初・サンセベリアの花
初めてサンセベリアの花が咲きました。サンセベリアは観葉植物コーナーにはだいたい置いてあるようになりましたね。(cf. Wikipedia)
うちでも一鉢だけ買って例の如く出窓で育てていたのですが、じゃんじゃん芽が出ては株分けし、今では家の色んなところにも出張してもらってます(笑)。
丈夫で手間も少なく済むよくできた子ですね、サンセベリア。
株の中心部から葉が出て伸びていくのですが、この春、葉とはちょっと違うものが顔を出していました。もしかして花芽?と思ったらビンゴ。これがどんどん伸びていって、すかすかで背の高いヒヤシンスのような花の房ができます。
ひとつの花。種類によって花も違うと思いますが、うちのはこのようなクリーム色の花でした。香りはよく分からなかったです。
蕾の房。
咲き終わり頃。満開のところを撮れなかったのですが、全部咲いたときの雰囲気は伝わるかな? とても上品で、華やかでありながらも静かに馴染む、とても雰囲気のいい花です。
僕も適当に育てているのでコツというのはよく分からないんですが、多肉植物なので一般論通り水は控えめに。控えめにというと枯らす方がおられますが、それはあげなさすぎ(笑)。
環境はもちろんのこと鉢によっても土の乾き方は違うので難しいですが、うーん、見極めはまず土の表面をカリカリに乾かすこと。慣れないうちはその状態で土の表面を指でなぞってみてください。少し土の表面を削ったとき、中も「そこそこ乾いていたら(≠カリカリ)」水をたっぷりあげます。表面が乾いてから数日おいた状態ですね。
大事なのは、「日にちを決めて水をあげないこと!!」
気温も湿度も日照時間も毎日違います。もっと言えば日々成長していますから水の吸い具合だって違うはず。だから「乾いてから何日目」とか世話の日程を決めるのは意味ないです。とにかく都度観察して何をするか判断します。
パスタのアルデンテと同じです。おおよその目安までは時間を計っても、肝心のアルデンテはちょくちょく囓りながら判断しますよね、それこそ数秒おきに。そして「今だ!」という時を狙います。味見もしないで言われたとおりの時間で引き上げたパスタなんてイタリア人きっと怒ります。(いや、分からないけど)
あとはもう手探りです。毎日顔を合わせていれば、だんだんちょっとした変化にも気づけるようになります。葉の根元近くにしわのようなものが出ていたら水不足だな、とかね。そうしたらしばらく水あげのペースを上げればOK。
最初にも書いたように、基本丈夫な植物だと思うのでおすすめです。陽はカンカン照りでも大丈夫そう。