カラーネガ現像でOK、ILFORD XP2 SUPER400

冬の木洩れ陽
冬の木洩れ陽。

白黒フィルムにも種類がたくさんあって、とりあえず手頃な値段だったKodakの400TXを基準に始めてみることにしました。
でもその中で気になったのがILFORDの「XP2 SUPER400」。白いパッケージでかっこいい! そして聞いたところによるとフィルムケースも真っ黒でかっこいいらしい。値段は高めなのですが試しにと買ってみました。(フィルムケースは本当に真っ黒でかっこよいです。)

ILFORD XP2スーパー400 135-36枚撮 – ヨドバシ.comの商品ページ

ところが、ががが。撮ったはいいけど現像方法を調べてみると、いわゆるモノクロ現像用のモノクロフィルムではないと。カラーネガ現像でできるモノクロフィルムだったんですね。「カラーネガ現像でもできる」のか「カラーネガ現像でしかできない」のか分からなかったので公式サイトのドキュメントなどをよく読んでみると「モノクロ現像ではできない」でFAのようです。がびーん。無知ってすごい。
ではしょうがない、ということで地元のパレットプラザに持ち込んで現像してもらいました。すごいですね、カラーネガ現像だと店舗の現像マシーンでできるので20~30分で出来上がり。

朝陽
そして出来上がったネガをいつも通りスキャナで取り込んでみて驚きました。今までのフィルムとは全然違う。なんだかすごく滑らか。シルクのようなしっとりとした雰囲気で正直気に入ってしまった。おいおいおい、せっかく自家モノクロ現像できるようになったのに。(笑)
でもたまには撮ってみたいフィルムになりました。しっとり系がお好みの方にはおすすめ!

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  • Posted at 23:05 on Mar 22, 2010
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Mac mini購入v

はじめてのMac mini
はじめてのMac mini。そしてはじめてのデスクトップMac。
モデルは現行機種の下位モデル(MC238J/A)をCTOでメモリ4GBにしました。BTOかと思ったらアップルの場合はCTO。Configure to Order. BTO(Build to Order)との違いは、事前に決まっている仕様のモデルを注文を受けてから組むのがBTO、カスタマイズされた注文仕様のモデルを組むのがCTO、だそうです、厳密には。要するにBTOの製品がカスタマイズされたものであればCTOになるわけですね。(参考
16日0時台に注文して20日に受け取りました。予想より早かったです。CTOの場合は海外発送とのことだったので週明けになるかと思ってました。

Wireless KeyboardとMagic Mouseも一緒に
Wireless KeyboardとMagic Mouseも一緒に購入。ディスプレイはこの記事に写ってるもの。図らずもディスプレイの枠のシルヴァーがMac/Keyboard/Mouseとどんぴしゃでした。

僕個人が買いましたが、使い道は居間に置く家族兼用PC。
母上もパソコンくらい触れるようになりたいそうです。今まで置いていたのは(カスタマイズしまくった)初めてのマイパソコン、SonyのPCV-J12V7。2000年11月18日に購入(関係書類含めまだ全部取ってある)。デュアルブートでWindowsXPも走らせていますが、なにしろ「分かってる人向け」にいじり倒してあるので初めてパソコンを触るにはハードルが高すぎる(笑)。スペックもさすがに低すぎて買い換えることに。
ちなみにParallelsでWindows 7も入れてます。BootCampではなく仮想化ソフトを選んだ決め手はこの記事。

Parallelsだから快適! Macで動かすWindows・10の疑問 – ASCII.jp

使い勝手はいいです。メモリを4GB積んでる機種なら尚おすすめ。

Mac miniの電源アダプタはとても大きい
Mac miniの電源アダプタは本体が小さいだけにとても大きく感じられて初見の自分はちょっとびっくり。

前述のように母上も触るということで(※やるからにはマニアックに教えるつもりです)キーボードは日本語キーボードにしました。入力はローマ字入力で教えていますが、たとえば日英(全角/半角)切替も「Cmdとスペースを同時に押して…」と教えるより「英数」か「かな」を押してという方が分かりやすいかなと。

あと初心者にとっていいのは「マウスは本来1つのボタンであるべき」というアップルの考え方でしょうか。(自分はMacではマウスの副ボタン機能は切ってます。)
ものづくりにおいても思考パターンにおいてもパソコンのフォルダ分け規則にしても「同時出現の選択肢は少ないほどいい」というのが僕の考え方なので(その分結論までの手数=階層は深くなるが、ひとつの位相で迷うよりいい)、「マウスの左側を押して」とか教えないでいいのは楽でいいです。(笑) 副ボタンというものを教えることはしばらくないでしょうね。

個人的な予想ですが、そう遠くない未来(例えばこの先2年とか)にアップルはマウスをやめると思います。キーボードにトラックパッドとして融合させるのでは。このところのジェスチャーへの力の注ぎ方をみると「マウス」というデバイスの存在はアップルがなくしたいもののひとつではないでしょうか。Magic Mouseも機能的にはものすごく中途半端なデバイスですから。Magic Mouseでアップルが暗に言いたいことのひとつは「ほら、ボタンなんていらないでしょ?これならそもそも平面(=マルチジェスチャーで全て出来るトラックパッド)でよくね?」ということではないかと。高機能なマウスという外部デバイスが欲しい人は今まで通り自分で好きなの買ってね、と。
名前も “Keyboard” とか “Mouse” とか “TrackPad” とかはやめて “The Interface” とかにしそうです。

さてさて、言うまでもないことかもしれないですが、新しいMacで一番遊んでるのは僕です。
新しいMacの匂いって好き。新品のApple製品以外ではかいだことのない匂い。気分を味わうために香水で欲しいです。それでお風呂に入れたり。(えぇ!?

オンシジューム2010

満開のオンシジューム
満開のオンシジューム。(左下のピンクはこのシクラメン。まだ蕾も出てきて咲いてます!)
自室で育てている蘭はひとまとめに載せようかと思っていたのですが、待っているとずいぶん先になりそうなので^^; すでに咲いてくれたオンシジュームを。これは今年で5年目ですね。毎年咲いてくれます。これを撮ったのは2月4日。
去年満開だったのは1月29日前後。大体毎年1月の終わりから2月の始めにかけて咲きます。蘭は長い間咲き続けるものもあるようですが、これはそんなに長くないですね。1~2週間といったところでしょうか。

鳥のような花びら
鳥のような花びら。

百花繚乱
一種類だけどまさに百花繚乱。ヴァニラのような香りも立ちます。

今年も咲いてくれてありがと
今年も咲いてくれてありがと。今はもう花枝を切って葉っぱだけになっています。
そうだ、花も終わったから栄養水あげなくては。普段は頃合いを適当に見計らって水道水をあげてるだけです。水苔なので水を張ったバケツに鉢を浸けておく方法。正しいのか分かりませんが、5年連続で咲いてくれてるところをみるとあってるのかな?(笑)

  • Posted at 22:05 on Mar 20, 2010
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鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏

鶴岡八幡宮の大銀杏
鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏の倒木の知らせは衝撃でした。何と言うか、う~ん。言葉になりませんね。
過去の自分よ、撮っておいてくれと願いながら写真フォルダを探してみること二日間。撮っていました。2006年2月12日撮影。よくやった!!
2月なので枝落としした状態の大銀杏ですが、ここに記念として掲載します。

鶴岡八幡宮の大銀杏
トンビが小さく写っていますね。このあたりはトンビが「ピーヒョロロ…」と鳴きながら空に弧を描いています。

青空に映える
これが倒れたなんて

こちらはその倒木の知らせ。日経新聞の記事です。
日経新聞、2010年3月10日夕刊
日経新聞、2010年3月10日夕刊。
この時点では「回復不能」という知らせでしたが、12日の時点では「もしかしたら…」ということになっていました。
日経新聞、2010年3月12日夕刊
日経新聞、2010年3月12日夕刊。

ただどうなんでしょう。自然倒木なので寿命とも取れます(付近の土が長年の来客者に踏み固められて根へのダメージにもなっているかもしれないけれど)。復活計画にテクノロジーが関わっていいものか私自身まだ考えている途中ですが、逆にこういう時こそのテクノロジーとも言える気もします。
今あるものはいずれ朽ち果てて、そこにまた長い時間をかけて新しい環境が生まれていくというのが自然という世界。朽ち果てたものをまた復活させるというのは難しい問題です。技術的なものよりその行為の意味が。
ムスカ大佐なら迷わず「大銀杏は滅びぬ、何度でも甦るさ!鶴岡八幡の大銀杏こそ人類の夢だからだ!!」と言うでしょうが。(笑)
根本から自然に芽が出てくるといいな、と思っています。新しい大銀杏が樹齢1000年になる頃、どんな世界になってるんでしょうねえ。そもそもこの辺りは海抜も低いと思うので海に沈んでるかもしれないですね。海からひょこっと飛び出る大銀杏。かっこいい…。

AirPort Extremeを買い換え。GbE対応の有無とCAT5/6を検証

おにゅうのAirPort Extreme
おにゅうのAirPort Extreme(型番:MC340J/A)。
Appleよ、頼むから製品仕様のページに型番を明記して…。数世代みんな同じ顔なんだからっ!

「AirPort」が日本では「AirMac」なのは商標の関係らしいですよ。(cf. Wikipedia

我が家の契約ネット回線はADSL(下り12Mbps/上り1Mbps)です。光は4,500円を切るまで待ちです。というか正直自分のインターネットの使い方では光回線の速度を必要としていません。現状下り7~8Mbpsほど出ているので「遅いな」と感じることがほとんどない。もちろん光にすれば「うぉっ速っっ!!」となるんでしょうが、料金増(月額約2,500円のアップ)を甘受するには今ひとつ決定打になっていません。動画サイトを見ることもほとんどないので「うま味」がちょっとすぐには想像つかないんですね。
ひとつ思い当たるのはWordPressのセットアップ(ウェブに本体をアップロードするとき)くらい? まぁこれも滅多にないものね。

それよりもスピード不足が深刻なのはローカルネットワーク。メインマシンはAirPort Extremeを有線で介してサーバとやりとりしています。
そこで問題が。私のAirPort Extremeは最後のGbE(ギガビットイーサネット)非対応モデル(型番:MA073J/A)><。世代ごとの仕様一覧は英語版Wikipediaのページが分かりやすいです。
PCもサーバもGbE対応なのに、ルータが非対応のため速度限界は100Mbps。これはバイトに換算すると12.5MB/sです。(ちなみにネット回線の12Mbpsは1.5MB/s。実測7Mbpsなので大体880KB/s。)
ローカルでこの速度はさすがにきつい。サーバを立てたことによってGbE対応のAirPort Extremeが恋しくなって購入した次第。

購入したのはAmazon。10%引きで15,120円。Amazonではアップル製品でも10%引きになることがあります。しょっちゅう5%引きと10%引きで変わっているみたいです。急ぎでない場合はウィッシュリストに入れて様子を見るといいかも。
Apple AirMac Extremeベースステーション MC340J/A – Amazon.co.jp

サーバとのやりとりは当然有線で
サーバとのやりとりは当然有線で。インターネット(現状100Mbpsが限界の世界)なら無線で事足りるようになりましたが、単体ファイルでGBクラスを扱うローカル環境では話になりません。
USBポートに繋いでいるのはプリンタ。2001年の9月に購入したhp deskjet 930c。もう8年半動き続けています。偉い。超偉い。

ついでに色々試してみたので簡単な開封レポと合わせて紹介してみます。

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