が出たときは充電できないままバッテリが空になってしまったので、ビックカメラのアップルサポートカウンタに電源アダプタと合わせて持っていきました。
MBA は一台しか持っていないので原因が電源アダプタ側にあるのか、MBA 本体側にあるのか区別が付かない為、お店の電源アダプタを借りることができれば少なくともどちらに問題があるのかは分かるだろうと。自分の予想では断線してしまったのかなと思っていました。
ところがその場では手持ちの電源アダプタで充電できたのです。色々調べてくれたのですが、結局このときは原因は分からず。

また再発するようであればアダプタ買い替えた方がいいのかなと思っていた折、先日再び充電できない現象が発生。それで今度はちょっと調べてみたところ、2つの方法が目に留まりました。

  1. 電源アダプタをコンセントから抜いて1分以上放置する。
    MacBook Airが充電できないときの対処法 – やねうらお-俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない[hatena.ne.jp]
  2. 温めてみる。
    MacBook Airが充電できない!を解決する方法 実はAirって冷え性!? | め~んずスタジオ[livedoor.jp]

というもの。最初の1分放置は知らずに試していた方法ですが、改めてやってみても今回は改善されませんでした。
そこで2番目の「電源アダプタを温める」というのをやってみたところ…なんと充電できた!

方法としてはドライヤーの「弱」で遠目に当てる感じ。あまり近いと熱で変形してしまう恐れがあります。

充電できない場面を振り返ってみると最初の時もこの冬の早朝でした。2回目は深夜。そして実は昨日も深夜に充電できなかったのですが、ほったらかしていたら日中に充電できていました(笑)。
これだけでは確実な原因とすることはできませんが、同様の現象に遭遇された場合はこの2つの方法を試してみるとよいかと思われます。それでも無理だったら本当に断線などが疑われるので早々に見てもらうのをお薦めします。最近はヨドバシカメラやビックカメラにアップルのサポートカウンタが用意されていたりするので聞いてみると調べてもらえるかもしれません(新宿のビックカメラでは調べてもらえました)。

ちなみに MBA 用の電源アダプタは単品で販売されています。また MBP 用電源アダプタの上位互換性もあるようです。ただ、MagSafe アダプタは世代によって形状が異なるので購入の際には注意してください。

  • Posted at 18:32 on Jan 23, 2013
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Mac mini (Late 2009) を SSD に換装する

Mac mini (Late 2009) モデルを使用しています。今ではアルミニウムのユニボディとなっていますが、初代から続いたアルミニウム+ポリカーボネートのツートーン Mac mini です。それの最後のモデルだったみたいですね。白い Mac って好きなので一番いい時に買ったのかも。

Mac mini購入v – March 21st, 2010

メモリは去年か一昨年くらいに 8GB に増設していたのですが、ドライヴについては HDD のままでした。私はもう「起動ドライヴは SSD じゃないとやってられない」身体になってしまっていますので(笑)、長らく不満の種でした。
できるならさっさと換装してしまいたかったのですが、Mac mini は分解しないと内部にアクセスできないため(現行のユニボディタイプならばメモリは簡単に換装できる)、一度メモリの換装で分解を経験している身としては重い腰が上がらなかったわけです。とは言ってもいつまでもこのままではストレスが溜まりますので一念発起して換装した次第。

メモリの時は記事にしませんでしたが、今回の SSD 換装についてはその効果たるや感涙ものですのでオススメという意味でも記事にして紹介します。
私は自作 PC にいくらか慣れていますので換装自体はなんということはないのですが、初めてという方でも「挑戦してみようかな」と前向きに思ってもらえるように、できるだけ作業工程そのものよりも「ものの見方、注意すべき点」という経験がないとなかなか分からない点に注目したいと思います。

本記事での Mac mini は Late 2009 モデルですが、それ以前のモデルについても内部構造はそんなに変わらないので参考になるのではないかと思います。
型番や発売時期(Mid 2008 や Late 2009 などといった表記)と、「分解」や teardown などといったキーワードで検索するとピンポイントで見つかるかもしれません。

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  • Posted at 01:24 on Jan 28, 2012
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MacBook Air 11″ に買い替え

MacBook Air 11" (Mid 2011)
MacBook Air 11″ (Mid 2011) を買いました。11インチの梅モデル、型番はおそらく「MC968J/A」。キーボードを US に変更しただけで標準仕様です。

今まで使っていたのは Mid 2009 モデルの13インチとなります。このときは11インチモデルはまだありませんでした。

孤高のMacBook Air : *n.on.log – April 14th, 2010

今回の購入にあたっては「今あるラップトップを売る」という前提条件を設けて物を減らす目的もありました。13インチの MacBook Air と、長らくお世話になった MacBook を売ることに。

MacBook(Late 2006) を SSD に換装、SnowLeopard に移行 : *n.on.log – October 14th, 2009

他にも Mac まわりで使っていたもの諸々売って得た金額(発送に必要だった送料なども除いた最終受領金額)は、65,000円超え。そして購入した新 MacBook Air が84,800円ですから金額だけを見れば、2万円ほどで買い替えることが出来たことになります。

液晶品質の向上は嬉しいポイント
「で、変えて実際のところどうよ?」と聞かれれば「よかった」としか答えられないんですが(笑)、がんばっていいところをピックアップします。

  1. 液晶
    これは期待していなかっただけに嬉しいポイントでした。Mid 2009 との比較になりますが、良くなっています。色味はまだまだなものの、視野角に関しては及第点です。最初の起動する前にアンチグレアフィルムを貼っているので素のままの状態では確認していません。
    液晶を以前より開けるようになっている点もポイントです。前は「え、ここまで?」という感じでしたが、現行は必要十分と言える角度で開けるようになっています。
    高精細になっているので液晶サイズにしては表示情報量が確保されています(そのかわり字は小さくなりますが)。
  2. 発熱量低下
    これはそれぞれの使用環境で異なりますし、何をさせるかでも変わるのでなんとも言えないのですが、私にとっては改善と言っていい結果となりました。発熱の問題は危惧していたのでいい意味で裏切られました。
    動画サイトで動画を見るなど、同じことをさせても旧 MBA はファンが音を立てて回り、プロセッサ付近が熱くなりましたが、新 MBA は静かなものです。今のところ熱くなる場面には出くわしていません。
    夏場は分かりませんが、まぁそれはしょうがないですね。これだけの発熱量なら十分 OK です。
  3. 11インチという存在
    結局のところこれが一番でしょう。兎にも角にもサイズです。13″ と比べてみると一回り小さいだけじゃんとか思うのですが、実際にラップトップ、膝に載せて使ってみるとこの違いが大きい。やはり奥行きが狭まったのがいい感じです。

今回は梅モデル、つまり一番安い、性能で言えば「低性能」を敢えて選びました。理由ははっきりしていて「それが必要十分のもの」だったからです。13インチは松を選びましたが、MacBook Air はクライアントとしてしか使っていません。自分の手となり必要な情報を(例えばファイルサーバから)引き出す能力、またそれらをマルチタスク的に利用する能力は求められますが、MacBook Air で何か「作り出す」ような作業をしようとかはそもそも考えていない(ただしオフィスソフトは除く)。
ストレージは 64GB ですが、「それで十分」という使い方を普段からしていたわけです。11インチの梅はヴィデオメモリがそれ以外と比べて少ないのですが、それもまったく必要ない。ぐりぐりグラフィック性能が求められる作業なんてしませんし、巨大な解像度を持つディスプレイに繋げてといったこともしない。
メインメモリは標準で 2GB ですが、OSX 単体で使う分には十分です[ 1 ]。それにメモリを 4GB にしてしまうと11インチの松との価格差が縮まり、「えー、あとちょっと足して松にすれば SSD も 128GB かよ」とか思い始めてしまうのです。いいですか、それは罠です。あなた今「64GB で十分」って言ったじゃないすか。ね?

つまり MacBook Air 11″ の梅はそのままで使うためにあるようなもの。それならその低価格の恩恵に与った方が良いと相成りました。
それにこの「逆究極感」がまた楽しいですよ。余計なものはそもそもない、という Air らしさが滲み出ていますしね。私は勝手に「MacBook Air 11″ 梅」こそが MacBook Air の中の MacBook Air だと思っております。

横顔は以前の方が好き
横顔は以前の方が好きです。やっぱりこのギミックは心躍ります[ 2 ]。そういう意味では Late 2010 でこの筐体になってなんか普通になっちゃいましたよね。ツンツンしてるところがなくなっちゃった。

スリープのインジケーターもなくなった
前面に用意されていたスリープのインジケーターもなくなりました。何ででしょう、「閉じているときはスリープしているものだから」ということかな。まぁ実際そのとおりなのでこれは構いません。

その他にも OS の再インストールにメディアが不要になったとかいろいろ革新的なポイントもあるんですがまだ体験していないのでよく分かりません。
とりあえず結論として「Mid 2009」以前のモデルを使っているならば買い替えオススメできます。キーボードのバックライトも復活していますし、残念な点は極力ない状態で移行出来るものと思われます。

  • Posted at 23:43 on Nov 23, 2011
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Microsoft Office 2010 & 2011

Microsoft Office 2010 and 2011
Microsoft Office 2010 & 2011。
2010 が Windows 版、2011 が Macintosh 版です。Win 版は6月に発売、Mac 版は10月の発売。

私が初めてオフィスソフトを使ったのは、Windows 版の Word の単品。Version は 2002。小説を書く(編集する)ためです。家計簿やその他諸々 Excel 相当ファイルは OOo(OpenOffice.org)を愛用してきました。
Mac では NeoOffice、その後同じく OOo を触りましたが、結局 Office for Mac 2008 を使っていました。

Version2002 の Word+OOo の組み合わせで長らく過ごしてきたわけですが、それが変わったのが Office 2010 のβです。

マイクロソフト、Office 2010のベータ版を公開 – PC Watch

フルで使うことが出来たのでβテスト開始当時早速ダウンロードして使い始めたらこれが大変。使いやすいのなんのって。Microsoft は本当に Windows 7 で成功した鍵を活かしましたね。
小説を書くのに Version2002 でもまったく不自由しないのですが、さすがにクラシックで不安&つまんなくなったのと、正直「これはもう Microsoft Office でいっかあ」と思ってしまったので Office 2010 を機にスイートを購入。
Office for Mac 2008 もなんら不満はないのですが、Office 2010 の出来の良さに当てられ予約購入。

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  • Posted at 00:21 on Nov 25, 2010
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